こんばんは、四谷軒様。毛利三部作の完成お疲れ様でした。
元就さん、純粋だった子供時代から始まり、恋を知った青年時代、そして鮮血の中を走る大人時代と、作品毎に色が変わり、いずれも魅力的でした。
弟さんが尼子の爺ちゃんに謀殺された説を採用されたことで、こんな解釈もあるのかとおおいに驚き惹きつけられました。
三部作、元就さん以外のキャラもあでやかで、とても面白かったです。次の作品を楽しみにしています!
作者からの返信
おかげさまで、毛利元就について、ここまで述べることが出来ました^^;
最初は厳島をさくっと書いて終わらせるつもりだったのに、いつの間にやらこんなことに(笑)
そして厳島について書いていないという……^^;
……でも、子ども、青年、壮年へと元就の人生を追うことができて、こういうかたちで彼の生涯を綴ることができて、やはり良かったなぁと思ってます。
自分なりに書き方というかテイストを変えてみたり、史実、あるいは「諸説」の一説を採用して、「味付け」をして、料理してみたり……と、いろいろと実験をさせてもらった三部作です。
「河越夜戦」の時は、あまり出すことができなかった女性の方たちを出すことができた、というのも、自分なりに満足しております。
……次の作品は、もし年度が替わっても、時間が取られることが無ければ(切実)、書きたいと思います(笑)
それでは、長きにわたり、元就の前半生を描く作品群を読んでいただき、ありがとうございます。
ありがとうございました!
毛利元就三部作(?)、素晴らしい作品でした。
四谷軒様の書かれている通り、それぞれで雰囲気が異なりましたが、少年期、青年期、壮年期と考えればちょうどバランス良かったかも、です。
自分に歴史系は無理なんで、このジャンルは読み専として1ファンとして、今後とも読ませて頂きたいと思います。
ありがとうございました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
毛利元就というテーマを見つけて、書き続けているうちに、三部作(?)みたいな感じになりました^^;
それぞれ、謎めかした童話風、ラノベな青春戦国もの、昭和な歴史もの、という自分なりに挑戦をしてみたシリーズかな、と思っております。
何というか、自分でもここまで歴史ものを書くつもりはなかったのですが、気が付いたらここまで書いていた、という印象です^^;
今後とも、お読みいただければ幸いです。
それでは、ここまで長きにわたり、この長いお話にお付き合いいただきありがとうございました。
深い感謝です。
皆様があまりに素晴らしいコメントをされているのでほとんどコメントを残せませんでしたが、重厚で本格的な歴史小説を堪能させていただきました。
私の故郷の英雄なのにほとんど何も知らなかったのですが、大変勉強になりました。
四谷軒様がこれ程真摯に元就に向き合っておられる事に感激です。
次の作品も楽しみにしています。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
ちょっとダークな雰囲気な感じになってしまい、まことに恐縮です。
「西の桶狭間」は、明るい、ライトな感じを目指したので、今度の「相剋」は暗い、重い感じにしようと目論んだら、こんな風になってしまいました^^;
実際、この時期の毛利元就って謀略の嵐の中に生きていて、自身もプロデュースした謀略で勢力を拡大していく、そういう段階なので、その辺はマッチしていたんじゃないかな、と思います。
元就の長女と高橋家とか、ちょっと触れるのを避けたいところも敢えて書いてみた、という密かな自負がありますので、「真摯」というお言葉をいただけて、とても嬉しいです!
ありがとうございました!
こんにちは
1月中に読み終わりたいと思っていたのですが既に2月後半…遅くなりすいませんでした!
素晴らしい大作でした♡
読む文字をゴシック体に変えたところ、意外と読みやすい事に気づき、このような歴史長編を可愛くゴシック文字で読み終わりました(^^)
書籍本のような物語をありがとうございました(#^^#)
遅くなりましたが執筆お疲れ様でした。
作者からの返信
おはようございます。
自分で言うのも何ですが、長いお話なので、時間がかかるのはしょうがないと思います。
むしろそこまでお時間を使わせて申し訳ありません^^;
素晴らしい、とのお言葉、まことに嬉しい限りです。
ゴシック体への変換、そういうのができるんですね!
知りませんでした、今度試してみます!
