第35話 パーティー名を決めよう

『上級魔法使いの聖属性か、えぐくね?』


『ふーん、聖属性かぁー。それじゃ僕達と相性良いじゃん!神獣だしね』


するとアヤネさんが質問をしてきた


『ケイくん、この子なんて呼べばいいの?名前きいてないんだけど?』


『あぁ、それならユイだよ。ごめんアヤネさん伝え忘れてた』


『いいのよ、ユイさんのLvは25ね。これからよろしくね!多分聞いてると思うけどアヤネよ、あと負けないから!』


アヤネさん、何に負けないんだ?


『こちらこそよろしくお願いします、アヤネさん。それと私も負けませんから!』


え、だから何に負けないんだよ?


『それじゃ、ケイくんパーティー名決めちゃおっか!』


『パーティー名ですか?』


あれ、一応俺とユキとスイの3人でパーティー組んでたんだけどな?


『そそ、2人3人でもパーティーは組めるけど4人以上になると名前を決めないとだめなの』


なるほどー、また名前決めか...


『どうする皆?俺的に皆の意見取り入れたいけど?』


3人ともうーんと言いながら顎に手を当てて、考えるポーズをする。


『それなら僕いいの思いついたよ!』


スイが自信ありげに言ってくる。


『お!それじゃ教えてくれ!』


『えーとね天狼と主の名前を合わせて<恵水>ってのはどうかな?』


すまん、俺のケイは恵じゃないんだわ

言ってないのも悪いけど俺のケイは蛍なんだわ


『ごめん却下...』


『ガーン...!!』


リアルで聞くのは初めてだなこれ


『考えてくれてありがとなスイ』


俺はそう言いスイの頭を撫でる。


スイも撫でられたことで少し元気になったようだ。


『『『ズルいよ』』』


『な、なんで??』


俺はそこらのラノベの難聴系主人公ではない!

でもなんでアヤネさんまでそんな事言うん?


『私も考えたら撫でて貰いますよ!主!』


ユキはそう言うが、俺の撫でってそんな価値あるか?


『まぁいいけど』


するとスイを除いた3人がよし!と小さくガッツポーズをする。


『それじゃあ<白き剣>とかはどうですか?主様?』


いや、クレハ黒いじゃん!


『ごめん却下』


『うっ...』


『ありがとなユキ』


そして撫でる


そこから30分程考えるが何も良い奴が浮かばずに保留ということでその場は静まった。



<あとがき>

どもー凪津です!やっとケイくんの漢字が判明しましたねー!まぁ正直どうでもいいんですけどwwwまぁ蛍はイイ漢字じゃないすか?

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