第4話私の場合のイジメ対処
親の話から脱線して当時小学生だった頃のイジメからサバイブした方法を書いておこうと思います。
まぁ、私、前述の通り周りを見下す嫌な小学生で、プライドも高くて、からかう男子に一々噛み付いていたので面白がられて彼らを助長させてしまったのですが。やられっぱなしではたまらない。
何せ家に帰ればお受験勉強を執拗に強要するオカンまでいる。しかも、イジメを大義名分に奴らと別の中学へ行くためと躍起になり心ダメージが年々蓄積されていく。しかも兄がオマエは馬鹿だ馬鹿だと罵る。自己肯定も何もへったくれも無いわっ!
だから先生を利用することにしたんです。
なんだかんだ言ってもなんでもよく聞くいい子ちゃんは先生に気に入られやすい。
先生の言う事をよく聞いて、お掃除も真面目にして押し付けられても文句一つ言わないし、先生のお手伝いも率先してする。
こんな感じで、乙ゲーのヒロインのように“いじめられても健気に頑張る真面目な主人公”を演じたわけです。
その上で子供の禁じ手、大人へのチクリをしまくりイジメの悪化を防ぎました。
まぁ、当然ですが友達はできません。遠慮なくチクリと言う禁じ手を使う相手はある意味怖いですから、無視され一人ぼっちになりました。
学校での私の立ち位置はいじめてもいい奴から嫌な奴だし子供の絶対悪ではあるけれど虐めるとなんかしらのペナルティをくらうので関わりたくないに変わり、自己財産(お小遣いや私物)、命は守れたのです。
ボッチはつまんないし、悲しいし。
でも自分の身の安全には代えられないのです。
お母さんは味方じゃなかったから。
私の方法は正解ではありません。
よってオススメできるものでもないので参考までにと書いてみただけです。
ですが、味方を大人でも誰でも増やすという手段は有効かと思われるので勇気を出す価値はあるかと思います。
あとは、先生を人間ではなく道具と考えてみてください。
言い方は残酷かもしれませんが、できる先生ばかりではないのも否めません。だから、失敗すればアナタは傷つき絶望するかもしれない。
故に、先生をどう使うのか、どう動かすのか、だけ考えると失敗しても心ダメージは軽減できますし、客観的に見れる分失敗も減る。
先生を含め他者は当然傷つけてはいけませんですが、自分自身も傷つけてはだめなんです。
弱いのは仕方ないしどうしようもないのです。
だから、多少格好悪くても狡くてもいい命あっての物種というではないですか。生き残れば勝ち!でいいんです。
そもそも、いじめっ子と言うか人権侵害や犯罪をしてしまう子供を相手にしてるのだから卑怯も何もあったものではありません。だから遠慮する必要など最初からないのです。
学校関係や教育委員会のオッサン共はいじめた子供の人権も守らなければと養護しますが、子供はそうは受け取りません。いじめっ子は単純にやっても良いんだ♪と楽観するだけで、被害者は泣き寝入りしかないのかと絶望するだけです。
だから、大人を手駒と考え心を掴み操る方法で私は乗り切りました。
この方法、被害を最小限に留めるもので、友達はできなくなるし同年代の子どもたちから悪者扱いされるので、いい方法とは言えません。
だから念押ししておきますがオススメできない。
だから家族が味方になってくれない人の究極手段と思ったほうがいいと思います。
イジメと言うのは大概が遊びの延長で起こることではないでしょうか?
そこで得た優越感に陶酔して止められない。
やってはいけないとレッテルを貼られると禁忌を侵すスリルと興奮を味わいなお止められないしかも自分は子供です。
誰も処罰しません。罪にも問われない。
そりゃ楽しい筈ですよ。
男の子なんかはその時だけ自分が世界最強もしくは悪を成敗する正義のヒーローの気分が味わえて最高なのかもしれません。
女の子は自分より下が出来てそこに安心感を得たり優越感を得て気持ちよくなっちゃうのかもしれません。
だからこそ誰かが処断し処罰を与えるべきではないかと私は思ったりするのです。
だってコレこのままいったら犯罪者コースあるいは〇〇ハラスメントモンスターですって。
まだ子供なんだから。
いやいやまだ子供のうちだからこそ更生の機会がいる。
我々は犯罪者に対してはボロっかすなのにイジメと付けば砂糖のように甘い。やってることは人権侵害に犯罪なのに皮肉なことこの上ない。
犯罪したけりゃ子供のうちに!と推奨しているようなものです。
我々は犯罪者を非難する資格などないのではないでは?と最近思うくらいです。
それはともかく、いじめっ子相手に真っ当に勝負してはいけません。いじめっ子の本質は犯罪の初歩だという事を忘れてはいけません。
味方をつけ対処してください。
先ずは先生。先生ダメなら教育委員会、それでもだめなら警察、弁護士事務所に駆け込んで相談というのも悪くないでしょう。
この記事はイジメで悩んでいる子の一助になるとともに、教育関係者の方々への参考に役立てていただければと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます