第29話 料理と事件

さて今回は何をつくろうか。


最近余り食べれてないとユリィは言っていた。


『ユリィ、なんか食べたい物ってある?』


『私はケイさんが作る物なら何でもいいですよ!まぁ強いて言うならケイさんの郷土料理を食べてみたいです!先程からお2人が主の料理を食べると元気になるんだ!と言ってますので気になって』


うーん食欲がないなら食べやすい物だな。


おにぎりとかいいなー!具材も色々あるから飽きないだろうし。それと味噌汁を作ろう!


そこから俺は10分程掛けて料理を完成させた。


『はいこれ、この3角の奴がおにぎりで、この茶色いスープが味噌汁ね。晩ご飯には少し足りないなら何か作るけど?いいか?』


『はい、大丈夫です。ありがとうございます』


『それじゃ、いただきます!』


俺の合掌に不思議そうに見るユリィ


ユキとスイは以前の主も日本人の為いただきますには慣れているらしい。


しかしユリィはそういった接点が無いため俺の行動が不思議なようだ。


『ケイさん、いただきますとはどういう意味があるんですか?』


『あぁ、これは俺の国では食事の時に言う言葉でな、意味はこの料理を食べれるのは命を頂く事だからな。それと食べたい時に食べれない人達もいるから今食べれる事に感謝を言ってるんだよ!そして食べ終わったらご馳走様と言う!』


『それはいい事ですね!私もこれからやりますね!いただきます!』


うん、美味い!さすが俺!!神様どうもありがとう!


やっぱりおにぎりと言えばシャケにツナマヨ

昆布に塩、梅干しなど色々あるから良い!


俺は特にシャケが好きだ!


ユリィは梅干しを食べて変な顔をしている


あ、これシャッターチャンスでは?


ピコッ!!


よし、美少女コレクションにまた1枚増えた!


『あ、あの薄い板です!たしか名前はすまほ?でしたっけ?』


『そうそう、やっぱりご飯を美味しそうに食べて貰えると嬉しいからな!つい撮っちゃった』


流石に俺がてへぺろとは言えない...


そしてご飯を食べ終わり部屋に戻ってお風呂に入るまではよかったが、事件はそこで起きた。


その事件とは寝るスペースがない


この部屋はダブルベッドが1つ。


いつも俺が半分を使いもう半分を2匹が獣化して寝ていた。


しかし今は人が2人に動物2匹。


しかも片方は年頃の女の子だ。歳も俺と1つしか離れていない。


この世界では15が成人らしい。


ここは俺が発言しよう。うんチキンだからね...


『ユキとスイはいつもの様にベッドでユリィもベッド、俺は床に布団を敷くから...』


よし、これで良い!うん危機は回避された!

そう思ってた時期が俺にもありました。はは...


『えー僕達主と寝れないの?嫌だよ』


『ケイさん!私のせいで床で寝るなら私が床で寝ます!』


なんで?!この子ら羞恥心無いの?


俺は多分寝れないぞ!


『1つだけ言わせて貰う!』


『は、はい...』


ご、ゴくり


『ユリィもユキもスイもめちゃくちゃ可愛い』


『『『へ?///』』』



<あとがき>

最近は雨が凄く外に出れてない凪津です!

イラストは挫折しましたwww

自分のキャラを描くのは難しいですね

描けたら近況ノートに画像を貼ろうと思います

次回は勇者sideの話にします。

応援、♡と⭐⭐⭐、作品のフォローよろしくお願いします!!

それでは失礼します。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る