第14話 Merry Christmas😀
去年の暮れに成田山にお参りに行ったらスカウトされた。
「コロナ禍で働く人がいなくて困ってるの」
「私が必要であるならば」
かくして私は元日から始発に乗り毎日成田山の日の出を見る仕事に飛び込んだ。
「甘酒いかがですか~!!」
職業に貴賤はない。
そして年末年始は働くものである。
仕事は楽しかった。
芝居を何年やっても私には発声ができなかったが、習うより慣れろとはよく言ったものである。
先ずは遠くまで響くこと。
次に、いかに声帯に負担をかけずに声を出すか。
最後にはアルファ波を含んだ声を出せないかというトライ。
宵っ張りの朝寝坊に始発はキツく休みのない生活もきつかったが、やはりコロナ禍で客足が伸びず2週間で終わった。
70才以上の方達が朝の5時から毎日休まず働く姿は素晴らしいと思った。
時々行くのだが、私の贈ったカリブ海の写真を大切に飾ってくれていた。
だが、今年は去年以上に働く人がいないらしい。
皆さん、去年より小さくなったように見える。
だが今年はずっと泊まり込み介護をしなければならない。
体は一つしかないからなぁ。
お店で撮ったインスタにコミュに載せて、ちょっと元気下さいと書いたら世界中から励ましコメントが来てビックリである。
さっき全て読み終えて返信した。
tomorrow is brand new day.
have a nice christmas night for you♥
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