【TO:1】用語解説 〜NBAについて〜
[この世を統括せし全知全能の神にして創造神の超絶モテモテ美少女、女神ネイスの初心者でも分かるバスケ用語クリニック!!]
「ん……よいしょっと……立て掛ける看板は、まぁこんなもんかぁ? よし……ごほっごほっ!」
「はぁい! 皆さん、初めまして! 私は"女神ネイス"とゆーものでーす! 今日はぁ『SWISH!!!!!!!!』を読んでくださっている皆さんにぃ、私自ら作中で出てきた"バスケ用語"について、一生懸命説明していきたいと思いまーす!」キャルルン
「ではまずはぁ、こちら! いっちばん最初にでてきた『NBA』という単語ですがぁ……」
「ハァクッソメンドイナコレ……」
「えぇ〜〜と、私1人じゃ大変なのでぇ、素敵なアシスタントの方、お呼びしたいと思いまーす! ……えいっ☆」ビビーッ
ドサッ‼︎
「うぉっ!? いって! ……な、なんだここは……?」
ドササッ‼︎‼︎
「ふぎゃっ!?!?「……あれれ? お兄様レアの下で何やってるんですか?」
「レ、レア……!? お前まで……いや、それよりまずは僕の上から退いてくれると……嬉しいんだが……グフッ」
「はいは〜〜い、兄妹でイチャコラしてねーでさっさと立ってくださ〜〜い」
「だ、誰がイチャコラなど……ん!? だ、誰なんだお前は!? 僕たちをこんな変なところに連れてきたのはお前か!? てかなんだそのキラキラのフリフリの衣装は!? 少しは自分の歳を考えて──ゴギャッ……」
「お、お兄様っ!?」
※しばらくお待ちください。
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「なるほど……貴方はこの世界の創造神にして超絶有能美少女……
「お、お兄様……」
「おー分かればいーんだよ、分かれば」
「しかし女神様、僕らはまだ登場して間もないから正直読者様からしたら『は? 誰だお前ら?』じょうた「シャラッーーーーップッ!! 細けぇこたぁいいんだよ! それじゃあ早速画面の前の皆さまに"NBA"の説明してくれや」
「が、画面の前……? え、NBA……? 一体どういった意味でしょ「あ〜〜そっかお前異世界の人間だもんな、知んねーよな! でもメタ発言に対してのツッコミと『そんな単語知らねぇ知らねぇ知らねぇわ』とかいう下りはクッソ面倒いから──ほらよぉ! 超絶有能美少女女神様のチート能力で知識だけ植え付けてやっから……ありがたく思って説明しろやおらッ!」ビビビーッ
「お、お兄様っ!?」
「あ〜〜『NBA』か……それなら僕もよく知っている! では早速説明させて貰う!」ドヤァ
「いやホント私有能か? さすが伊達に女神やってねーわ。そこのカワイイ嬢ちゃんは──ぶっちゃけノリで連れて来たようなもんだから大好きなお兄様の説明に対してガヤ入れんのと……私の抱き枕役な!」
「お、お兄様っー‼︎」ガシッ
「後この"【TO】"って付いたパートはあくまで"作中に登場したバスケ用語の説明"としてのおまけ要素みたいなもんだからここでのお話は本編とはなんら一切関係ないから注意な。あと用語に対しての理解度を高めるために人同士の会話は基本"SS方式"、"地の文"は主に説明に割いてるからソコも注意してな。そんでここまで茶番含め1500文字近く使っている通りたぶん説明もクッソ長くなると思うからそこも注意。『は? こんな用語ぐらい知っとるわボケ!』って言う人はかる〜く読み飛ばすか無視するかしてなぁ〜〜それでは始まり始まり〜〜」
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【NBA】とは?
