戦争についての話をしたのでこの作品の話をします。

そのなかにサジというキャラクターが出てきます。サジは日本に暮らすごく普通の少年で戦争をテレビでしかみたことがありませんでした。だから、実際に世界で起こっていることなのに外の世界の話で自分には関係ないことがらだと思っていた節があります。

平和な日常のなかにいたはずのサジは、ある日ジャーナリストの姉を殺されてしまいます。それに追い討ちをかけるようにガールフレンドのルイスの家族全員が殺されてしまい、ルイスはサジと別れる。

四年後、サジはみごとに扮装に巻き込まれてしまいます。其のなかでガールフレンドだったルイスが軍人になっていたりして、戦争というものを実体験することになるんです。

実体験したことによって、戦争とはなにか、平和とはなにかをちゃんと考えるようになります。

サジ中心で考えたらそんな感じなのかなあ。

結局はわかり合えることこそが平和をもたらす一歩だというメッセージがこもった作品だったと思います。

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