書籍本のような、とのお言葉までいただき、恐縮です。
おかげさまで、完結まで持って来られました。
おわりまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
それでは、ありがとうございました。
お疲れさまでした。
盛りだくさんな作品でした。
闇落ち元就は見てみたかった気もしますね。
元就は天の時と地の利を得ない割にはよくやったと思います。
まさに人の和の力。
周囲に化け物がそろっていたというのが不幸ですね。
大内・陶に尼子。
九州に手を伸ばせば、奇才大友義鎮が立ちはだかるし。
作者からの返信
ありがとうございます。
ここまでお付き合いいただき、嬉しい限りです。
「西の桶狭間」でジュブナイル方向に舵を切ったので、今度はグッと時代小説っぽいアダルトな感じを心がけてみました。
おかげさまで、自分がそういう方向だと、こんな感じになるのだな、と発見が得られたような、そうでないような……^^;
闇落ちは……むしろ隆元が亡くなった時の方がリアリティが……おっと、何でもありません(笑)
元就、安芸に生まれ落ちたというのが幸か不幸か……。
でも、安芸に生まれたからこそ、有田中井手や佐東銀山といった戦いを演じることができたような気もします。
まあ確かに、大内義興、陶興房・晴賢、尼子経久・詮久と、化け物ばっかりですけど、そもそも一番の化け物は元就なんじゃないかな、と。
何で一介の国人がここまで出張ってくるのか、と皆思ってそう。
大友宗麟……まあこの人も化け物ですよね。大内義隆もそうですけど、何で晩年期にあんな風になるんだか、という点を除けば(笑)
それでは、長いお話でしたが、ここまでお読みいただいて、ありがとうございました!
ではではノシ
完結おめでとうございます✨
手に汗握る重厚なお話の数々、楽しかったです。
武将達の謀×謀の応酬でしたが、登場人物達の個性も際立ち、丁寧に書かれていたので、こんな私でも混乱せずに物語を味わうことができました。
そして! 妻ラブなシーンしっかり入れて頂きありがとうございます。「可愛いいじゃないか、元就!」というギャップ萌えもあり、私は満足です(笑)
例え作者名を知らずに読んだとしても、感嘆せずにはいられない物語でした。
(けれど、四谷軒さんが書かれなければ、私はきっと毛利の話は読まなかったと思うので^^; ご縁に感謝です。)
本当に素晴らしい時代小説✨いい時間をありがとうございました。
作者からの返信
おかげさまで完結いたしました。
ありがとうございます。
「河越夜戦」が年配の方向けと言われて、なら最初から年配の方向けに書いてみるか、というスタンスで書いたのが拙作でした(ジュブナイルの方向に舵を切ったのが「西の桶狭間」です)。
そんなわけで、暗いし重いし、雪ちゃんも「妙玖」と化して、何だか大人の女になってるし……こんなんで受けるんやろか、と不安になっておりましたので、「味わうことができた」とおっしゃられて、とても嬉しいです!
妻ラブシーン……めっちゃ照れながら書いてました^^;
「うわあ、こんなこと書いているよ」と自分で自分にツッコミを入れながら(笑)
予想外のギャップ萌えまで感じていただき、私も大満足です!
「作者名を知らずに」というあたりに、深い感銘を受けました。
それほどまでの書き手として評価されて、天にも昇る心地です^^;
(しかし毛利の話で、ホント恐縮でございます)。
こちらこそ、読んでいただいて感謝です!
私も「時代小説」と言われる小説を書けるようになったんだなぁと思うと、とても感慨深いです。
ありがとうございました。
完結おめでとうございます。
大作でしたね。
毛利家って有名だけど、織田徳川羽柴とか違ってメジャーではない。
けれども、両隣の大国に左右される地政学に密接で、題材として面白いと思いました。
陶晴賢……おお~となったのは私だけ笑
壮大なエピソードみたいな。
作者からの返信
ありがとうございます。
つらつらと書いていたら、こんな長くなってしまいました(笑)
「大作」とおっしゃっていただけて、とてもありがたいです。
毛利家ってホント、知る人ぞ知るみたいな立ち位置ですよね。
でもそういう微妙というか、マイナーなのが、私は大好物なので(笑)
大国や強国に挟まれる立場……徳川家康とか、「うんうん、分かる分かる」とか言ってくれそうだなぁと思って、書いてました^^;
陶晴賢……この頃は、大内家の新進気鋭の知勇兼備の名将として、ブイブイ言わせていた頃です。
しかし、後に大内義隆とケンカして(笑)、まさかあんなことになるなんて……^^;
ありがとうございました!
