6話目

僕には恋人がいる。

いや、いた。

君といる時は世界が輝いていた。

だから君の告白は食い気味でOKした。

7月5日、僕の誕生日。

君はそれを知っていた筈なのに、カンパニュラを片手に別れを告げられた。

メールを送信しても返事は来ないままだ。

仕方なく君の家に行った。

でも、そこに君の気配はなかった…

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