第28話 チキンなんです、ごめんなさい

俺はある意味王女を拉致してしまったのではなかろうか?


いや大丈夫なはずだ。ユリィは最後にジークに対して『行ってきます!』と嬉しそうに言ってたし小旅行だよな?な?


今はいつもの宿にいる。


『ケイさん大丈夫ですか?』


ベッドの上に座っているユリィが心配そうに俺を見てくる。


もちろん俺は椅子に座っている。

ユリィが隣が良いと言ってきたが俺はチキンなので 無理でした。ヲタクには少し刺激が強いです!だって美少女からのお誘いは死ねる。


『ん、いや少しな。これってさ王女拉致とかの罪にならない?』


『わかんないですね、父ならやりそうですけど. . .それとありがとうございます!私を迎えに来てくれて!』


別に迎えに来た訳では無いんだよなー


ユリィには会いたかったけどここまで大それた事する気なかったし、まぁ過去は過去!今を大事にポジティブになろう!


『いいよ、俺がユリィと話したりしたかっただけだしね。とりあえずユリィはその目立つ服をどうにかしようか』


『そ、そうですね。ドレスだと歩きずらいですからよろしくお願いします』


ユリィは西洋物のお姫様みたいなフリフリの派手なドレスを着ており少々どころか、かなり目立ってしまう。


服は錬成で作れるよねきっと


『俺がとりあえず服は作るよ。ユキとスイは着替えを手伝ってあげて。さすがにそのドレスは1人では着替えにくいと思うから』


『分かったよー!それと僕達の服も作ってよ!』


『そうですね、私も新しい服が欲しいです!』


『了解、とりあえず作るね!!』


『錬成』


まずはユリィ用だな。


動きやすい服と言えばジャージ?いやダメだ

お淑やかな子にジャージは似合わない!

似合う子がいるとしてもユリィには合わない

よし、決めた。


まずは短パン、そして動きやすいように通気性の良い、運動用のTシャツを作る。あと髪を結ぶ用にヘアゴムをつくるか。


そしてローブだな。これはエンチャントしよう


今まではまあまあな装備だったが、今は最上級の装備になる!なのでローブも最上級の物になる。しかし見た目は素朴な物で高級感が出ておらず完璧だ!

エンチャントは身体強化にしよう。


エンチャントは自分の持っているスキルを物に付与できるとの事だ。


『はい、これユリィの服ね。一応ローブには身体強化を付けたから安心して』


『ありがとうございます!ケイさんは凄いですね!ほんとに上級職でないのが不思議です』


『俺は下級職でよかったと思うよ。

コイツらにもユリィにも出会えたし、冒険者もなかなか楽しそうだからな!』


そこからは2人の服も出来上がり少し早めの晩ご飯となった。


なぜかユリィは目を輝かせ俺がどんな料理を作るのかを見ていた。




<あとがき>

ども(。・ω・)ノ凪津です。

最近面白みが足りない気がするのは気のせいでしょうか?

設定加えすぎるとダメなのでこれからは考えようと思いました。

それに恥ずかしながらキャラの特徴を忘れたりするのでこれではやって行けないんじゃないかと思ってしまうこの頃です。

まぁ暗い話は置いといて。

最近絵を描いてるんですよ!なのでこの作品のキャラを描いてみたいなと思い努力中です。

応援、♡と⭐⭐⭐、作品のフォローよろしくお願いします。

それでは失礼します。

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