編集済
完結おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
わたしも、「ぼくは信長である」で戦国歴史ものを書いていますので、楽しみ勉強させてもらいました。わたしのはライトノベルで、史実半分、創作半分の気楽な作品ですが、それでも資料は徹底的に集めましたし、小説も読みあさりました。作品のツボどころで、嘘は書けませんので大変です。
四谷軒さんの作品は、歴史書といえるほどの質の高い作品ですので、多くのことを学ぶことができました。ありがとうございます。
わたしの作品は後何年かかるか分かりません。このまま続けるか、分割するか、考えどころです。
「相克」、続きを書いてほしいですね。三矢の行方がどうなるのか、四谷軒さんの作品が読みたいです。
作者からの返信
おかげさまで完結しました。
ありがとうございます。
貴作の方、早速フォローさせていただきました!
「下天は夢か」、懐かしいですね! まさかアレを参考にされているとは……^^;
ちなみに私も「物語」なので、虚実混ぜているところがあります。
wikipedia等を見て、なるべく嘘というか矛盾は無いようにしているのですが……^^;
たとえば元就の長女については、完全にフィクションです。
高橋家に人質に行き、そして殺されたのは事実ですけど、その殺されるまでの事情については、これはもう資料が無いので、創作しました。
ライフワーク的な作品がある、ということは素晴らしいことですね。
生き甲斐みたいなものがあって、張りがあると思います。
私も、毛利元就の人生を追うのが、ライフワークになりつつあるかもしれません(笑)
続きの構想自体はありますので、時間が出来ましたら書こうと思っております。
でもその「時間」が結構難しいですよね^^;
それでは、終わりまで見ていただいてありがとうござました!
深い感謝です。
ではではノシ
こんにちは。
完結、おつかれさまでした!
老獪な尼子がまともに牙を剥き、京に覇を唱えた大内の侵攻をも受け、諸家相争う安芸の国人たちの間を泳がねばならず、、、とまた凄まじい逆境からスタートした戦いを、智謀と勇武によってひとつひとつ乗り越え、頭角を現していく姿、堪能させていただきました。
この頃の毛利の歴史には詳しくありませんが、定説とは少し異なる物語を構築されたのですね。説得力のある展開でした。
歴史小説を読む愉しみ満載の物語、ありがとうございました!
作者からの返信
こんばんは。
おかげさまで完結しました!
徳川家康が同情するぐらい酷い状況の中から(笑)、毛利元就が這い上がって、のし上がっていく物語……書く方も力が要りました^^;
こんな状況から、よく中国の覇者になれたな……と感歎を禁じ得ませんが、やはり戦えば勝つというのが大きかったですね。
特に有田中井手の戦いの勝利が、後々まで彼の栄光を支えたと思います。
……だからこそ、尼子経久はパワハラしていたんでしょうけど(笑)
毛利元就の人生は、やはり天下取りに絡んでいないので、どちらかというと知られておりません。
まあ、だからこそ料理のし甲斐があるというわけで(笑)、でも、それでいて、「知っている」人からも「お!」と思えるよう、骨を折りました。
……定説ではなく異説を取り込むというのがそれです。
説得力のある、と言ってもらえて、とても嬉しかったです。
こちらこそ、ありがとうございました!
完結、おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。
四谷軒さんの描き出す重厚な物語は
どの作品も読み始めるときに
いささか緊張します。
言葉を目で追っているうち
物語が映像となって迫ってくるほどに
没頭してしまうときもあるので(^_^;)
コメントを書きたいなぁ〜
といつも読み終えて思うのだけれど
書き始めてみると
なぜか自分のコメントが
あまりに陳腐に思えてしまい……
なんだか上手く伝えられないのですが
読み終えただけで、お腹が一杯になってしまう。
今回の物語も楽しませていただきました。
ありがとうございました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
緊張していただいて、どうもです(と言えばいいのでしょうか^^;)。
それだけ没入していただいていると思うと、これはまた望外の喜びであります。
読んでいただけるだけでも嬉しいので、コメントの有無等は、それほどお気になさらなくても大丈夫です。
まあ今回のお話は何か暗かったり、性描写あったりで、コメントしづらい部分はあったと思いますし^^;
お楽しみいただけて何よりです。
こちらこそ、ありがとうございました!
