第4話 お嬢様、語らう

異世界トリップ2日目にしてさっそく犯罪行為の目撃者になったお嬢様ではあったが、なにせまだ15歳。

周囲の大人がしっかりしているおかげで、いまのところは自分の冒険は始まりそうにない気配に気づき、ひとまずは情報収集に励むことにした。

早めのランチタイムはそのまま現地人二名への千尋の質問タイムに代わり、留まるところを知らない飽くなき好奇心と生活上の必要から繰り出される終わりなき質問に、アベルとユーリアは早々に教師役が数倍必要だと悟った。

周辺地域の地形、政治形態、通貨の価値や物流、特産物に食生活、冠婚葬祭の様子、宗教上のタブー、公衆衛生についての知識、医療技術の程度。天体の運行と暦について聞かれたあたりでアベルは貴族用の家庭教師でも付けたほうがいいのではないかと思い始め、自分の職業と組合の仕組みから、都市と国の自治組織と軍隊のおおよその数と招集方法、戦争の規模について話題が飛んだあたりでいよいよ自分には荷が重いと感じ始めた。

このあたりの軍事組織では全体の何割の損耗で撤退を決めるのですか?と世間話のちょっとした質問として聞いてくるような少女は手に余ると言わざるを得ない。

アベルは思わずお父上はどんなご職業かと質問を返してしまったが、警備のお仕事を、という答えが返ってきたため騎士かなにかかと納得をした。が、仮に騎士の娘であってもこんな殺伐とした質問をしてくるのは相当アレだろうと思い直した。

ちなみに千尋の父親の職業は正確には民間警備支援サービスであり、もっとあけすけに言うなら民間軍事会社なので、大きなくくりでいえば騎士という解釈は間違っているわけでもないのかもしれない。


一方ユーリアは文化風習のほかに魔法に関する質問への回答を請け負っていたわけだが、こちらは師匠であるソフィアの授業に先んじて知識を与えるのはあまりよろしくない、という判断のためにある程度大雑把な授業となった。

その点ではアベルよりは楽だったと言えるが、ここで千尋の魔法知識、というより触れてきたサブカル知識の若干の偏りがあだとなる。

お伽噺に出てくるような妖精さんはいるのかしら、という微笑ましい質問の後に、使用者の肉体や精神を損ねて正気を失わせるような魔法はあるの?などという温度差の激しい質問をぶつけられたユーリアの顔が、無表情ではなく明確に硬直しているのを、アベルは同情の滲む目で見つめた。

これに関しては某ホラー系神話TRPGを千尋に勧めたオタクの友人が原因なのだが、その彼女とて現役魔法使い見習い相手に友人がこんな質問をする場面がおとずれるなどとは思っていなかったわけなので、これは不運な事故と言えるだろう。

怒涛の質問は空が暗くなりはじめ、ステラがランプに火を灯し始めたあたりで一旦の終了を迎える。


ここまでの間、ステラは丁度良いタイミングでお茶を淹れたり千尋のお喋りに耳を傾けたりと、時折リビングに現れてはどこかへ消えていたのだが、なにをしていたのかというと、急遽滞在することになった二名のためにお泊り用部屋着セットを縫い上げていたのだ。

アベルとしては装備を脱ぐことに抵抗があったのだが、軽装の少女達(と人外)の横で一人だけ完全武装状態でいるというのもはばかられ、安全な室内ということでひとまず納得して武装を解除した。

大抵の人間は森を超えてここまで来れないし、森の化物は塔には入り込めないようになっているし入ったところでステラに敵わない、という話をソフィアからのユーリア経由で知ったため、若干安心感が上がったという理由もある。

なおステラに対してアベルは嫌悪感や不信感こそあまり抱いていないが、子猫が虎に怯えるような純粋なビビリかたをしており、少女二名とステラから生暖かく見守られていることには本人だけが気付いていない。

シンプルなシャツとパンツに着替えた二人に合わせて、千尋も一張羅の制服から、塔に置いてあった紫紺のワンピースの部屋着に着替え、ぞれぞれは昼間よりも寛いだ格好でリビングのソファに再び腰を下ろした。