「さて、まず1番に説明すべきは"NBA"だが……まずはざっと以下の説明文(※便宜上、説明文とセリフは"
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"NBA"とは[National Basketball Association]の略称で1946年にニューヨークに設立されたアメリカのプロバスケットボール協会(1949年までは"BAA[Basketball Association of America]"という名前であった)の事であり今現在NBAにはアメリカとカナダに全30チームが存在し、
【イースタン・カンファレンス(略称:EC)】
【ウェスタン・カンファレンス(略称:WC)】
と東西2つのカンファレンスに分かれ、さらにそれぞれ3つのディビジョンが以下のように5チームずつ分かれている。
【イースタン・カンファレンス】
①アトランティック
②セントラル
③サウスイースト
【ウェスタン・カンファレンス】
①サウスウェスト
②ノースウェスト
③パシフィック
そしてその分かれた[カンファレンス]や[ディビジョン]の中で10月から翌年4月まで[レギュラーシーズン]82試合(※例外アリ)が行われ、その結果に応じて4月中旬頃から[プレーオフ]が行われる。
そうしてそれぞれの[カンファレンス]ごとの勝者が[NBAファイナル]を戦い、最終的にシーズンの
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「──と、いう感じなのだがイメージとしてはまぁ、日本で言うところの紅白組(+クラス)に分かれて優勝を競い合う……運動会みたいなものだな!」ドヤァ
「ん〜〜まー言うなればそうだな。ただ、リーグはそんな運動会みたいに和気あいあいと
レオン「は? 何を言って……なぬっ!? セリフの"
美少女女神ネイス「てめェも名札が見えてソレにツッコんでる時点で同類だぞボケが」ゲシッ
レア「ところでお兄様……その"NBA"には一体どのようなチームが在籍してるんですか?」
レオン「ん? おお、そうだな! チームの説明を忘れていたな! ではさっきの概説を用いてチームの紹介と行こうか!」
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【イースタン・カンファレンス】
●[アトランティック]
①ボストン・セルティックス
②ブルックリン・ネッツ
③ニューヨーク・ニックス
④フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
⑤トロント・ラプターズ(全チーム唯一の"カナダ"に拠点を置くチーム)
●[セントラル]
①シカゴ・ブルズ
②クリーブランド・キャバリアーズ
③デトロイト・ピストンズ
④インディアナ・ペイサーズ
⑤ミルウォーキー・バックス
●[サウスイースト]
①アトランタ・ホークス
②シャーロット・ホーネッツ
③マイアミ・ヒート
④オーランド・マジック
⑤ワシントン・ウィザーズ
【ウェスタン・カンファレンス】
●[サウスウェスト]
①ダラス・マーベリックス
②ヒューストン・ロケッツ
③メンフィス・グリズリーズ
④ニューオーリンズ・ペリカンズ
⑤サンアントニオ・スパーズ
●[ノースウェスト]
①デンバー・ナゲッツ
②ミネソタ・ティンバーウルブズ
③オクラホマシティ・サンダー
④ポートランド・トレイルブレイザーズ
⑤ユタ・ジャズ
●[パシフィック]
①ゴールデンステート・ウォリアーズ
②ロサンゼルス・クリッパーズ
③ロサンゼルス・レイカーズ
④フェニックス・サンズ
⑤サクラメント・キングス
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レオン「──と、まあこんな感じで全30チームが日々優勝を目指して試合をしているぞ!」
美少女女神ネイス「まあ今は[サンズ]と[バックス]が
レオン「あんまり言うとコレ書いてる時期バレるから辞めてくれ……」
レア「う、う〜〜ん。でもこれだけチームがたくさんあると覚えられないです〜〜!」アワアワ
レオン「はっは! 案ずるでない我が妹よ! チームにはそれぞれイメージカラーとマスコットがあって違いが明確だし何より──チームには必ず1人
美少女女神ネイス「それもそーだな。ま、有名どころ挙げろって言われりゃあリーグ屈指の
レオン「それと2019年ドラフトでアーリーエントリーし、見事日本人初一巡目9位指名を受けた"八村塁"選手が在籍する[ウィザーズ]も有名になったんじゃないか?」
レア「ド、ドラフト? アーリーエントリー?」