完結、おめでとうございます。
骨太の作品、最後まで、感嘆しながら読ませていただきました。
作者からの返信
ありがとうございます。
ジュブナイルのつもりで書いた「河越夜戦」が壮年の人向けと言われたので(笑)、いっそのこと最初からそのつもりで書いてみようと思ったのが本作でした。
骨太とおっしゃられて、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
相剋、完結、おめでとうございます。
そして、お疲れさまでした。
まことに蛇足ぎみではありますが、
謀将毛利元就も、晩年、阿波三好家の家宰(筆頭家老)篠原長房率いる
三好軍と、備前の浦上宗景軍、宇喜多直家の連合軍に手痛い敗北を喫し、
外交僧・安国寺恵瓊を通じて、将軍足利義昭に和睦の周旋を願い出ます。
直後、元就は病没しますが、この辺の「元就最後の戦い」を
四谷軒さまがいずれ取り上げてご執筆いただければと、
失礼ながら願っています。
作者からの返信
ありがとうございます。
実はその「元就最後の戦い」、知りませんでした。
不勉強で申し訳ありません。
勉強した上で、「書けそう」という手ごたえを感じたら書こうと思います。
しかし元就も晩年はキツい状況ですね。
相手に宇喜多直家がいる時点でキツいと思えます(笑)
ありがとうございました。
ふえええ、やっと読み終わったよおおお。
一話一話は長くもなく、文章も端麗ですが、如何せん時間が取れないのがきつかったです。
全編通すと、毛利元就の話なのですけど尼子経久の怪物ぶりが浮き彫りになっていて、怪物の猛威とその衰えが描かれているように読めました。一代の怪物です。
相剋の謀略で窮地に堕とされ、相剋の謀略で地歩を固め、相剋の謀略の裏表、酸いも甘きも嚙分けた毛利元就が至ったのは、家中の結束を重視する三矢であるというのも腑に落ちます。
あ、先代三矢興元元就元綱も良かったですが、やっぱり三矢は隆元元春隆景です。
大作執筆、お疲れさまでした。
作者からの返信
お疲れさまでした。
ここまで、長きにわたる物語を読んでいただき、感謝です。
まずは、コメント付きレビュー、ありがとうございます。
尼子経久という強烈な個性――怪物――が存在したからこそ、この時代のこの地域は謀略という嵐に見舞われたと思います。
そして拙作は、その嵐の中を、すっくと立ち上がったひとりの若者が、やがてその怪物に取って代わるお話です^^;
その辺りをバシッと投げてくる、名レビューだと思います!
そしてコメント返信です。
最初は、滅茶苦茶暗い話を書こう、ドロドロとした奴を、ということを考えたのです。
実はこの話、公募に出しておりまして、それで、昭和の歴史小説のような、人と人の陰惨な、逃れ得ぬ悲劇みたいなのや、エログロなテイスト、という感じで書いてみたのです。
ちょっと自分なりに作風を模索している時期でして……^^;
そしたら尼子経久さんが嬉々として謀略をかけまくることかけまくること……(笑)
尼子の宰相の亀井さんも、苦労人の度が増してしまいました^^;
そしてお察しのとおり、拙作は尼子経久の物語でもあります。
尼子経久と毛利元就という、「鏡」のような二人の物語です。
これで元就もダークサイドに落ちれば、それはそれでピカレスクロマン的な話になったかもしれません。
でも元就は史実として、一族の結束を大事にするに至っています。
そういう手紙を書きまくって、史家から「長すぎ。多すぎ」と匙を投げられるぐらい(笑)
つまり反面教師として経久から学びつつ、それを越えていったんだな、相剋に克つことができたんだな、と思ったのです。私は^^;
そんなわけで、まるで暗夜行路を抜けていくような感じでしたが、最後には三矢に至りました(笑)
隆元元春隆景の三矢もいいですね。
厳島とその前後が、特に輝いていますし^^;
それでは、改めまして、長きにわたり、ご愛読、ありがとうございました!