こんばんは、御作を読みました。
大内さんが貿易という手段で京の代替を造ったのに対し、尼子さんは京を求めて東進したというのはなるほどと思いました。
……尼子さんの支配した国々って、そこまで裕福でもないですし。やっぱり痩せても枯れても畿内が欲しかったのかなあ。
塩治さんが立ちどうなるのか楽しみです。面白かったです。
作者からの返信
大内さんって、百済王の子孫という「設定」の一族なので、義隆さんとしてはそこに忠実に従っている、大陸との交流を盛んにしている、というつもりなんでしょうね……。
一方で尼子さんは、かつての山名宗全のように、中国地方を制して都へ……というところなんでしょう。
西進して大内に当たるよりは、東進して各個撃破していく方が楽、という考えもあったんでしょうけど^^;
そして塩冶さん。
ついに叛するわけですが……裏でジッチャンがどう動くのか。
ジッチャンってやっぱ凄いな、というのがここからの動きですけれど……^^;
ありがとうございました。
拝読致しました。
なるほど、相克の輪廻を崩すには、新しく純粋な命を産めよ増やせよ、と。
壊し制する男性目線とは異なる考え方、かも?
そして経久さん、何か思いついた。
配下の叛乱を、どうやったら自分に利することができるのだろうか?
想像がつきません。
まさか海老で鯛を釣るとか……?
ありがとうございました。
作者からの返信
毛利家は「三矢の教え」がありますからね……。
で、その三矢を生んだのは妙玖ですから^^;
そして尼子経久。
これまで謀略を仕掛けて来た自分が、こんな危地に陥るという羽目に。
しかし……これは史実がそうなんですけど、ここからが、この雲州の狼の恐ろしさです。
まさか、そんな離れ業をするなんて……と、当時の誰もが度肝を抜いた策を実行します。
ありがとうございました。
編集済
どうも。投稿、ご苦労様です。
実は大内の主である義興が死んだのに、なぜ、尼子は大内を攻めないのだろうと想っていたのですが、東へという道があったのですね。
なるほど!と想いました。
作者からの返信
付け加えて申し上げますと、このタイミングで、実は毛利元就はすでに大内側についていた(旗幟を鮮明にしていた)という説もありますから、うかうかと大内へ攻め入れなかったのかもしれません。
大内も陶興房が健在なので、下手をすると陶興房&毛利元就という、ドリームチームを相手にしなければなりませんし^^;
だったら、「大内がフリーズしている隙に、宿願である上洛をするか!」という流れかもしれません。
ありがとうございました。
確かに元就は謀略に長けその効用を認めていながら意識的に避けていたように感じますね。
まあ一介の謀臣ならともかくトップには信も必要です。
その点、経久の方が純粋にはかりごとを愛した印象があります。
さて、また思いついたようですが……。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
毛利元就ってそこまで残酷なイメージが無いんですよね。
むしろ織田信長とか宇喜多直家とか、そっちの方が酷い^^;
戦国を生き残った毛利家のイメージ戦略の勝利かもしれませんが、やっぱり策謀オンリーになることのデメリットに気づいていたのかもしれません。
経久は経久で、謀略大好きっ子ですからね……^^;
個人としては、物惜しみしないし、瓜の食べ残しがもったいないから自分で瓜を切るとか言い出したり、結構イイ奴だと思うんですが。
そんでまた「閃いた!」とウキウキして(経久的には)、亀井さんを呼びましたが、果たして……。
ありがとうございました。
毛利元就本人は、娘の一件で矛を収めた訳じゃないんだなあ。後ろめたい思いが現実から目を逸らさせたか。
尼子経久の一手、どうとでも利用出来そうな妙手に見えるが毛利元就はいかに受けるか。
作者からの返信
「大内家(ジャイアン)さえバックにいれば、ボクは無敵だ!」……というのが、塩冶興久の胸中でしょう。
そんなこと言ってるけど、その大内家をコテンパンにやっつけたほとんど唯一の男が毛利元就という現実を、確かに忘れているようですね^^;
尼子経久、この危地を挽回するどころか、逆に前進する妙手を思いついてしまいます。
でもあまりにも妙手のため、毛利元就に経久の真の狙いを気づかせてしまいます……。
ありがとうございました。
じっちゃん、他家に養子入りさせたとはいえ息子を「臣下」扱いしたことから、その息子に足元を崩され……
>経久の犀利な頭脳は、今や、この叛乱の鎮圧、否、叛乱をどう「活用」するかという観点で回転し始めた。
じっちゃんはやっぱり怖かった/(^o^)\
作者からの返信
じっちゃんの養子入り作戦は間違ってはいないんですけど、「やり過ぎ」だったと思います。
史実としては、塩冶さんが出雲の地元勢力の「代表」みたいになってしまって、(負担が大きい)外征強硬派のじっちゃんにストップをかけたかったんじゃないでしょうか。
で、じっちゃんがそんなこと聞くわけもなく……。
そしてじっちゃん、この叛乱で進退窮まった、と思いきや、発想の転換が始まります。
ホント化け物だよ、この人……^^;
ありがとうございました。