オモテはとても清楚な彼女、ウラはVTuberの桃坂カスミ

第12話 新キャラ参戦ですよ！(神回？((ボソッ

林間学校が後1週間になった日。

俺と霞、雪羽は林間学校の準備で買い物に出かけていた。

今は電車の中。

｢ここでは大人しくしとけよ｣

俺は霞、雪羽にそう言った。

｢もちろんです！お兄ちゃん！｣

雪羽は俺の腕に巻きついてきた。

｢雪羽｣

霞も俺の腕に巻きついてきた。なんか喧嘩になりそうだ。

｢おいおい、ここで喧嘩するな｣

俺は落ち着かせようと言った時。

｢ねぇ、床に座らない方がいいと思いますけど｣

さっき電車に入って来た女の人が座っている若者2人に言った。

｢あ？なんだてめー｣

｢調子乗んなよ、女のくせに｣

若者2人は挑発してると、女の人が眼鏡を外し。

｢あ？なんだてめーら、さっさとどけよ、踏まれてぇーのか｣

女の人も挑発すると、若者がいきなり立って、隣の人を殴ろうとする。

俺は危ないと思い、若者の手を掴む。

｢！｣

｢あれ？大丈夫ですか｣

俺は女の人を見ると、顔を赤くした状態で斜め下を見ていた。

｢あ、すみません大丈夫です、ありがとうございます｣

女の人は眼鏡をかけ直して若者に言う。

｢とにかくあまり良くないと思います｣

そうすると、若者は電車の奥の方へと去って行った。

｢あ、あのー、南ヶ丘高校の人ですか｣

｢まぁ、そうですけど、どうして｣

この人とは会ったことない気が。

俺とさほど身長は変わらないがスタイルも良く、地雷系の服装をしている。髪は一部が緑に染まっていてサラサラな髪。

｢どこかで見覚えあると思ったら、学校で見たことあるって思い出して｣

｢あーなるほど｣

｢もしかして、林間学校の買い物とかですか｣

｢はい、そうですけど｣

どうやらこの人も1年らしい。まだ入学して2、3ヶ月しか経ってないし。まだ全員の顔は把握しきれてない。

｢それじゃあ、私も行きたいです｣

女の人は言った。