美少女女神ネイス「お、そういえばNBAの話に夢中で"NBAドラフト"についての説明を忘れてたな……」
レオン「ふふ……そう言うと思ってあらかじめ"NBAドラフト"についてまとめたものがある! さぁ、これを見て頂きたい!」バササァ‼︎
美少女女神ネイス「予定調和だなおい!」
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【NBAドラフト】とは
"NBA"がチームの強化や改革を計るのため、アマチュア選手との契約交渉権を獲得するために行う毎年恒例の行事である。
基本、レギュラーシーズン終了後の6月の第4木曜日に開催される。
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レオン「ま、これだけなんだけどな……」
レア「……え?」
美少女女神ネイス「おい! もっと言うことあんだろ! "アーリーエントリー"の事とか"NBAドラフト"にかかることがどれほど難しいとか!」
レオン「だってあんまり深いとこいっちゃうと語り止まんないんだもん……> <」テヘペロ
美少女女神ネイス「しばくぞ」
レオン「はい。……えーっとですね、"アーリーエントリー"ってのは
レア「お兄様…………」
美少女女神ネイス「こいつの口は後で縫い合わせておくとして──と、その前にざっと"NBAドラフト"へエントリーできる条件置いてくぞ」サッ
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【NBAドラフト】へエントリーする際の条件
①19歳以上。
② カレッジの4年次の資格を完了している。
③ アメリカの高校を卒業後、国内の大学に進学しておらず卒業後4年が経過している。
④ NBAではなくの世界のプロチームで既に契約のもとにプレーした経験がある。NBAに行くために大学を中退する前に契約から開放されている。
※アメリカの高校出身者は卒業後最低1年は経過してなければならない。
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レオン「この事に際し
美少女女神ネイス「ドラフト開始60日前に宣言した後にキャンプやチームのワークアウトに参加して己の力を見せつけて『オレは強いぞ〜〜』っていうアピールしなきゃならないんだよなぁ……私はものぐさだからぜってー
レオン「ちなみに2005年までは高校卒業後すぐにエントリーできたが今はルールの改正で上記の様な条件に変わってしまっているのは注意だ! あと他にも色んなところで細かいルールがあるが詳しいことはそれ専用のページやWikipediaで調べてくれたまえ!」ビシッ
レア「……は、はい! と、ところで質問、なんですけど……"NCAA"とは何でしょうか?」
美少女女神ネイス「あー"NCAA"っつーのはね、
レオン「いや説明しかけて僕に振らないでくれよ……まぁ、そうだな。日本で言うところの"六大学野球"みたいな感じだな。NBAの選手の多くはアメリカ国籍なんだがNCAAを通ってこない人間は居ない(ドラフトルール改定後)と言っても過言でないほど──メジャーという訳だ」
美少女女神ネイス「さっき話題に挙がった八村選手もNCAAのバスケ強豪校ゴンザガ大学出身だし──"NBAロゴの人"で有名な元NBA選手のジェリー・ウェスト氏はNCAAトーナメントのMVP(当時準優勝)に選ばれてるしな」
レア「な、なるほど……」
レオン「まぁ僕も流石にカレッジバスケまで観てないからNCAAの事は多く語れないけどね……」
美少女女神ネイス「アメリカじゃあ大学バスケもNBAに引けを取らないぐらいバカみてぇに盛り上がるし有名だけどな」
レア「ところで先ほど"NBAドラフト"にかかるのは難しいと仰っていましたが……どういう事なんでしょうか?」
美少女女神ネイス「おーレアちゃんそいつに触れちまうか……おい王子、可愛い妹に懇切丁寧に説明してやれ」
レオン「いや今の流れは貴方が説明するのではないのか……そうだな、NBAドラフトにかかることが難しいとの事だが──それはNBA選手の
レア「わくわくです!」キラキラ
美少女女神ネイス「おいこの娘金の話になったら急に目を輝かせ始めたぞ……金だけに……」
レオン「おい女神……お前も僕と変わんないぞ……さて、レア。世界で1番稼げるスポーツは何か分かるか?」
レア「う、う〜〜ん。ボクシング、でしょうか?」
美少女女神ネイス「おい絶対この娘R●ZINとか観てるだろ! おたくの家はどういった教育をなさってるおつもり!?」
レオン「いやレアは金の匂いに食い付いてるだけだから……ではなく! まぁボクシングも正解だな! 他にも
