第7話 読者さまに言いたい。レビューや感想、実はほかの読者からめっちゃ読まれてますよ!

 こんにちは。ヨヨギヨヨイチです。


「ヨヨギさん」と呼ばれることもあれば「ヨヨヨさん」と呼ばれることもあります。


 まれに「ヨヨ子さん」とも呼ばれます。女性の一人称を書くことも多いので、ヨヨヨは金玉一個しかないんじゃないか。そんなウワサもあります。


 そんな話はどうでもいいんです!


 今日は、読者さまに伝えたいことがあるんです!


 それは、


「あなたの書いた感想やレビュー、それけっこう読まれでっがら!」


 これです。


 なんでこれがわかるかと言うと、そういう感想くるんです。僕のDMに。(笑)


 仮にAさんが書いた感想へ、その上からBさんが「Aさんの感想おもしろいっすよね」とは、なかなか書けない。でもDMでいただく感想には、他者の感想やレビューに関することって、けっこう書かれてるんです。


 意外にツイッターのDMで感想をいただきます。感想欄よりDMのほうがハードル高そうな気がしますが、これね、いただいたDMの中で、なるほどな!と思った言葉ありました。


語彙力ごいりょくがないので、感想欄に書くのもどうかと思い、でもひとこと申しあげたくDMさせていただきました」


 とね。なるほどです。感想欄は人が見るので、そっちには書けないが読んだ感想は伝えたい。意外にこういうかたはいます。


 僕としては、感想欄でもDMでも、どっちもウェルカムなんで嬉しいかぎりです。


 あ、でも、これは言いたい。


「語彙力ないって言うけど、語彙力って言ってる時点で語彙力ありますから!」


 まあでも気持ちわからんでもないです。レビューとか感想とかって「僕より文章うまいじゃん!」って思う人がいっぱい!(笑)


 さてさて、そういうわけで、僕の作品についた感想の感想、これを僕は知っています。こういうのって、読者さん側は知りようがないので、ちょっと解説しておこうと思った次第です。


 ちなみにです。感想とかレビューが、ほかの読者さんに読まれているとしたら、こういう疑問わきませんか?


「いったい、どんな感想がウケているのか」


 これがですねぇ、意外にも「ブーストを起こしやすいレビュー」という解説をしたときとかなり傾向がにてます。


 ほかの読者さんにウケている感想、大きく分けるとこの三つ。


○長文の感想

○細かいところへの感想

○その読者さんの背景


 この三つです。


 あれかなと、おなじ作品を読んでいる人って、ちょっと「戦友」みたいな感じなのかなと思いました。「仲間」っていうより、そのおなじ時、おなじ場所にいた人っていう感じかなと。


 これ、実例をあげてみたいと思います。ほかの読者さんが絶賛したレビューや感想って、ちょっと興味ありません?


 以前もいいましたが、もともとレビューや感想はだれでも見れるものです。ここで取りあげても問題ないと判断しております。(取りあげてしまったご本人さま、問題あったら言ってね!)


 ではでは、何個か取りあげてみます。


 まず、僕のほうへ絶賛の嵐!がきたレビューから。


 このレビューを「解説」するには、少し物語の前情報が必要なので、少しだけ書きます。いただいた作品は「アトボロス獣王記」という作品。


 この作品、戦記物、つまり戦争物なんです。戦争ってことは、やっぱり敵も味方も、亡くなる登場人物がいるんですね。それについて書かれたレビューがこちら。


 レビュータイトル:「ここに戦士が眠る」


 主人公 人族アトの下に幾人もの戦士が集います。猿人、犬人、鳥人、猫人、熊人……


 種族の違いから歪みあい、奪いあってきた過去。文化歴史を超えてここに生まれた街は王都へと発展し、営みを豊かにします。


 立ち塞がるは魔物グール。命を散らしながら志しを全うする戦士たち。


 吟遊詩人が歌い語り紡ぐ。この物語はまさにいま戦い続ける戦士、そして王となったアトの人生。


 汗、涙、泥、土の匂い。草の揺れる音、夕日をのぞむ山々。


 壮大なスケールで描かれる物語。


 是非あなたにも素晴らしい読書体験を。


 このレビューについて書かれたDMは、めっちゃきました(笑)


 そしてこのレビューは「ネタバレ設定」しているにもかかわらず、レビューブーストも起こさせました。


 あっ!そうそう。


 レビューを書く欄に「ネタバレを含む」というチェックボックスがあって、それをオンにしてレビューを書くと、本文が見えない状態での表示になります。


 この本文が見えない状態でのレビューって、悲しいかな、だいたいレビューブースト起きないんですよ。やっぱり「本文を見るためのワンクリック」たったこれだけの手間ですが、なかなか人ってわずかな手間でも面倒に思ってしまうようです。


 もしこの記事を読んでいる人でレビューを書いたことがあるかた、または今後レビューを書こうと思っているかた、そんなかたに伝えたい。


「ネタバレ設定、あんま気にしないいいですよ!」


 と、伝えたい。


 そりゃもうね、最後の犯人言ってるとか、ラストのオチ言ってるとか、そういうときはネタバレ設定にしてください。序盤や、中盤、いや終盤でもいいかな。ラストにかかわること以外は、ネタバレとか気にしないでいいと思います。


 ほんと、めっちゃいいレビューをもらったのに、ネタバレ設定になっててブーストかからないっていう現象、僕は結構見てきたんですよ。めっちゃもったいないです!


 上記のレビューは珍しくネタバレ設定しているにもかかわらず、ブースト起きました。これはきっと「ここに戦士が眠る」っていうタイトルが、めっちゃいいキャッチフレーズだからだと推察しております。


 さて、もう一個ぐらい取りあげてみたいです。


 次に取りあげる感想は「わかるー、わかるぞー!」みたいなことをめっちゃ言われた感想です。


 読者さんから教えてもらったパターンとして、一回目は、とにかく更新を追っかけて、二回目に読み直すとき、人の感想を読むかたが多いみたいです。


 んでは、絶賛の嵐!がきた感想がこれ。これも作品は「アトボロス獣王記」です。物語について書かれていますが、そこは置いておいて、この感想にある「熱量」を感じていただければなと思います。


「第26話 里の夜ふけ」への応援コメント


 涙がダーと出ました。


 タジニさんの抱擁に続き、ラティオに「もう、じゅうぶん返してもらった」と伝える、アトの心の言葉を目にした途端。


 この一読者、感動が後からおくれて襲ってくるタイプのようです。


 この物語はやはり、一気読みして良かったと思いました。(まだ序盤だというのに)


 じわじわじわじわ~…………と、感動が襲ってきます!


 タジニさんがアトの肩に毛布を巻きつけてくれるシーンとかもう…………。


 ヨヨヨ氏。ついにこの一読者は、涙腺が破壊されましたぞ。


 以上です。


 そういえば、このかたは僕を「ヨヨヨ氏」と呼びますね。(おおっ、最初にそういうネタを書いたので、これは伏線回収だっ!)


 というわけで、感想とかレビューって読まれてるんですよ!と今日は伝えたかったので書かせていただきました。


 あなたも気に入った作品を見つけたら、ぜひぜひ感想を書いてみてください。そして他人の感想を読んでみるのもオススメです!


 さあ、あなたも、レッツトライ!(えっ、スベった?)

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