第4話 四日目
四日目
レ「だめじゃんンンンンンンン!!」
レ「えーーーなんでなんでなんで????」
ル「ヒェー、おかしなったんか?」
レ「テレビビビビビビつけけけけけ」
ル「ホイ」
レ「負け負け負けっけけけけけk」
テレビ「かくかくしかじか」
ル「顔がボーッと浮いてるんすよ」
レ「電話ワあわわああわ」
サ「お、おう」
デーデ・デーデデデ・デー(着信音)
電話「かくかくしかじかやぞ」
サ「お、おう」
レ「ごはん出来ましたよ。どうしたんですか、騒がしくして」
ヅ「ごはん出来ましたよ。どうしたんですか、騒がしくして」
ヅ「え????」
レ「よ゛ん゛がい゛め゛な゛の゛おおおおおお~~~~」
レ「でんわまだぐるよおおおおおお」
ル「お、おう」
デーデ・デーデデデ・デー(着信音)
電話「かくかくしかじかやぞ」
ル「ま、マジすか」
ル「で、説明してくれや!」
レ「かくしか!」
サ「なる!」
ヅ「つまり、サーヴァリア軍の爆撃が原因ではなかったってことでしょうか……」
レ「そゆこととと」
ル「しっかし、あの頭のお堅いサイアス将官が動いてくれたのは驚きだな」
レ「どうじでなのおおおおおおお」
サ「ヴェオン・レギトが自爆した???」
ル「あッ……それS級国家機密でおじゃるヨ……」
サ「いや、そんなこと行ってる場合じゃないだろ。十分異常事態だ」
レ「どゆことなの?」
サ「この惑星には緊急事態用に自爆装置が仕組まれている。しかし、それはリェニュト6の人間しか知らないし、ヴェオン・レギトの核へのキーはルニアス・アオン・ウーナの三銃士しか持っていないはずだし、同時に三つのキーがなければ入れないはず」
ヅ「誰かが裏切って複製したってこと……?」
ル「んな馬鹿な」
サ「ループしてるんだろ?」
レ「そ」
サ「行ってみるしかねぇだろうよ。誰が開けるのか見てみようじゃあねえか」
レ「なるほ」
というわけで、軍の会議をさぼって第五階層廃墟の迷路を進んで、核への入口についたのだ!
サ「よし、ここで光学迷彩を使って待機するぞ」
☆☆☆
数時間後
ゾロゾロゾロ
レ(誰だあいつら!!)
サ(シーッ静かに!)
?1「行くぞ、キーを」
?2「よし」
ジリジリジリ、ビー
ドア「ロック解除」
?3「さあ、中へ」
サ「待て!!」
?1「あやっべ、走れ!!」
?2「急げ!」
ル「おいまてい!」
ヅ「おのれこしゃくな!!」
レ「ヅィーガー足早いよ!!」
ル「おい、待て待て」
?1「ええいクソ!!」
ヅ「死ね!!」
?1「ぐわ!」
?1の死体が細い道から核の底へと落ちていく。
ル「やめろ!いったん下がれ!!」
ヅ「お前もだ!!」
?2「グワ!だがただでは死なんぞ!!」
ひん死の?2が最後の力をふり絞ってヅィーガーに絡みつく。
?2「私ごと撃て!!」
?3「ええい(バキューン)」
ヅ「ぐ……」
二人の体が核の底へと落ちる
ル「嘘だろ……」
サ「なんで……」
レ「うわあああああああああああ」
?4~6「どうした!?」
サ「こっちからもか(バキューン)」
?3「ぐッ……」
?4「おのれ!!」
サ「いけ!!世界を救え!!」
ル「ぐえッ!!」
サ「おい姉弟しっかりしろ!」
サ「お前らゆるさん!!」
?4「グワー」
?5「ただでは死なんぞ!!」
サ「レイニエ走れ!!振り返るな!!」
レ「そんな……」
(ボカーン!!)
後ろで爆発音がしたが、レイニエちゃんは振り返らなかった。
………
核への中心部へとつくと、ホログラムが起動する。
カルニエート4世「あなたは、レイニエちゃんね」
レ「電源オフ」
カ「私が落ちると、ヴェオン・レギト全部停電になるけどいいの?」
レ「うん」
カ「あそ、じゃあ5分あげるから、それまでにここから出なさいよね」
レ「うん」
帰り道、みんなの死体は残っていなかった。多分みんな落っこちちゃったのかな。
レイニエちゃんは扉を開けなかった。
レ「レイニエちゃんだけ生き残っても面白くないや。こんな世界要らないし、生きていたいとも思わない」
レイニエちゃん自ら奈落の底へと落ちた。
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