第37話 死神

俺は絶賛ピンチのバーゲンセールだ。


解決策が思いつかない。


『主様、どうしましょうか』


ユキが俺に気遣って声を掛ける


『無理だな、解決策が思いつかない』


『ケイくん、私の事を気遣ってるのなら私なんか気にせず逃げて。そうじゃないとケイくん捕まるよ!』


アヤネさんはそう言うが俺にはどうしようもない。



クソ、こういう時に限って何も出来ないのが痛すぎる。


『主!来るよ』


スイの掛け声と共に数人が俺に襲いかかってくる。


『っぶねぇ!!』


コイツら室内で思いっきり剣を振り下ろして

きやがった。


まぁギリギリで避けれたけども、マジ危ねぇ


『アニキ!俺らも参戦しますよ!』


チンピラ達が加勢を提案してくる。


『ありがてぇがダメだ!お前らまで同罪になるぞ!つか俺より弱いんだからとりあえずアヤネさんを守ってくれ!ここじゃ本気をだせないからよろしく!』


『聞いたかぁ野郎共ー!!とにかくアニキの邪魔はするなよ!!』


『すまん!頼む』


おい、クレハ!俺の気力やるから起きろ!!


──ほぉ、ついに来たか。それじゃ遠慮なく

貰おうではないか!───


すると俺は体から何かが消えて無くなる感覚にあう


するとどこからか声が聞こえてくる。


───自分ニ害スル者ハ殺セ───


『デスサイズ......』


俺がそう言うとクレハが片手剣から大鎌に変わる。


その鎌はとても禍々しいオーラを放っており、触れたら一瞬で死をもたらす事を安易に想像させる。


『臆するな!!敵はたかが1人!こちらは30を超えている!数の利で勝利を掴むぞぉ!!』


隊長と思われる男が騎士の士気を高める。


『うるせぇから黙れよ......』


スパッ........


俺は感情に任せて鎌を横薙ぎし、隊長の首を切り落とす。


『まず1人.....』


『『『えっ.........』』』


ギルドの中にいる殆どの人が俺が躊躇いなく殺した事に驚いている様子だ。


しかし今の俺はどうでもよかった。


ただ俺の幸せを壊す者を殺す。

この感情しかなかった。



『ほら、次はお前らだ.....』


そこからはただの蹂躙という名の殺戮だった


そして最後に殺された騎士の最期の言葉は








死神................



そう言いこの世を去った。




<あとがき>

ども、プロセカで爆死し原神でも爆死した凪津です!!

最近リア充多いなぁーと思いながらハーレム物書くのは少し微妙な心境です。はい


まぁ雑談は置いておいて、作品のフォローや

応援、♡と⭐⭐⭐を押してくれるとありがたいです!これからもよろしくお願いします!


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