第2話「異世界!転移で!?ステェタスゥ~!」

馬車の5人は冒険者パーティだそうでパーティ名はチャンス&アタックと言うらしい

(アタックチャンース)


メンバーは


ディーン(パーティリーダー男A)

セシル(男B)

キリ(女A)

ラシャス(女B)

マッチョはマッツさんでオカマさんでした



ここは辺境の街の仕入れの依頼で王都まで行ってきた帰り道だそうだ


ちなみに馬車の中には街に持ち帰る王都からの荷物でいっぱい

と思いきや人が乗れるスペースがあった

王都からは1週間⋯7日ほど馬車でかかるそうだ


辺境の街はクーンと言う名前だそうだ

南に行けば海で海に一番近い辺境の街らしい


ちなみに今は南西に向かっている

王都は北側かな?


馬車について行くこと30分で街の入口まで到着


ディーンさん達が先行して門番さんに話をしに行ってくれた


門番「これは魔道具か?」


ナオ「いえ!違いますよ」


ディーン「あー、どうやら迷い人らしい。すまんがナオさんその鉄の動く箱はここに置いてくれるか?」


ナオ「わかりました⋯とりあえず鍵も出来ますが見えないようにして貰っていいですか?」


門番「迷い人か⋯わかった!それではこちらへ来てくれ」


街に入る前にオーブに手をかざして欲しいと言われてかざして青色に光ったことでOKを貰えた


赤だと生きている間に極悪な事をした人らしく入れられないそうだ


ワタシワルイコトシテナイヨー


今回は役所で届出をすれば街に入る税は免除との事で異世界では無一文の俺は助かった


ステータスプレートと言われるマイナンバーシステムがあるらしい(やだ!ハイテク!)



そのままディーンさん達は達成報告の為冒険者ギルドに行くのでサブリーダー的なセシルさんが役所までの案内をしてくれた


セシル「こっちだ」


ナオ「アッ、ハイ」


セシル「ナオさんも突然で驚いたろ?」


ナオ「ええ、夜なのに昼間だったり剣で構えられたり弓で打たれそうだったりでしたからねぇ」


セシル「ちなみに一番攻撃力が高いのはラシャスって杖構えてたやつだぞ」


ナオ「魔法!やっぱり魔法あるのか!」


セシル「あはは、魔法が無かったのか?」


ナオ「魔法のような物は沢山ありましたけどね、年甲斐もなくこの世界が楽しみになりました」


セシル「そうかそうか、おっとここだ」


ナオ「役所?」


セシル「そうだぞ、クーン街役場だ」


役場の入口には兵士の格好の方が立っていた

おー映画みたいだな


セシル「やぁ、元気そうだな」


兵士「あぁ、セシルもおかえり。案内か?」


セシル「あぁ、まぁそんな所だな」


兵士「どうぞ、お気を付けてお入り下さい」


ナオ「はい、失礼します」


中に入るとウッドカウンターがズラリ

一昔前の役場っぽいなぁ

とセシルさんが役員さんに声をかけてくれた



セシル「すまないが彼のステータスチェックを頼む」


役員「はい、ではこちらへどうぞ」


ナオ「わかりました」


セシルは着いて来ずに俺と役員さん少し小さな部屋に入る

そこには街の入口にあった水晶より一回り大きな水晶が置いてあった


役員「それでは手で触れて下さい」


ナオ「はい!」


いよいよステータスチェックだ!

ドキドキする!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

名前

ナオ


職業

迷い人


Hp80

Mp200


Str50

Spd20

Vit80

Dex150

INt200

(Luk--)




スキル

錬金術Lv1

収納術Lv--

回復魔法Lv1

属性魔法(火0水0風0土0光0闇0)

生活魔法Lv2

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




どうも一般的な人のステータスだと基本オール80くらいみたい


ラックと収納術、魔法の後半の項目が書いてないのが凄く気になる


役員「はい!終わりましたね。それではステータスプレートを発行します」


ナオ「はい、あ!あの、ラックと収納術と魔法の後半部分のレベルに線が引いてあったんですがこれは?」


役員「ラック?運は変動的なので書いて無いですよ。収納術は魔法の一種でアイテムボックス⋯いえ、インベントリと言えばわかりやすいですかね。それと魔法の後半が書いてないのはまだ覚えてないと言う事ですね」


