46話目

「十、九、八、……」


だんだんカウントダウンが終わりに近付く

まずいどこに隠れよう

周りを見回して、僕はこたつに隠れる


「ぜろっ」


彼女が僕を探し始めた

少しずつ気配が近付いてくる

すぐ横でガサゴソと物音が聞こえ、バッと掛け布団がめくられた


「みつけたー」


「にゃーん」


こたつは僕らの秘密基地になった

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