応援コメント

四 調略」への応援コメント

  • ひどい言い方ですけど、やはり武辺者の元綱に、謀聖モードじじ様の相手は荷が重すぎたか……
    元就自身が出ていれば良かったんでしょうが、それができないから元綱に対尼子を任せた訳で。

    というかこれ、誘降策を元就の名前でって、後々周囲からの心象とか立場とか悪くなったりしません?(特に大内家の方を見ながら)

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    これ史実(というか伝えられるところ)だと、元就が出張って来て、それで蔵田さんへの謀略を展開しています。
    それで尼子のジッチャンが「何コイツ。ヤベー」と元就の謀略にある「上乗せ」を仕掛け……という流れなのですが、拙作では意図的に元綱を鏡城へ向かわせました。

    そしておっしゃるとおり、元就の名前で(史実だと本人の企画立案)この蔵田家への誘降を仕掛け、その結果をじじ様が「上乗せ」したせいで、安芸における元就の信用度がガタ落ちになってしまいます……。

    ありがとうございました。

  • なんにも知らない幸松丸どのが無邪気に懐いているのがまた怖いんですよ。白々しい芝居に見えるんですけど、背筋がゾクゾクすると言いますか(^_^;

    作者からの返信

    幸松丸さん、この時代だと大人扱いされてもおかしくない年齢なんですけど、やっぱりお坊ちゃんなんで、親切にされると懐いちゃいます。
    一方で尼子のジッチャンは、一度国を失ったことがあるので、人生の酸いも甘いも知る男。
    そんなジッチャンがねぇ……何で親切にするかというと……。

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     前作では信用ならずとも頼れる? 味方だった尼子のじいちゃんが、本気でやるとこうなります、という、蝶が大蜘蛛を相手にするような恐怖感……。
     ひえひえです(~_~;) やっぱり怖いなあ。歴史というより、ホラー小説みたいだ。面白かったです。

    作者からの返信

    前作はある意味ジュブナイルなラノベを心がけたので、みんな正義というか、ある程度の気風を持って行動していました。
    ……が、今作は、いわゆる「昭和の時代小説」みたいに、どろどろした感じを心がけましたので^^;
    まあ実際、史実というか伝えられている話がホラーなんですけどね(笑)

    そんなわけで、謀聖・尼子経久の本領発揮。
    相合元綱だと、どう考えても力不足の相手でした。
    さりとて元就自身が出張るわけにもいかず……これは経久の作戦勝ちですね^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    完全に籠絡された嫡子を腕の中に包み込まれた状態で、ニコニコと笑みを絶やさずに迫られた日には。
    じわじわと迫る姿はまるで妖怪か何かのよう。
    いや、理詰めで追い詰めてくるその様は、悪魔メフィストフェレス的な何か?西洋ですが(^_^;)

    どっちみち怖いですね……どう転んでも、末路は同じ。
    戦国時代、怖い!

    作者からの返信

    伝えられるところでは、尼子経久が徐々に追い詰めていっています。
    経久の恐ろしいところは、元就本人ではなく、周りから攻めていっているところですね。
    元就本人に罠をかけると、気づかれてしまうし……。

    今回は、戦国乱世のドロドロした面を描こうと思って書いたので、どうしてもこんな感じの展開ばっかりの拙作です^^;

    ありがとうございました。

  •  明けましておめでとうございます。

     この後、どうなるのだろうかと、読者をハラハラさせる上手い書き方ですね。
     勉強になりました。

     サラリーマンで、めんどうくさい取引先の相手をしたことのある人は、胃を痛くしながら読んだかも。わたしは胃が痛くなりました(笑)。

    作者からの返信

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    書く側としては、史実を知っているので、「調べられたら分かっちゃうんだろうなぁ」と思いつつ、そこまで調べない方が大半なので、うまーくオブラートに包むのに必死でした^^;

    まあ私も御多分に漏れず、宮仕えの身なので、こんな圧迫面接というか、アレな人のお相手とかマジ勘弁の心境で書いてました(笑)

    ありがとうございました。

  • 尼子さま。
    知るにつれて
    なんだか怖い、というか
    不気味というか(^◇^;)

    なにを考えているのか
    分からないが故に
    恐ろしいなぁと
    思ってしまいます。

    作者からの返信

    尼子経久は、拙作の影の主役とでも思っていただければ。
    何というか、人のドロドロした部分を描こう、というのが拙作のテーマのひとつなんで、その最も闇なところを担当してもらっています。
    前作「西の桶狭間」がライトな感じだったんで、今度はダークにしてみようという試みでございます。
    だからこそ、経久はああいう感じになりました。

    ありがとうございました。

  • ここは我を張ったように見せかけて、元綱の名をお使いください、というところでしょうな。
    すべて元網の責任になるので。

    これでは毛利が尼子に寄りすぎたように見えちゃいますねえ。

    作者からの返信

    相合元綱が、そこまでスタンドプレーができる男だったら、アレな結末は待っていなかったでしょう……^^;
    ちなみに元就本人が出張してきた場合(つまり、伝えられているところでは)、尼子経久は、元就にその「策」を思いつかせて実行させていました。
    ……何だかどのルートを選んでもダメな無理ゲーですね、毛利。

    そんなわけで誘降策が実施され、元就の策士ぶりは知れ渡るんですが、同時に元就の信用はどうなるかというと……。
    そしてそれは大内家からすると、やはり、おっしゃるとおりでしょう。

    ありがとうございました。

  • 尼子殿、これ以上何をたくらむか(^^;)))?

    作者からの返信

    ホントは毛利を潰したいんだろうけど、妙玖がいるからそうも行かず、さりとて毛利をこのままにもしておけず……という縛りが、経久の脳内でどう化学反応を起こしているのやら。

    ありがとうございました。

  • 出した者がことごとく絡め取られる…

    作者からの返信

    伝えられるところだと、毛利元就自身が出張っていっても、結局利用されて終了、という結果でした。
    つまるところ、どのルートを選んでも、尼子経久というラスボスの前に……というところです^^;

    ありがとうございました。