第5話 n日目

五日目

レ「ってわけなんだよね~~~」

ル「なるほど。つまり、クリア条件はジエールの救済ではなく、レイニエちゃんの生存ってわけか~~~~」

ヅ「く、この私が敗れるとは不覚!!」

サ「う~~~ん、どうすっかな~~~」


サ「レイニエちゃん勉強すればいんじゃね???」

レ「勉強??」

サ「ああ。なんて説明すりゃいいかわかんねけどよ、無限ループするんなら、いつかは解決策は見つかるってことだろ??」

レ「だといんだけどぉ。暗記するのは得意なんだけど、勉強はなぁぁ」


レ「そーや今日五日目じゃん。もうこんなに頑張ってるんだから、今日はさぼっていいよね!!」

ル「まあ、そういうことにはなるなぁ……」

レ「中央トレカ行こ!!」

ヅ「そうだ!!」

レ「ん?」

ヅ「今日は中央トレカでVGの大会が午後からあるんです。大会がある日は昼からケルストさんがデッキの調整をしてるはず。説明すれば、力になってくれるかも」


ってことで中央トレカにつきました~~~

中央トレカ「しゃっせ~~~~~」


ヅ「こんにちは。ケルストさん」

ケ「おっと、サリエムさん。今日は早いですね。調整手伝いましょうか?」

ヅ「いえ、今日はちょっと別件で」

レ「あ、ケルスト元主席ぢゃ~~~ん。かくしかで!!」


ケ「ふむ。じゃあ、その証拠にデュエルしてもらいましょう。負けたら信じます」

レ「いやケルストルート始めてなんだよねぇ。だから勝てるかわかんない」

ケ「まあいいからいいから……デュエル!!」


1-2でレの負け

◇◇◇


レ「いや~~サイドの墓地除去がささっちゃったな~~~~」

ケ「今日は何週目なんです?」

レ「五週目だよ~~~~」

ケ「じゃあとりあえず、遊んで行っては?明日もまたあるんでしょう」

レ「そのつもり~~~~」


レイニエちゃんは昼間っからカードゲームで遊んだ。

疲れが吹き飛んだかのように楽しかった。

みんなでたくさん笑った。


トーナメント本戦決勝

レ「ドローで」

ケ「ドロー対応で、『ルーネリアの盗賊』。ハンド見せてください」


ウーウーウー

周りが赤く光る。

レ「楽しいから忘れてた。今日もおしまいか」

ケ「なるほど。では俺の今日のサイドを以て合言葉としましょう。俺のサイドはこうなってます」


ボカーン

六日目

レ「ケルストさんのサイドの15枚全部あてるね!!」

レ「かくかくしかじか」

ケ「確かに、あってますね。信じましょう」


ケ「アルバスラ博士が力になってくれるはずです。早速行きましょうか」

レ「ごめんね。遊びたかったんでしょ?」

ケ「いや、このレシピで決勝まで行けるってわかったんでいいです」


☆☆☆

ピンポーン!!

ピンポピンポピンポーン!!


アルバスラ博士「何度も鳴らさんたってもわかるわい!!」

ケ「やあ。」

博士「あ、ケルスト先輩~~~どうぞ入って入って。おっとそこのおチビちゃんも!!」

レ「おチビちゃんじゃないし!!レイニエちゃんだし!!」

ケ「おっと、皇帝家ご一行も一緒か。これは一大事だな。今研究所内散らかってるけど、いいかな」

ル「没問題ヨ」


かくしか!

博士「ふうむなるほなるほのど。未来の誰かが時間の流れに影響を与えている可能性が示唆されているな」

レ「そなの?」

博士「そーゆーこと」

ケ「つまり、未来の誰かが、管理主義の未来をミティリさんに託しているということですね」

博士「そそ。」


レ「色々やったけど、だめだったため」

博士「わかった。記憶は得意だといったね。」

レ「うん」

博士「じゃあ、僕たちの研究を記録してもらおう。君がノートブックってわけだ」

レ「わかったよ」

ケ「始めますか!」


ケルスト・アルバスラ「あれがあーで、これがこーで、この式覚えて。ほんであれがこーでうんたらかんたら」


ル「わかる?」

サ「わからん」

ル「俺ら、雀荘いかね?」

レ「え~~~レイニエちゃんもわからんのですが?」

サ「いや俺らひまじゃんだって」

レ「ヒェ~~~~」


七日目

レ「覚えた式を吐き出すね~~~~」


キュッキュッ

レ「オエ~~~~~~(書き書き)」

博士「君頭いいね!」

レ「考えたのはレイニエちゃんじゃないんだけどね~~~~」

ケ「とは言え、我々にはこれが限界ですね。もっと知識のある人を……シューデン博士がいると助かるんですが」

博士「我々の人脈で何とか呼び出せませんかね。ちなみに僕と彼は馬が合わない」


ル「ヴェーデなら呼び出せるかも」

(呼び出し中)


ウーナ・ヴェーデイン「ああもう、どうした?」

ル「かくしか!」

ウ「いや、信じないだろう。いきなりそんなこと言われても。私は今忙しいんだ!!後にしてくれないか!!」


N日目

ル「かくしか!」

ウ「いや、信じないだろう。いきなりそんなこと言われても。私は今忙しいんだ!!後にしてくれないか!!」

レ「代わって」


レ「ウーナさんいまAV見てたでしょ!!」

ウ「いきなり何を言うんだ」

レ「凌辱系好きだもんね!」

ウ「わかった……信じるよ。だからそのことは忘れてくれないか?」

レ「シューデン博士に連絡とって、アルバスラ博士の研究室に来るようにいってね!!」

ウ「いや、でもシューデンかぁ……あの二人が協力し合うとはちょっと思えないけどなぁ……」

ル「ジエールの未来がかかってるんで!!たのみま!んじゃ!」


☆☆☆

ピンポピンポピピンポーン

博士「うるさいんじゃい!」

シューデン・ケーリフ「きたで」

ケ「本当にきましたね。やはりウーナさんはすごい人だ」

ル「まあ俺が頼んだんですけどね~~~~~~~~~」


ガシャー

終電「面白いことが起こってるらしいやんけ!」

博士「君をこの研究室に入れるとはね!」


レ「はいじゃあ続きね!!式どば~~~~~~」

終電「おもしれっ!おもしれっ!!」


ル「じゃ、俺ら雀荘行くんで!!」

☆☆☆

サ「オラッリーチだ!!」

ヅ「カンです!」

ル「ばっきゃろ!人がリーチしてんのになんじゃオメ!」

ヅ「カン!」

ル「へ?」

ヅ「カン!」

サ「流れ変わったな」

ヅ「ツモ!!!うんたらかんたらドラ12、数え役満ですね」

ル「ヒェ~~~~~こら世界滅ぶわ!!」


ドカーン

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