5話目

君は覚えているかな、あの日のことを。

辿々しい告白は素直に嬉しかった。

2、3日は夢の中を彷徨っているような気分だった。

それからおよそ1ヶ月、今日は君の誕生日だね。

頑張って考えた君へのプレゼント。

喜んでくれるかな。

待ち合わせ5分前、君は僕を見て驚いているみたい。

僕は含羞はにかむ君にそっと…

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