テーブルにはランチの残りのサンドイッチの他、ステラが用意したスープとサラダが並べられている。

献立は千尋のリクエストで、このあたりの郷土料理だ。

魚介とトマトのスープは旨味がとけこみ、みずみずしい野菜が使われたサラダは濃厚なチーズドレッシングがかけられている。


「このスープ、とても美味しいわ。うまみはたっぷり出ているのにクセがなくて、何杯でも飲めてしまいそう。

サラダも彩りがとてもきれいね。トマトとタマネギとレタスとアボカドと……このオレンジ色の豆はなんていうのかしら?ドレッシングも、初めて食べたけれど好きな味だわ」

「うん、本当に美味い、あ、その豆はノーテっていって、この辺でも作ってるやつだよ。海に近いところでもよく育つんだ」

「ドレッシングのチーズはエルテ地方のものですね。溶けやすくてソースやクリームスープに使いやすいんです。

何度か食べたことがありますが、こんなに美味しいものは初めてです」


長時間の密度の高い会話を経て、だいぶ口調も砕けた状態になってきた三人は、料理に舌鼓を打ちながら世間話を始めた。

周囲の環境こそ不気味な心霊スポットではあるが、塔内に限って言えば、きちんと掃除がされ家具の手入れも行き届き、室内は十分な照明で明るく照らされている。

日が落ちてどっぷりと暗い森の景色はカーテンで隠されているため、場面だけを切り取れば洒落たレストランの個室席のようでもあった。

壁際に控えているステラが照れくさそうにもじもじしていることに気付き、千尋はふんわりと微笑みを浮かべた。


「こんなに美味しい料理が毎日食べられるだなんて、美味しいわ。

知らない野菜や調味料が沢山あるのも面白いわね。できるだけ早く文字を覚えられると良いのだけれど、日本語に対応している辞書なんてあるはずないものねえ」

「それに関しては師匠にお願いするといいかもしれません。こうして口頭での言葉を訳しているように、文字に関する魔法や道具もきっとあるでしょうから」


おしとやかな文学少女めいた外見に反してなかなかの健啖家であるらしいユーリアは、もぐもぐと料理を頬張りながら返事をする。それなりの速度でスープを口に運んでいるのに、一切発音を濁らせずに咀嚼している様子を感じさせない姿は、ある種の職人技を感じさせた。

一方上品な少女二人に挟まれているアベルのほうは、どの程度マナーに気を付ければいいのか分からず、普段に比べて非常にゆっくりと食事をしていた。ちまちまと少量を口に入れ、タイミングを見計らって口を開いている姿はお淑やかと言っても過言ではなく、この場に彼の知人がいたなら指をさして爆笑されていたことだろう。

千尋は当然申し分のないご令嬢っぷりで料理に舌鼓をうっているのだが、色々と考え事が多いのか、時折視線が宙をさまよい、手が止まる瞬間がある。

それに気づいたユーリアが、無表情ながらもどこか気遣わしげな声で千尋に声をかけた。


「……大丈夫ですか?今日は色々と起きてお疲れでしょう。早めに休まれてはいかがですか」

「そうだな。俺も休んだほうが良いと思う。

町の役所やらなんやらの手続きというか顔見せというかも、急いで来てほしいってほどでもないようだったしな。

勉強も良いけれど、しばらくはここに馴染むまでゆっくりして良いんじゃないか」


姉弟子となったユーリアはともかく、何故か行きがかり上一泊することになってしまったアベルは、組合からの依頼を伝え終えた後は一宿一飯の代価という意味も込めて千尋の常識勉強に付き合っている。

しかし正直そこまで性急にならずとも、衣食住と就職先まで決まっている状況なら、しばらくは問題なく過ごせるのではないかというのが正直な感想だ。

ユーリアも千尋が急な環境の変化に焦っているのではないかと心配しているのだが、実際のところは好奇心が爆発しているだけなので、今のところメンタル面での問題はないのであった。

非現実的な状況に頭がいっぱいになっているとはいえ、楽しいお食事の最中に見て分かるほど上の空になっているというのは、千尋としてはお行儀のよろしくない行為だと自分を責めざるを得ない。お嬢様というのは自己を律する意識が高いのだ。

しかしながら、なんのつても縁も無く訪れた、というか訪れてしまった土地で、こうして善意に満ちた人々に会えるというのは幸運なことである。胸の奥が暖かくなるのを感じながら、千尋はふわりと微笑んだ。


「ご心配頂きありがとうございます。まさか自分の身にこんな事が起こるなんて思いもよらなかったものですから、つい昨日今日とはしゃいでしまって……。

おっしゃっていただいた通り、今日は早めに休むことにしますね。

ステラさんがお風呂の用意をしてくれているそうですから、きっとリラックスして眠れると思うわ」


そう、この塔、こんな深い森の中にあっても浴槽とシャワー付きの風呂及び水洗トイレが完備されているのである。

最悪の場合トイレは汲み取り式、風呂は水浴びを覚悟していた千尋にとって、これは非常に嬉しい情報だった。果たして浄化槽方式なのか異世界の未知の技術によるものなのか気になるところなのだが、さすがに食事中なので質問ははばかられた。

ちなみにステラの思っていることがうすぼんやりと千尋に伝わるのと同じように、千尋が思っていることもステラに同じように伝わっているため、千尋が本当は食後も二人を質問攻めにしたがっていたことを当人とステラだけが知っている。


