一度レビューを書かせて頂きましたがしっくり来なかったため書き直させて頂きます。
物語は虐待を受けていた兄妹が睡眠薬を服用して、家に火をつけて自殺する所から始まります。
その後、神を名乗る人物に主人公は出会い転生、生まれた家は前世とは真逆の優しい家族の末っ子でした。ですが主人公は前世の記憶を持つが故に息を殺すように過ごしておりました。
ある時、主人公が親の書斎にいる所を見つけられて・・・。
物語のkeywordは「魂の記憶」これは前世の記憶が反映されているものを指す言葉で覚えている内容の大半は虐待のような辛い思い出とされています。
主人公は魂の記憶に刻まれた妹を探すために自分が持ち得る能力をフル活用していきます。
果たして、主人公は前世の妹と再会出来るのか。
是非興味を持たれましたら、読んでみることをお勧めします。
虐待を共に耐え続け、結果耐えきれないと妹と共に心中した何歳か分からない主人公の物語らしいです。
主人公は学校に通っていた(いじめられていた)年齢であり、小学生以上とは推定出来るものの転生後の精神面を見るに本当に小学生高学年の可能性も見えるのが不思議。睡眠薬を何故か大量に入手出来ているので高校生でもおかしくないけど、高校生であるなら虐待に対して何らかの抵抗が出来るはずなので序盤からちょっと失敗している部分があるかな…?
この導入部分はちょっと年齢設定を加えてその後数話を調整するだけでかなり分かりやすい流れが出来ると思ふ。
転生後はテンプレよろしく優しい家族の元に生まれ次第に自我を出せる様になり無自覚(寧ろファンタジー知識が無い故の無知)系へ進化を遂げる…!
気軽に転移してたまたま出会った商人と契約を取り付けて商会を立ち上げ色々とこなすのも妹を探す為の足掛りを作る。…いやそんな事出来る行動力?発想?精神?があるなら虐待も解決出来たのでは?というツッコミが出てきますけども…。
ぶっちゃけて言うと妹が居る可能性を信じて探したいなら商会だとかそういう物に注力するよりも異世界での知識を身につけてだらだらと幼年期を書き込むより学園編入する辺りまでサクっとダイジェストに飛ばした方が受けは良いと思うの。
もしくは、家族あったかすぎるたまんねえ…身内の為に色々やってあげたいんだ…!みたいな感じで前世とは違う家族愛を前面に出して幼年期に色々はちゃめちゃして家族とのストーリーが合ったほうが年齢を容易に進ませない良い理由だったと思う。
色々と書きましたが、文章に至ってはおかしい所もなく書かれているのでgoodです。
”妹を探すのが第一目標”要は人生の目標と掲げているのに幼年期に商会編があるせいでこいつ本当に妹探す気あるの?って思う人が居そうな点がbadな感じですね。