涼宮ハルヒの憂鬱
高校時代、知人が携帯でハレハレ愉快の動画を見ていて、本作の存在を知りました。
当時はなぜアニメキャラのダンスで盛り上がれるのかわかりませんでした。
だけど、実際に原作を読んでみると本作のキャラクター達に愛着が持てました。
本作は現実世界を改変する能力を持ったヒロインに主人公が巻き込まれる系のSF作品です。ヒロインは現実改変能力を持っている自覚が無く、彼女の見えないところで様々な問題が発生し、それに主人公が巻き込まれていきます。
涼宮ハルヒの憂鬱から、涼宮ハルヒの消失までを目に通すことをおすすめします。
涼宮ハルヒの消失まで読んだとき、ライトノベル作品の中でお指折りの余韻が待っているからです。
本作で影響を受けた箇所は下記になります
・私小説調の文体
・あっさりと示される心情描写
■私小説調の文体
本作で特に影響を受けたのは、主人公の手記を思わせるような文体です。
物語は主人公が過去を遡っているように書かれており。私小説を読んでいるような読み応えがありました。
■あっさりと記される心情描写
本作は私小説調で心情描写もある程度は記載されているのですが、
それでも登場人物達の本質的な心情は、仕草や台詞でやんわり描かれています。
はっきりと登場人物がどう思ったかがわからないというのは、もやもやするところもあるのですが、読者の想像が膨らみます。
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