「それじゃあ、今日はなにからなにまでステラさんがお世話をしてくださっているから、せめて食器の後片付けは私が……、あら」


言い終わる前に、カラになった食器に今日一日でだいぶ見慣れた帯状の影がシュッと伸びる。

傍らのワゴンにどんどん食器を積み、かわりに食後のお茶をずいずいとテーブルに並べていくステラからはベテランメイドの貫禄と迫力がにじみ出ていた。


「……うん、ゆっくり休めそうだな」

「そうですね、少なくとも労働は許されないでしょうね」

「とっても頼もしいわね!」


過保護な使い魔とゆるふわな主人を暖かく見守る二名をよそに、お嬢様はにっこりと微笑んだ。

健気に使えてくれる相手を労わる方法は、仕事を代わることではなく相手に見合う主人となることである。

お嬢様はそう心得たのだ。


◆◆◆


入浴の順番は若干揉めたのち、カラスの行水のアベル、ユーリア、長風呂の千尋の順に決まった。

前の主人も今の主人も女性、生活用品を差し入れてくれたのも女性ということで、大変良い香りと可愛らしい入浴グッズに満たされた浴室にアベルは申し訳なさのようなものを感じるはめになったものの、暖かい風呂自体はなかなか寛げるものだった。

さっぱりしてステラ謹製の部屋着に袖を通した後は、しばらくは貸してもらった客室で武器や防具の手入れをしてたのだが、生活感のない、かつ高級そうな家具に囲まれて一人で過ごすのは貧乏性かつビビリのアベルには少々落ち着かない。

かといって塔の中をうろつくわけにもいかず、彼は悩んだ末に今日一日で一番長い時間を過ごしたリビングに移動した。

部屋のランプは夕飯の時よりも光量を絞ってあり、若干視界が悪いが、暖かい柔らかな光に照らされた様子は夜間といえど思ったよりも不気味さはない。

塔に来る際にはあれだけ怯えていたのに不思議なものだと思いつつ、ふかふかの座面に埋もれるようにもたれてほっと息をつく。

今日はアベルにとって怒涛の一日だった。

全くといって良いほど接点のなかった魔法使いという人種の知り合いが二人もでき、一生来る予定のなかった心霊スポットに訪れ、立って動いて美味しい料理が作れる影のお世話になり。驚くくらいにエネルギッシュかつ美しい少女に怒涛の質問攻めをされた。

昨日の自分に明日お前こんなだぞと教えた場合、きっと自分は嫌がって部屋に引きこもるだろう。

けれど実際に体験してみると、奇妙で不気味で辟易することもあったものの、面白い一日だったような気がしなくもない。

それはさておきどっと疲れてはいる。両腕を頭の上にぐっと伸ばして体をほぐしていると、廊下からぱたぱたと軽い足音が聞こえた。

軽やかでどこか楽し気な音は、多分あのお嬢さんのものだろう。

そう思って振り向くと、案の定そこには千尋がいた。

ネグリジェの上に長いカーディガンを羽織り、ほこほこと頬を上気させて微笑む姿は、なんとも平和で微笑ましい。


「アベルさん!ステラさんにこっちだと聞いて来ましたの。寝る前の挨拶をしたくって。ユーリアさんにはもう済ませたのよ。

今日は色々なお話をしてくださって、本当にありがとう!とても勉強になったわ!」


礼儀正しくお辞儀をする姿はいかにも良家の令嬢という様子で、アベルは苦笑しながら軽く手を振った。


「いや、いいんだ。そんなに難しいことを教えたわけでもないんだから。

でも大変だよな。まだ若いのに、一人で全然知らない場所にくるなんて」


アベルには想像することしかできないが、少なくともその苦労は異国に移住する以上のものだろう。

それに、千尋の会話の端々から、彼女に両親がいないであろうことも、アベルは察していた。

いつどうして彼女が両親を喪ったのか、それとも何か事情があって生き別れにでもなっているのか、などということは尋ねるわけにもいかず把握してはいないが、それでもきっと愛情につつまれて育ったのだろうということがうかがえる千尋の言動は、逆にどこか心配になるものだ。

今日一日でそれなりに仲良くなった気もするが、それでも初対面にはかわりない相手にどこまで踏み込んでいいのか分からず、アベルは頬を掻いて視線を泳がせた。


「あー……。その、大丈夫なのかい。

俺はまあ、頼りないし正直女の子にアドバイスできるような知識なんてないけれど、知り合いには孤児院やってるシスターだとか学校の先生なんかもいるからさ、もし悩み事があったら、聞いてくれる相手の紹介は出来ると思うよ。

