応援コメント

第45話 筐体」への応援コメント

  • こんにちは。
    ホルモンとフェロモンの考察、興味深く読ませていただきました。
    リンちゃんのフェロモンは種の壁を越えるんですね。まさに女神。異種間でかわされる愛の囁きと死出の恍惚を堪能しました!

    作者からの返信

    久里 琳様!

    ありがとうございます!
    生物同士が情報を遣り取りしながら共生していく、考えれば考えるほどに不思議で凄いことのように思えまして。
    単体が集合体の一部として行動する。その意思決定は、一体どこがどのように行うのか。利害や損得の不一致が生じたとき、個のなかではどのような衝動が生じているのか。自我というものに振り回されている自分は、何が見えて何が見えていないのか。霧は濃くなるばかりのようです。

    お言葉、ありがとうございます!逃げ出したくなりますが、踏み止まって頑張りたくっ 本当にありがとうございました!

    呪文堂 拝

  • フェロモンとホルモンの違い、興味深く拝読しました。
    イルカや犬が人間の女性に恋してしまうのは、フェロモンが関係しているのかもと
    考えました。異種間恋愛ってありますものね。

    グリム童話の『カエルの王様』のようになればいいのにって願いながら拝読。
    彼(牛呑み蛙)にとって従者様は女神。そこに救いを見て感動しました。うるっ。

    作者からの返信

    星都ハナス様!

    ありがとうございます!
    異種間恋愛。これ、僕にも近しいような体験があるんですよ。
    子供の頃、犬を飼っていたんです。女の子。その子、何故か僕に懐いて、僕の部屋で寝起きしてたんです。ずっと。
    大学生になって彼女が出来た頃から、この子が急に僕の部屋に来なくなってしまって。兄貴の部屋行ったり、弟の部屋に行ったり。でもしっくりこないのか、玄関先に寝てたりして。
    そんなある日、彼女を家に招いたんです。彼女さんとその子が対面したんですね。なんともいえない緊迫な空気が流れたんですが、彼女さんも犬好きで上手く触れ合ってくれて。暫くしたら、二人とも打ち解けた感じで並んで座ってて。そしたらですね、その日以降、また僕の部屋に戻ってきてくれて、寝泊まりするようになったんです、その子。…許されたんですかね。

    犬は大好きなんですが、もう飼えないかもしれません。人間の相手はしかたないけど、せめて犬族には手を出しませんよって、なんとなく思っちゃうんです。阿呆ですよね。
    ハナス様からのお言葉を頂き、そんなことを思い出してしまいました。

    不思議ですよね。愛情ってなんなのでしょう?性交だけに留まらない、もっと深遠なる何か。そんなことを空想したくなっちゃいますね。

    お言葉、誠にありがとうございました!こちらこそうるっとしちゃいましたっ!

    呪文堂 拝

    編集済
  • 冒頭の、身体の死のお話は興味深いです。確かに一個体も、無数の生命の集合体なのですね。ホルモンとフェロモン、そんな違いがあるのですね~!

    蛙、甘美で幸せな最期でしたね・・・歓喜のままに散りましたね。リンちゃん、まさに菩薩のようです。神ですね・・・

    作者からの返信

    神原 遊様!

    ありがとうございます!
    菩薩。それ。
    いや、以前ネパールにいったときなんですが、寺院に祀られた菩薩の像が、日本のそれとはかなり異なっているように見えたのを覚えてます。もっと男性的なんです。いや、男。そりゃそうなんですよね。ゴータマシッダールタは男だし、出家して修行するのは元々男だったし。

    ところがですね。日本の菩薩の女性的な像の方が、圧倒的に神性を纏っているように思えたんです。真理により近い、というような。(そしてちょっとエロティックな!)

    なるほどー!今回のお話はそういうお話だったんですね!開眼しましたっ!
    いつもながらの鋭いお言葉!ありがとうございます!教えを頂き、また前に進めそうですっ!感謝ですっ!!

    呪文堂 拝


  • 編集済

    異種の個体への求愛が混惑魔法なのですね。
    体液を流しながらも歓喜の声をあげる蛙。障壁を乗り越えようとする心が純粋で美しい。勇者が牛呑み蛙に自分を見出すところも。リンちゃんの涙が煌めいていました…蛙の想いを、命を愛おしむ心。一連の場面が光の中で進行するような素敵な場面でした。読後に私の内にも光が満ちました。ありがとうございます。

    すみません、変な想い出話を書いてしまい、恥ずかしくなったので編集しましたm(_ _)m
    呪文堂さまの文章がきれいで、つい正直になり過ぎてしまいました…危ない危ない(笑)。

    作者からの返信

    あーっ!編集前っ!編集前を見落としたっ!編集前っ!

    こほんっ…

    葵 春香様!
    ありがとうございました!取り乱しまして失礼致しました。
    うーむ。編集。なるほど。
    …つまり編集とは四次元的作用を引き起こす技なのか。遡及し変更されれば、最初からその状態で世界は固定化される。あったかもしれない世界は編集者たる神のみぞ知る…

    あ。これヒント?また一つ、解ってしまったかも…!
    本当ですか葵様っ!!つまり…

    わかんないことだらけなんです。断片を繋げ組み合わせて読み解くしかないのですが、僕の貧弱な脳髄では追いつかなくって。あー、漱石先生みたいな頭が欲しかったでーすっ!

    拙い文章から光を感じて頂き嬉しいですっ!
    あー、垣間見たかった!葵様の想いの物語っ!あーっ!!

    お言葉っ!嬉しい限りです!ありがとうございましたっ!
    あーっ!

    呪文堂 拝

    編集済
  • 蛙と従者。ただ清いという言葉しか出てきません。迷いなく進む先には受け止めてくれる人がいて、確かに通じるものがあって、それだけでこんなにも幸せな最期を遂げられるとは。死を描いているのにそれ以上の生を感じるくだりですね。

    作者からの返信

    柊 圭介 様!

    ありがとうございます!
    前回、今回、次回。本当は一気に描かねばならない場面なのですが。真っ暗な海に落とした何かを探しているみたいに。潜っては顔を上げ潜っては顔を上げ。軟弱な僕では息が続きません。ひーひー息継ぎしながらの手探り、不格好で申し訳ございませんっ

    でも、こんな断片描写から汲み上げて頂き、もう本当に嬉しいです!
    生と死。これを何とかして描いてみたく。頑張りますっ

    お言葉、いつも本当にありがとうございます。黒い海上から望む町の灯のようですっ
    ありがとうございましたっ!

    呪文堂 拝