第27話 先輩 後輩 先生

『ねぇーアリちゃん?君の送った子が何か凄い事になってるよ?』


私ことアリシアをアリちゃんと呼んでいるのは

料理の神様である、磐鹿六鴈命。

通称みこと先輩。


『みこと先輩、ケイさんがどうかしたんですか?』


『え〜とね、今ぁ〜騎士団長と死闘を繰り広げてるね!それと一気に加護を3つもGETしちゃってるよ!』


確かケイさんのスキルはみこと先輩、ナミちゃん、最後にへーパイストス先生の恩恵を貰っていた。だったよね?

それと最初に私の加護を授けたから、現在4つ?!


『アリ先輩、俺の加護が1つ持ってかれたけど何でぇ?先輩の子少し異常だよ!』


私の目の前に少しボーイッシュな女の子が現れる。この子が召喚の神ナミストネバである。


『やっぱりこれって先生にもバレてますよね?』


『確実にバレてるね、アリちゃん』


これを聞いて私は少し気が遠くなる。


神達は自分の送った子に対して自分の力を少しだけ与えるのだが、ケイさんは4人の神の力をかなり引き出せる。ここまで異常分子が生まれてしまうと、バランスが崩れると言われている


『おい、シア!あの少年そのうち死ぬぞ!』


今度は後ろから声が聞こえます。その声は中年男性のような声で低めで、ダンディーな感じです。彼はへーパイストス、創造の神様です


『先生、どういうことですか?ゼウス様はそこまで命を刈り取らないと思うんですけど』


『違う、そうじゃない!少年が俺の力を使ってある武器を作りやがった!』


先生は少し焦った様子で話ます。


『あの少年、死神シリーズを作りやがった。

しかもオリジナルだぞ!素人が持って良い武器じゃねぇ!』


死神シリーズ、それは神なら1度は聞いた事のある名前です。

神話の時代、私達の先輩方が地上にいた時に神殺しを目的としたとある集団で凄腕の鍛冶師が作り上げた3つの武器です。基本神は不死身なのですが、その攻撃をくらってしまうと神力が漏れ出て力を失ってしまうと習いました。今は死神シリーズ全てが破壊されており危険は無いと言っていました。


実際に先生は死神シリーズと戦闘経験があるようで、ギリギリの戦いだったと語っています。


『おいシア!事の重要性を理解してるのか?今すぐ呼べ!そして説教してやる!』


こんなにも早く再開のチャンスが!ケイさんには少し悪い気がしますが先生の説教が終わったら沢山お話したいです!


『シア!聞いてんのか?』


『す、すみません、考え事を...』


ケイさんをこちらへ来るように交信を試みる。

しかし何故か私の交信が弾かれてしまった。


え?どういうこと?!


『先生、弾かれました...』


『マジかよ...まぁ良い、また今度の機会にでも俺が連れ出してやる』



ケイさん、どうか頑張ってください




<あとがき>

すみませんでしたぁぁ!!!!

投稿おくれました!申し訳ないです。

しかも期間空けたのに話が下手ですみません

これから頑張りますので何卒よろしくお願いいたします。応援、♡と⭐⭐⭐、作品のフォローをよろしくお願いいたします!

短いですがこれにて失礼します








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