第54話 癒し
『ぷはぁ!!風呂上がりの牛乳は最高だなぁ』
俺は風呂上がりの牛乳を堪能したらすぐに特訓に戻る。
心臓に集めるねぇ、集めてどう派生するのかが分からぬ。
ソファーの上で3人仲良く喋ってるもんだから
百合の波動を感じる!!百合の中に入る奴は死刑なりというヲタクの精神を破りたくはない!
が、しかし!話し掛け辛いけど俺の力の向上の為だ. . .すまん
俺はスイに声を掛け理由を訊ねる。
『あぁそれはね、特に理由はないんだよ。
1箇所に集める練習ならどこでもいいんだけど、やっぱり主には強くなって欲しいから1番難しい心臓かなって話だよ!』
上目遣い+満面の笑みで言われると期待に応えねばと思ってしまう。うん可愛い!
『そゆことね』
『うん、そゆこと』
『んじゃ俺は自分の部屋で特訓続けてくるわ』
『頑張れ主!習得したらご褒美上げるから!』
『ケイさん頑張ってくださいね!』
『主様、頑張ってください!応援してます!』
俺ってなんて幸せ者なんだろう
俺、この子らの為に一生掛けてもいい!!
幸せを噛み締めながら俺は部屋に戻り再開する
▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷
あれから2時間程たっただろうか
──スーン、スーン───
俺が今日アヤネさんと連絡が取れるように作った腕輪が淡く光っている。
『あ、あれ?これで合ってるのかな??
ケイくーん?聞こえるぅー??』
『うん、聞こえてるよアヤネさん』
『あっ!聞こえた!これ凄いね!』
江戸時代の人がスマホを触ったらこんな事を言うのだろうか。アヤネさんの反応を見てそう思ってしまった。
『どういたしまして。どうしたのアヤネさん?こんな遅くに?』
スマホを見ると日本時間で22時と表示されている。
『なんていうかケイくんの声を聞きたくなったから?∕∕∕』
グハッ!!
おぉ、童貞の心を射抜く言葉をそんなにハッキリ言わんといてください。
いや、言われて嬉しいけどなんつーかこっちも照れるんだよ!!
『あ、ありがとうございます...∕∕∕』
『そうだケイくん、私皆の前で君に告白したじゃない?』
『は、はいそうですね∕∕∕』
『私は返事はいらないから』
『へっ?』
間の抜けた声を出してしまった
『あ!えーとね、勘違いしないで欲しいんだけど別に悪い意味じゃないんだよ?
帰ってきたらデートしてくれるって約束してくれたし、私はそれだけでも嬉しいから!!』
そう早口で言うアヤネさんはとても可愛くて
なんで俺がこの人に好意を寄せられたのかが不思議なくらいだった。
そっから30分程会話を続け、そろそろ寝るとアヤネさんが言ってきたので通話を切る事になった。
『おやすみなさいケイくん!』
『うん、おやすみアヤネさん!それと1つ言い忘れてた!』
『何かなケイくん?』
『俺もアヤネさんの事は好きだよ!∕∕∕
それじゃおやすみ!!!』
──シーン─────
ふぅ、俺はなんて事を言ってしまったんだ
あのピンクな空気に侵食されたか?
うわぁああああああああぁぁぁ!!!
死にたいいいいいいい!!!
恥ずかしすぎて恥ずか死しそう!!
よし、俺も寝るぞ...そうだ!素数を数えれば寝れる!
そこからの記憶は曖昧で起きた頃にはいつ寝たのかは忘れてしまっていた。
<あとがき>
皆さん元気でしょうか
私は元気です。原神のアプデ情報公開されましたね。
金が幾らあっても足りぬ。゚( ゚இωஇ゚)゚。
とゆーことでお年玉投入です!
2021年残り僅か!悔いのない一年にしてください!!!
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