47話目

夏休みが明けた

とんでもなく憂鬱な気分で教室の扉を開く

するとそこには静寂があるだけ

はぁまた一番早かったか

いつもの事だ

丁度真ん中の席に座って、チャイムを待つ

あ、そういえば今日はテストだっけ

勉強してない

まぁ今回も学年一位だろう


僕一人しかいない学年の空き教室に、単調なチャイムが虚しく響く

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