レア「はい! NBA選手ではレブロン・ジェームズさんが約106億円で5位に。同じくNBA選手のケビン・デュラントさんが約83億円で10位に入ってますよね!」※フォーブス『スポーツ選手長者番付2021』参照
美少女女神ネイス「この娘金額まで……レアちゃんって、"アレ"ね……」
レオン「み、皆まで言うな……そ、そうだなレア。NBA選手も"年俸ランキング"に入っているな! じゃあ選手の"平均年俸ランキング"はどうだと思う?」
レア「────はっ! す、スゴイです! 今ぱっと"Sports Intelligence社"の『GLOBAL SPORTS SALARIES SURVEY 2019』のランキング思い出したら驚くほど──先ほど見たNBAのチームばっかり入ってます! ……そ、それどころじゃない! "プロリーグ別平均年俸ランキング"も"NBA"がトップです!」※gooニュース『Jリーグ平均年俸は世界のプロスポーツ14位、最高給クラブとリーグは?』参照
美少女女神ネイス「…………もう何も言わないわ」メソラシ
レオン「助かる…………その事実からも分かる通り──"NBA"は選手1人1人の年俸が高い事が分かるな! ここから分かることはずばり──」
レア「な、なるほど! つまるところNBAは"バスケットボール"のプロリーグ……故に試合に出れるのは5人まで! そして
美少女女神ネイス「急に理解力上がったな……金の話になって頭がまわり出したか?」
レオン「まぁ
レオン「ちなみにバスケットボールを行う人間は世界で約4.5億人いるとされるが、これは一般的に人気スポーツとされるサッカー(約2.5億人)や野球(約3500万人)よりもダントツで多い! つまり、単純計算でいえばその4.5億人の上位450人(※NBA全30チームに最大ロスター数15人がいる場合)しかNBAには入れないという事になるな!」※"HALF TIME"の記事『バスケットボールの競技人口数|これから増加が予想される3つの理由』参照
美少女女神ネイス「まぁ年々上がる人気と
レオン「いわゆる"ロックアウト"というヤツだな! 金回りの方面でNBAはよくロックアウトが起きるからその間の給料を補うため他のプロリーグへ行ったり、2011年のロックアウトの時なんて
レア「ちなみに"八村 塁"選手はルーキー1年目ですでに約4億円の年俸だったらしいですね……しかもCMやスポンサーが多く付いたので恐らく実際は4億以上貰っているのは固いかと……」ゴクリ
美少女女神ネイス「それを言ったら"八村 塁"選手と同じ2019年ドラフトで一位指名を受けた"ザイオン・ウィリアムソン"選手なんて1年目にして10億貰ってるしな」
レオン「ルーキーは基本ドラフトの順位によって初年度の年俸が決まるからな……まぁそれ以前に"ザイオン"選手はNCAAでも大人気選手で……当然の額と言えば当然なんだけどな」
美少女女神ネイス「ま、当然と言った話をすればドラフトで"上位指名"を受けたから絶対にリーグで活躍する──なーんて、事はないけどな」
レオン「2007年ドラフトで全体一位指名を受けた"グレッグ・オデン"選手なんかは将来を期待された
美少女女神ネイス「んで、逆を言えばドラフトで下位指名を受けたからって活躍できねぇワケでも無いってことだ!」
レオン「それもそうだ! 今のリーグで言えば現[マイアミ・ヒート]でチームを引っ張る"ジミー・バトラー"選手(2011年ドラフト30位指名)や[ユタ・ジャズ]の"ドノバン・ミッチェル"選手(2017年俸ドラフト13位指名)などがチームのエースとして活躍しているぞ!」
レア「色んな方がいるんですね……」
美少女女神ネイス「この娘金の話終わったら明らかにテンション下がったぞおい!」
レオン「…………他にもNBAにはたくさんの魅力的な選手たちが居るが──それらをいちいち語っていたら一生終わらなそうだからそのうち話す機会が来ればその時に話そうではないか! と、言うことで今日はこれまでにしておこう! それではまた次回お会いしよう、さらば!」
美少女女神ネイス「いや流すんかい! って、私美少女女神様なのに全体的にツッコミ役になってんじゃねぇか! あと私だけちょっと調子乗った名前になってるし『"美少女女神"って名前さぁ、女二つ並んでて回文ぽくなぁい?』っていうツッコミはねぇのかよっ────!!」
レオン「それ以前に看板がふざけてるだろ」
レア「ですね」
ネイス「時間差が過ぎるツッコミ────ッッッッ‼︎」
※参考文献:Wikipediaの『NBA』のページ
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