48話目

八月が終わり、同時に夏が終わろうとする

夏休みが明ければ目まぐるしい様な日々に呑まれ、あっという間に秋を迎える事になる

そして同時に君を失う

とても無慈悲で、抗うことは赦されない運命

撃鉄を起こし、引き金に指を掛ける

直後に響いた数発の乾いた発砲音とともに僕らの夏は終焉を迎えた


さよなら、夏

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る