第8話うちの母のオカシイところ2

 うちの母、前でも散々書いたがまだあります。

 ヤツは女が大嫌い。

 テメェだって女の筈ですがもう女に関しては潔癖が発動する。

 例えば、化粧すること自体をバカにしていて化粧する女は大嫌い、香水も大嫌い、流行りの服も大嫌い。

 母が好きなのは化粧をしない、黒・ベージュ・グレー等の地味ーな色着た暗い女。

 私はそれに付き合わされていて小学生の頃からキモイだの暗いだの兄からも言われる始末。

 でも当時は自分でどうしていいか分からなかった。

 あと、子供の立場になって考えてくれない。

 その発想すらなかったと思います。

 本人は自分は母親だからなにもしなくても我が子のことは何でも解ると自信満々。

 クソだわ。

 幼稚園児くらいの頃、私は右と左が解んなくて小学生に上がっても割と引きずった。それをまぁ母に罵られまくられた。

 私が右左が解らなかったのは自分が立つ位置や方向を変えた途端右と左の方校が反転していたからなんだけど。母は理由も聞かずにひたすらグチグチこぼすばかり。

 お兄ちゃんは出来たのにと。

 今子育てしてて思うけど、有り得ねぇ。

 私の場合子供と接している時、何が好きで何に興味があって何を選ぶのか黙ってみている感じで、できない事があると何がどう解らないのか注意深く観察したり質問を投げたりして原因を探そうとしている。

 彼女等は私の子供ではあるけれど個人としては同じじゃないし生きてる時代土壌環境が何もかも違う。私の頃にはあるもの無いものが多すぎる。それに相手は子供だ。自分の中のことも上手く発信できなかったり理解できなかったりする。なら親は子供を理解する努力を尽くさないといけない。

 あの人、それを必要ないものだと、自分は血が繋がっているんだから何でもお見通しだとたかをくくっていた。もっと言えば自分の子供に興味あったように見えるけど実際はなかったんですね。

 自分の子はどんな子どろう?ではなく、自分の子だからかくあるべきで、それから外れると間違っているので躾がいる。

 私に何かあって私が悲しいとか辛いとか割とどうでもいい。ていうか、弱い私が悪い。

 そして母は何をしたとしても親が子のためにした事だから謝らない。親たるものは威厳が大事だから。

 奴は我が子より威厳が大事。

 親になるべきじゃなかったよねアンタ。








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