20211121

俺は黒い埃だらけの部屋にいて、妹がその黒い埃に取り込まれた

俺のせいだ。俺が手を放してしまったから


家族と友達にも相当怒られた

黒い埃から妹を助けるために、今日の夜まで待たなくてはならない

しかし、日曜日なので俺は明日の会社のために早く寝ないといけないと思ってしまった


どちらかだ。どちらかを選ぶ必要がある


俺は妹を選んだ

それでも苦しかった


俺たちは武器をもって、夜に備える


妹を救えるのか


そう考えていると夢から覚めた


すっかり暗くなった部屋に雨の音だけが広がる


あの出来事が夢だと分かると俺は安心した。

現実は安全そのものだった。


となると俺は明日会社に行かなくてはならない。


会社へ


夢の中で幾つもの苦難を乗り越えてたところでなんになる

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る