書籍を読む

最近は書籍を読む機会も増えてきている。ちなみにこの一週間で読んだものは四冊ほどである。


紹介すると

「日本国記」という歴史通史。これは「君が代」の項目でも紹介しており、へえそうなんだと日本の歴史について勉強になった。


次に読んだのはうって変わった、ライトノベル。「盾の勇者の成り上がり」これはアニメ化された作品で、来年には第二期が始まる予定です。よくある異世界転移もの。四人の勇者がいるんだけど、そのうちのひとりで楯の勇者が主人公。優遇される三人とは違い、騙され冤罪を着せられ、異様なほど差別されるたゆうにやさぐれてしまった主人公。だけどそれを乗り越えたいくところは本当にかっこいい。そのかわり三人はださい!イライラするし、ただのへっぽこ勇者にしかみえないというのが五巻までよんだ感想。でも、かわいいところもあるやつらだから、なんか憎めない(笑)


次はまた変わって村上春樹の「東京奇譚集」

これは貰い物です。ずいぶん前にもらってから読まずに放置していました。つうか、なんか村上春樹作品がなんとなく苦手でなにがおもしろいかわかっていなかったんですよね。でも、年取ったせいもあるのか、なんとなくベストセラー作家になるわけがわかったようか気がします。一気読みしました。


あとひとつは

「ガラスのうさぎ」

これは実家にあったものです。もうずいぶん前に買ったものというか買って貰ったものだと思われます。簡単にいえば戦時中の話で、十二才の女の子の視線で描かれた作品です。涙なしでは読めません。戦争がどれほど残酷なものか、どれほどの悲しみを生み出していくのか。どれほどおろかなことなのかを教えたくれます。ちょっとグロテスクな表現はありますが、それは確かに十二才の女の子が現実としてみたものなのだから、目をそらさずに見る必要があるのかもしれません。それをみることで戦争をしらない人でも、戦争をしてはいけないという気持ちになってくれたらよいと思います。



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