王子の恋愛駆け引き能力

 街に出れば女性の視線が集中する主本人に自覚はない。浮いた話について真相は不明だ。

 見事な異性の口説き方に違いないと言われ、微笑する。

「想いを伝えるなら、『愛している』だけでは足りないか?」


 長い間ののち、下男が頭を押さえた。

「単純なのに……顔と声が完璧すぎて難易度が高い……!」



 *現時点の作者の想像を超えた結果。シードゥスは安心していいと思います。段々殿下で何をしたいのかよく分からなくなってきた。

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