ナオ「なるほど、では生活魔法とは?」


役員「生活魔法は色々ありまして

火種の『プチファイヤー』

清潔にする『クリーン』

飲料確保の『アクア』

応急手当の『ファーストエイド』

光源を出す『ライト』

ですね。

レベルが上がれば物を治す『リペア』

穴を掘る『ディグ』

草刈り等で使う『リーピングシーズ』

種まきで使う『ソウザシーズ』

成長促進の『グロース』

他にも色々ありますよ」


ナオ「おお!ありがとうございます」



属性魔法は基本的に1人1個2個が普通で全属性書いてある俺はチートなのかもと思った…が魔法使いは使おうと思えばMp2倍で使えるそうだ

そのうちレベルが上がり普通に使えるとの事


ステータスプレートは街で貰って他の街での証明や移住の時に役に立つ物なので絶対に無くさないようにとの事


(ちなみに再発行は可能、再発行したら前のステータスプレートは使えなくなる、肌身離さず持っていても壊れる可能性がある為有料だそうだ)


役員さんに挨拶して出ようとした時に宿を教えてくれて初日だけ無料なので今日はそこで泊まるようにと言われた

ありがてぇ⋯野宿は無理だもんな


また明日もう一度役所に来てくれとの事で午前中に行く事を約束してセシルさんの元に


さてステータスが完全に生産系特化になってる…理由は日本人だからなんだろうかね?


セシル「終わったか」


ナオ「ええ、今日は指定の宿に泊まるように言われましたよ」


着いて来てくれたのがセシルさんで良かった

マッツさんだったらぐったりしてたのは間違いない


ステータスプレートはステータスプレートを手に持ちステータスと言えば浮かび上がるので常時確認可能


セシルさんと宿に来た所で他のチャンス&アタックメンバーと合流


ディーンさん達は今回の護衛&荷物運びで中々の利益を得たみたいだった


そうそうお金の事だが


銅貨が10円

鉄貨が100円

銀貨が1000円

金貨が10000円


その上に魔力を流すと光る銀貨金貨があり


白銀貨が10万

白金貨が100万だそうだ


宿の入り口にて



ナオ「皆さんありがとう、助かりました」


ディーン「わからない事があったら役所へ行けばいいからな」


セシル「仕事は冒険者ギルドに来るといい、皆良い奴ばかりだからな」


マッツ「夜ならおネエさんも脱いでイイわよね?」ムキッ


キリ「ダメ!」


ラシャス「自分の部屋でやりなさい!捕まるわよ」背中ビターン


マッツ「ああん♪いったいわー⋯」


俺「み、皆さんホントありがとうございました」


カウンターのお姉さんに宿泊の際こちらで泊まるように役員さんに言われたのを伝えてステータスプレートを見せる


少しビックリしながらニッコリと微笑みかけられ鍵を渡され宿泊施設の案内を受けた


先に夕食の硬いパンと野菜ゴロゴロのスープと謎のお肉を食べる事に


フランスパンのめっちゃ硬いやつなパンをスープで浸しながら食べなければならなかった

謎のお肉は牛のようなジューシーな味のお肉だ

美味!



そして部屋でステータスの確認

異次元収納は容量がわからんからこれは後日だな

次に生活魔法

ナオ「クリーン⋯」

+゜。*(*´∀`*)*。゜+

めっちゃ浄化された

靴や服も綺麗になった!便利過ぎだろ異世界


属性魔法は0だからこれも後日

部屋汚しそうだし燃えたらやばいし

回復魔法はヒール?わかんねぇけど何だろうかこれ?

流石に怪我もしてないし無理だな


そんなこんなで初日終了

明日は午前中から役所かぁ

魔法嬉しいなぁ


おやすみなさい(*˘︶˘*







後書き

ビシバシ!

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