第31話 過小評価と必殺コンボ

*ユキのケイに対する呼び方を主から主様に変更致しました事をお伝えします


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今俺はとんでもないことを言ってしまった。


いやこれは事実だから!うん大丈夫!大丈夫?


『あ、あ主!!そんな冗談はダメだよ!』


スイが動揺しながら俺に抗議をしてくる。


『そうですよ主様!いきなりなんて事をいうんですか?!か、か可愛いだなんて!∕∕∕』


ユキもご覧の通りだ


ユリィに関しては耳まで顔を真っ赤に染めて

頭から湯気を出し俯いている。


これやり過ぎたか?


え、でも他に何て言えばよかったのか?


まぁいいか


『ユリィもそうだけどお前らには自覚が無さすぎる。何で俺が毎回ギルドでチンピラに絡まれるか分かるか?』


『それは主がアヤネさんとイチャイチャするから...』


『ブッ!!?』


俺はスイの一言で吹き出してしまった


『アヤネさん?』


『ど、どうしたユリィ?』


ユリィの目から光が消え、俺に教えてくれと無言の圧がかかる。


『アヤネさんは綺麗な受付嬢のお姉さんですよ。色々とケイさんを気に入ってるみたいで』


ユキがトゲのある言い方をする。


あれ、何で俺が怒られる雰囲気になってるの?


ちょっとここは強引に行かないとやばいな


『違うから、アヤネさんもだけどお前ら目当てにチンピラが寄ってきてるんだよ!』


コイツら自分達を過小評価しすぎではないか?


『まず、男は皆が悪い狼とかいう言い方するけど、大抵がそうだ。そりゃー例外もいるぞ?

でも男っていうものは出来るなら可愛い女の子と居たいって思うんだよ。それなのに俺みたいな急に現れたやつが今まで狙っていた女の子が急に引っ付いていったらそりゃ怒るわ!俺だってお前らみたいな美少女がいたら仲良くしたいし、少しエッチな気分にもなる!!』


ん?あ、やべぇ。勢い任せて言ったけど最後の言葉は要らなかったな。


しょうがないじゃん?だって両手に花状態なのに何も出来ないって?まぁそれは俺がチキンだからなんだけど...ハハ


『ケイさんは私達を見てそ、そのえエッチな事をしたいと思うんですか?』


ユリィが少し恥ずかしそうに顔を赤くして上目遣いで聞いてくる。


そのコンボはやばいって、ただでさえ美少女の上目遣いは必殺技なのにプラスで赤面はアカンですよ!


それにしてもコレは困った。

ここでめっちゃエッチな気分になる!とか言ったら絶対に幻滅される。それだけは嫌だ!


『そりゃあ出来るならそういった事はしたいよ、男だし』


『や、やっぱりケイさんは...』


そこで俺は言葉を続ける


『でもな、俺はそういうことするにはやっぱり順序があると思うんだよ。ただただ欲の為に相手の意志を無視してするのは駄目だと思うし

そういう奴は屑だ。俺はそういった奴にはなりたくないんだよ。』


俺の紳士的な対応!さすが俺!


『そ、そうですね。私も好きな人としたいですし、ケイさんの意見には賛成です。』



そこからはもう遅いし寝ようと言い。


ベッドでユリィと獣化したユキとスイが寝て

俺は床に布団を敷いて眠りについた。



<あとがき>

どもー凪津です。更新遅れてすみません

理由はただのサボりですねw

なるべく2日に1話更新が出来るならやって行こうと思ってます。

そろそろ夏休みも終わりそうで急いで課題に取り掛かってます。

応援、♡と⭐⭐⭐や作品のフォローよろしくお願いします。

それでは失礼します。

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