第47話 軽くって言ったよね?

俺は少し休んでから、スイと一緒に新しいスキルを覚える為、絶賛鍛錬中だ。


──時を遡る事20分前────


『なぁスイ?スイは何を教えてくれんの?』


『僕はねぇ《魔力操作》と《無詠唱》を覚えて貰うよ!』


おぉ、異世界定番のスキルじゃん!

これを覚えると一気にチートになるやつだろ?


『まず主に風・水・土・火・光の基本5属性の適正はないと思った方が良いよ。』


え?なんかキッツ!


『使えない事はないけど、今のままじゃ使えない。そこで魔力操作の参上!って言うこと

これを覚えると多分主は全属性を人並み以上に操れるはずだよ。それと主は職業魔法って呼ばれてる無属性とその禍々しい黒い剣の闇属性との相性が良いから、もっと強くなれると思う』


『それってさ?俺がユキとかスイより強くなれるって事?』


『それはどうだろ?戦い方にもよるんじゃない?ユキの2割の力をある程度避けれてたし、まぁ多分無理だと思うよ...』


スイはハハっと可愛いらしく笑っており非常に癒されるのだが、とても気になる言葉があった


『アレってユキの2割なのか?』


『そうだよ』


『マジ?』


『うん、マジマジ』


『マジかぁー....』


すみません、アレを全力だと思ってました

こりゃ勝てねぇわ!まあ気合いと根性すよね

バッドティーチャー鬼塚先生!略してBTO!


『それじゃ初めよっか!』


『お願いします....』


『まぁユキとの戦闘で疲れてるだろうから軽くしよっか!』


やった!楽できる!!


『主の得意な魔法を使って感覚を覚えようか』


『俺の得意な魔法?召喚系とか錬成も一応魔法だよな?』


『それじゃ、体の中から魔力を心臓に集めるイメージをして、それを感覚的に出来るようにしないとダメだから!意図的じゃだめ!会得じゃないの!体得!この違い分かる?』


あれ?なんかスイの言葉遣いが強くなってる?


『分かったよ、よろしく』


『それじゃ軽く1時間くらい心臓に魔力を集める練習をして!』


ん?1時間?今が午後4時だろ?

5時じゃん!?暗くなるよ?

スイはご飯どうすんの??



<あとがき>

SAOを見て興奮状態の凪津です!

とりあえず更新できました!

検定と期末テストあるので更新が遅れるかもです。

作品のフォロー、♡と⭐⭐⭐よろしくお願いします








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