コロナ(COVID-19)と過ごした21日間-ホテル療養と入院の記録-
福倉 真世
2021年 5月13日 異変は静かに忍び寄る
二〇二一年 五月十三日。母が発熱した。(熱37.8度)
喘息もちの母の体調が悪そうで、とても心配になったのを覚えている。このとき、私には異常がなく、母の代わりに買い物に行ったり、ゴミ出しや洗濯などの家事をやったりなどしていた。
(リモートで仕事もした日だった)
念のため私も熱をはかったが、平熱。36.5度だった。
同居している父にも異常は見られなかった。
母が軽い風邪を引いたのかなー、喘息だから息苦しそうだなー、などと思っていた。このときは。まだ何も知らずに日常生活を謳歌していた。
(後からわかったことだが、このときは潜伏期間で既に他者にコロナウイルスを、感染させる力があったのです。発熱している母は当然に。私も計算すると、このときコロナに感染していて、潜伏期間だったのではないかとは保健所の人の言葉でした)
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