第34話 恥ずいからやめろ

『おい、なんでいきなり俺が兄貴とか言われてんの?理解が出来ねぇ』


『僕も驚きだよ、ハハ...』

『同感ですね』


ユキとスイは苦笑いを浮かべている


『アニキ、今日はどうしたんすか?』


コイツって前アヤネさんとカジノの帰りにぶっ飛ばした奴だよな?


『ちょっと待て、何で俺が兄貴呼ばわりされなきゃいけねぇの?そこが疑問なんだけど』


するとギルドにいるガタイのいいチンピラ共がそりゃあーと言って答えを出している。


自己解決するんじゃなくて答え教えろよ!


そう思ってしまった。


『えーとまずは普通に兄貴が美人さんと美少女と一緒にいて羨ましさがあり、俺たちもあんな風になりてぇー!的な羨望と今度は王女さんを救ったらしいじゃないすか?それが王女さんと一緒に旅する為とか聞いたらカッケェ!!ってなりますよ!まぁ最後は僅かながらのひがみから来る嫌がらせっすね!』


『おい、1番は最後の理由だろ?!ざけんな

そこぉ!兄貴コールすんな!恥ずいんだよ!やめろ!』


するとアヤネさんが近寄ってくる。


『ケイくんお久しぶり!凄い事になったね』


『アヤネさん!笑わないで助けて下さいよー』


『どうせすぐ収まるわよ!それまでの辛抱だね!頑張って!それで今日は大方そこにいる王女さん似の美少女の冒険者登録でもしに来たんでしょ?』


あれ?最後棘があるな?


『そうなんですけどぉー、アヤネさん怒ってます?』


『いや、怒ってないわよ、ただケイくんは会う度に女の子連れて来るから怒ってるとかじゃないのよ!たまには私とも休日に遊んでくれてもいいのに...』


『はは、すみません。それでお願いできますか?』


『もちろん!ケイくんの頼みだからね』


『それじゃぁーこっちに来て君』


『は、はい!』


『ユリ、ユイ落ち着いて』


『す、すみましぇん!!∕∕∕』


うん今日も絶好調で可愛いな!





ユリィside

(この方がケイさんが言っていたアヤネさん。

とても美人な方ですね。しかもケイさんに好意を抱いているようです。ここは負けられませんね!まず、登録が先ですけど...)




アヤネside

(ケイくんが新しい女の子を連れてきた!これは一大事だわ、それにきっとこの子噂の王女様よね?ギルドは中立だから身分は関係なくランクで決まるから対応は同じでいいですよね?

それとこの子には負けたくないわ!女の勘が告げているからね)



『はい、それじゃこの石版に触ってくれる?』


『分かりました。』


ユリィが石版に触れると文字が浮かび上がってくる。



職業:上級魔法使い<光>


スキル

魔力自動回復

光魔法

回復魔法

光の壁


装備

最上級のローブ ※ 身体強化付き






<あとがき>

夏休みが恋しいなぁー!課金してぇー!

勉強したくねぇー!課題が終わってねぇー!

彼女欲しいぃー!!ハーレムつくりてぇー!

見苦しい所をお見せして申し訳ございませんでしたwww

失礼しますー...

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