応援コメント

第15話 血の天使」への応援コメント

  • セカンド以外の天使候補だった少女達も何らかの素養があったから、選ばれたものの適応力が低かったから、家に帰される=処分されちゃったんですね。
    飲まされている赤い血の味と臭いがする液体がファーストに関係する物でそれが身体に馴染んで適合していけばいくほど、自分が自分でなくなっていくように見えます。
    人ではなくなっていくから、現実なのに夢と認識してしまっているのか。
    嫉妬から、恐らく所長と一緒にいた女性を殺してしまったのは夢ではなく、事実でしょうし。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます( `ー´)ノ

    この物語を書くきっかけは、地元の伝説からです。
    私が生まれた秋田県でも不老不死伝説があります。一人の娘が空腹から、田沢湖の水を飲み、神の魚(クニマス)を食べたせいで、竜人になり、永遠の命を得ました、神にも等しい者になって、意気揚々と家に帰ると、母親が一瞥して「なんとあさましいことよ」といって、家から娘を追い出してしましました。田沢湖の達子姫の伝説ですが、ちゃんと子孫がいたりして、実話なのか!とちょっと前に驚いた事があります。
    この「あさましい」とは人間を捨ててまで生き延びた者への恐れと軽蔑が混じった深い言葉な気がします。血天使もこの世界にないものを食べて、違う生き物へ変化していきます。