第2話 マウント系リア充
どうも初めまして。作者の凪津です!
コレが自分の初めての作品になります。
いいねや⭐⭐⭐にして頂くとやる気が出て投稿ペース上がるかもしれないです。
応援よろしくお願いします!それでは失礼します!本編をどうぞ!!
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転移して約1週間が経った。
俺がこの1週間で何をしたのかと言うと。
料理人と召喚術士の職業Lvを上げていた。
既に俺は料理人の職業Lvをカンストした。
Lvの上げ方は単純でその職業に見合った行動を行うことでLvがあがる。料理人だと色々な料理を作ることで経験値が入る。
召喚術士はまだLvは1のままである。
このハズレ職業でも中々使い勝手が良く結構
楽に生活が出来る。
中でも料理人のスキルが凄かった。
<切れ味強化><下級魔法><麻痺・毒無効>
<刃物作成>等と何かと便利である。
これらのスキルはカンストするとGET出来た。
他にもスキルはあるみたいだが現状では条件が
揃わずにGET出来てないままである。
今日は全員に集合が掛けられている。
理由は俺も聞いていない。現地に行けば分かるとアレクサンダーは言っていた。
『皆さん、お集まり頂きありがとうございます。今日はパーティーを作って下級ダンジョンの攻略をして頂きます。その為に職業に合った
装備を私達が用意致しました。』
神室には聖剣とか言う奴をアレクサンダーは
渡す。そこからどんどん順番は進み上級職業の殆どにチート武器と思われる物を渡す。
中級職業の人達には1級品の武器を配っていく
最後に俺の番だ。
そして俺の所にアレクサンダーが歩いて来る。
『ケイ様、大変申し訳にくいのですがあなたに適正のある装備がありませんでした。本当に申し訳ございません。』
分かってた、うん、俺分かってたよ。
どうせ下級職業なんて生産職でしかなくて
戦闘に向いてないんだよ。まぁ良いよ、俺には
一応下級魔法があるからどうにかなるさ!
『いえ大丈夫ですよ、そもそも召喚者に下級職業の人なんて今までいなかったんですよね、自分に適正が無いのは自分の問題なんで気にしないでくださいよ!俺、こう見えてタフですから!』
そう言うとアレクサンダーは腕輪を渡してきた
『この腕輪は、召喚術士専用の腕輪です。すみませんがこの下級装備しか現状揃えることしかできませんでした。』
『すみません、ありがとうございます!
あるだけ心強いですからね。あの、腕輪の効力ってなんなんですか?』
正直腕輪は合っても無くても変わらない気がするが、もしかしたらがあるかもしれない。
『はい、その腕輪は召喚する時に通常では供物を捧げ、召喚するのですがこの腕輪を付けていれば魔力で代替できます。』
あっ、これ強くね?いやあれか、根本の魔力が
なければただのアクセサリーでしか無いのか。
俺って魔力あるのかなー?あって欲しいなー。
『分かりました!何から何まで準備頂きありがとうございます。』
そう俺が言うとお辞儀をして、アレクサンダーは皆のいる方へ歩いていった。
『それでは皆様方、3人1組でパーティを組んでください。』
そう言うとクラスメイト達が次々とパーティーを組み出す。バランスが良くなるように殆どが
前衛、中衛、後衛の3人組で組んでいる。
幾つかは、全員前衛や2人前衛で1人が後衛の
パーティーもある。
それをじっと見つめていた俺はとある事に気付く。それはこのクラス俺を含め31人しかいないということ。それを3人組のパーティーを
10組作るとして、確実に1人余る。
だが気付くのが遅かった。すで時遅し!!
俺以外の全員がパーティーを組み終えていた。
『おい見ろよ!アイツ誰ともパーティー組めないでボッチじゃん!笑
しかもアイツ何も装備してねーよ!まぁ当たり前だよな、下級職業に見合ったものなんてある訳がないしな!あぁー良かったわー!俺なんか上級職業だぜ!あんな奴と一緒とか考えられねーわ!誰かパーティーに入れてやれよ!
荷 物 持 ちとして!!笑』
声のする方を見ると神室達とパーティーを組んだ猿山が俺を指差し笑っている。
めんどくさい奴に絡まれた。
俺が一番嫌いなタイプの人間だ
自分より下な奴を見つけると徹底的に貶めてくるやつ。
そういわゆるマウント系リア充だ!
猿山に同意する様にカースト上位の女子
桜羽がわざとらしく
『誰かー入れてあげないのー?笑』
と言っている。桜羽は神室達のパーティーの
後衛担当であり、職業は上級魔法使いだ。
そこで一番嫌な奴から誘いが来た。それは神室だ。神室はきっと善意での発言だろう。
だが俺は余り嬉しい誘いでは無い。
しかし神室しか誘ってくれないので外面的には
ありがとうと言って、神室のパーティーに加入した。
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