色々大変だと思うけれど、あんまり頑張り過ぎないようにな」


不器用な申し出に、千尋は嬉しそうにくすくすと笑ってしまう。

本人はそれなりに隠しているつもりなのだろうが、一見ぶっきらぼうで目つきの悪いこの青年は、千尋から見ればいかにも分かりやすい好青年だ。

キリッとしているふりをしてもステラの触手にちらちらと視線をやって怯えているし、美味しい食事を食べれば無言で瞳を輝かせているし、こうして慣れない相手へ親切をしている時は気まずそうで、けれど迷子の子犬でも相手にしているような優しい瞳をしている。

そして笑われるとますます視線を厳しくして、照れくささに耐えるのだ。


「ありがとう。嬉しいわ、こんなに親切なかたに会えるなんて。

ええ、そうね、大変なのはほんとう。たくさん考えることがあって、なかなか忙しいわ。

でも私いま、楽しいのよ。こんなに楽しくてワクワクしているのは、ひさしぶりなの!」


陰りのない笑顔で真っ直ぐに言う千尋に、アベルは安堵と若干のいたたまれなさを感じて苦笑した。

こんな少女が健気に頑張っているというのに、奇妙な森と塔に怯えている自分が情けなく思えたのだ。

二人そろってリビングを出て、それぞれの部屋へ戻りながら、廊下と階段の窓から見える暗い森を眺めつつ、いややっぱりさすがにあの森はヤバすぎではと冷静に思い直したアベルは、お節介だとは思いつつ言葉を選ぶ。


「そうだ、あの森、けっこう危険な動物もいるらしいから気を付けたほうがいいかもしれない。

ステラさんがいるから大丈夫だろうけれど、……怖い思いをするといけない」

「まあ、そうでしたの。ご親切にありがとうございます。

ステラさんはここでの暮らしに慣れているでしょうから、散策したいときは付き添いをお願いをしたほうが良いでしょうね。

けど大丈夫、私、怖いものは平気ですのよ!

……それじゃあ、おやすみなさい。よい夜を!」

「ああ、よい夜を」


アベルの客室の前で挨拶をし、千尋は微笑みながら寝間着の裾を揺らして軽やかに階段を上る。

最上階の寝室に戻ると、ほのかに甘い香りがした。見回せばベッドサイドのテーブルにポプリが置かれている。きっとステラの気遣いだろう。

今日は本当によい一日だった。

楽しく親切な人々と出会い、美味しい料理を食べ、暖かなお風呂につかって、一日の終わりにはふかふかのベッドで寝ることができる。

と、そのまえに。今日の出来事と、それから万一アレルギー反応が出た時のために食べた食品を日記に書いて寝よう。とライティングデスクに歩み寄る最中、厚手のルームシューズが絨毯に引っかかり、つまずいた拍子に横の棚にぶつかってしまった。

きゃ、と可憐な悲鳴を上げる千尋の頭上で、棚に作りつけられたガラス戸が少しだけずれ、中にしまわれていたものがするりと抜け落ちる。

ちょうど首にかかるように落ちてきたのは、銀で出来たスノードロップの花と、朝露を象ったダイヤモンドのついたネックレスだ。


「まあ、……とても綺麗な意匠ね。前に住んでいた魔法使いのかたが使っていたのかしら」


しまい直そうとネックレスにかけた千尋の指が、不自然な位置で止まる。


「……あら?」


細い銀のチェーンを一定以上の高さに持ち上げようとすると、腕がぴたりと止まってしまうのだ。

それなら留め金を外して、と思うものの、こちらもさび付いているかのように動かない。

困ったわ、とひとり困惑する千尋の足元と頭上に、更に不可思議なものが浮かび上がる。

それはどう見ても浮遊し発光する、ファンタジーにありがちな魔方陣だった。

ゆっくりと回転する魔方陣は、円柱形のきらきらとした光の中に、あっというまに千尋を閉じ込めてしまう。

その中できょとんと周りを見回す千尋とは対照的に、周囲の状況は劇的に変化した。

部屋の影から猛烈な勢いで伸びた触手が、弾き返されるのも構わず光の壁に激突し魔方陣と光の周囲を丸ごと囲むように伸びていく。

その数秒後に寝室のドアが体当たりするような勢いで開けられ、ユーリアとその後を追うアベルが室内へ飛び込んでくる。

険しい顔のユーリアが魔方陣に杖を向けた瞬間、上下の魔方陣が一つに閉じ、同時に消失する。

中に閉じ込められていた千尋もまた、室内から忽然と消えてしまった。

千尋がついさきほどまで立っていた場所を険しい顔でじっと見つめるステラとユーリアに、アベルは恐る恐る話しかける。


「……今のは、なんだ?彼女は無事なのか」

「天井と床に痕跡はありませんが……何らかの触媒を使用したのでしょう。

おそらく、召喚魔法です」


お嬢様、2日目にして2回目の転移である。

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