意外に力持ちですね
テハイザ宮の書庫は若く細身の物腰柔らかな青年が主に管理している。
「クルックス兄さん、ここにいるばかりで訓練の時間ないわね」
「確かにね」
体が鈍らないかと、少女は青年の仕事を観察する。
「あ、これは地下室だ」
「最上段の棚は総入れ替えか」
分厚い書を数冊、軽々動かすあたり大丈夫そうである。
*書架整理は力仕事です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます