第三部 誕生、カール大帝!!

プロローグ

1.疑惑


 帝都に帰還した翌日、夜。

 伯父さんはわざわざ店を閉めて俺達の帰還パーティを開いてくれた。

 出席しているのは親しい人間だけで俺としても気兼ねなく楽しめていた。

 いやはや、酒が美味い! 飯も美味い! これぞ幸せって感じだよなあ!!


「まあそんな感じで? 千両役者カール様が一芝居打ってやったわけよ。それが葦原統一の王手だったんだなあ!!」


 俺は今、酒をかっ喰らいながら皆に武勇伝を披露している。

 まあまあ? 俺からすれば? 特別自慢するようなことじゃないんだけどぉ?

 皆が聞きたいって言うからさ。仕方なくね?


「もうそっからはトントン拍子よ。連戦連勝、誰が止められるこの快進撃!? みたいな?」

「うんうん。やっぱりカールくんは凄いね」

「だるるるぉぉおおおお!? 天の時、地の利、人の和。得ちゃったよね。完全に全てを味方にしちゃったわ」


 アンヘルがニコニコと相槌を打ちながら俺のグラスに酒を注いでくれる。

 やっぱ俺の彼女は最高だわ。そんじょそこらのキャバ嬢じゃ足元にも及ばねえよ。


「ガンガン自慢ぶっこんで来るこの人……」


 はー……ん? 何やらクリスが微妙な顔をしている。

 苦手な食べ物でもあったのか? コイツ、基本的には甘ったれたお嬢様だからなあ。


「んん? どうしたクリスぅ?」

「なんでもないよー」


 そうかそうか。じゃあ話の続きだな。


「まあ謙虚な俺は八俣遠呂智関連のことがあったからだと言っているがまあ正直な話? なくても出来たよね」


 だって俺、野望シリーズだと絶対高ステのキャラだもん。

 天下統一? 余裕なんですけぉおおおおおおおおお! ってなもんよ。

 何ならぁ? 帝国も獲れちゃうよね? 俺が本気出しちゃったら! 誕生しちゃうよね、カール大帝!!

 その必要がないだけでやろうと思えばやれますけどぉ? みたいな?


「全然謙虚じゃない……」

「何か言ったかシャルァ!?」

「言ってない言ってない」


 げっぷ。あー、ちょっと腹に色々溜まり過ぎたな。

 ちぃと気を使って燃焼させとくか。まだまだ食いたいしまだまだ飲みたいもん。


「しかし聞いていて思ったんだが……」

「どうしたよゾルタン?」

「君が単独で口説きに向かった島津だったか? やばくない?」

「それな」

「急に素に戻るなよ。びっくりするだろ」


 そうは言うがシャルよ、アイツらマジでおかしいって。

 近くに居た時は頼れる味方って認識のが強かったけどこうして距離を置くと……ねえ?

 よくもまあ、俺は口説けたもんだよと本気で感心する。

 何なら葦原統一より大変だったからね、島津攻略は。


「単なる脳筋ならともかく、頭も糞ほど切れるからな」


 頭の良い狂戦士ほど性質の悪いものはない。


「お兄ちゃんも人のこと言えないと思う」

「阿呆。俺は何時だって理性的に事を運んどるわ」


 ベルンシュタインさん家のカールくんは理性的で有名だって評判なんだぞ。

 一回も聞いたことないけど御近所さんは皆、きっとそう思ってるはずだ。


「しかしカールさん。その、あまり無茶はしないで頂けると嬉しいのですが……」

「え? ああ……島津の攻略法か。いや、俺的には十分勝算ありだったし」


 それに後々のことを考えると結果論ではあるが島津を最初に口説いたのは最善手だった。

 最初に島津を抑えたからこそチート爺道雪もあんな動きをしたんだろうし。

 西国平定を最短で終えられたのは島津攻略あればこそだ。


「仮に西国でもたついてたら……」


 八俣遠呂智に更なるリードを許していたかもしれない。

 俺がそう苦々しく告げると、


「そういやお兄ちゃんの想定より早まったんだっけ」

「おう。北条滅ぼして天下統一達成だ! ってタイミングでだからやってらんねえよ」


 仮にあの段階でまだ天下を統一出来ていなければ決戦までの準備は整わなかっただろう。


「ゾルタン、お前にも感謝してるんだぜ。お前が物資を寄越してくれにゃまず間に合わんかった」

「散々、恩を受けておきながら何もしないわけにはいかないだろう」

「律儀だねえ。だがまあ、あれでチャラにしてやんよ」

「いや、それは……」


 何故か苦い顔をするゾルタン。

 どうしたんだと首を傾げていると、


「ねえねえ八俣遠呂智との決戦について聞かせてよ。私、カールくんのカッコ良いとこもっともっと知りたいなぁ」

「お? おう。しゃあねえなあ! 未来永劫語り継がれるであろう神話級バトルについて語ってやろうじゃねえの!!」


 右手でアーデルハイドの乳を、左手でアンヘルの尻を揉みつつ語る。

 世界で一番輝いていたと言っても過言ではない最終決戦時の俺を。


「あ、あのカールさん? 顔色が優れないようですが……」


 最初は意気揚々と語っていたのだが、よくよく思い返すとホント糞みてえな戦いだったなアレ。

 俺の凄さは揺るぎねえよ? でもそれはそれとしてさぁ……。


「ラスボスがベホマ使うのは駄目だろ……」


 こっちもオートリジェネ状態だったよ?

 でも僅か足りとも余裕はなかったからね? 常に限界ギリギリってか何ならもう限界超過してたからね?


「うっわ、お兄ちゃんのテンションが見る見る下がってく」

「…………まあ実際、ふざけた敵でしたからね。私は安全な場所で見ているだけでしたが実際に相対した兄様からすれば」

「謙遜すんなよ庵。お前も鼻血ダラダラ垂らしながら必死で俺に強化を施し続けてくれたじゃねえの」


 あと幽羅(晴明)もな。


「しかし、限りなく完全な不死性に常軌を逸した自己進化まで備えているとは……正に神と呼ぶに相応しい存在ですね」

「カールくんが私達を呼ばなかった理由がよく分かったよ」

「……君達姉妹が戦場で大規模な破壊魔法を使って眷属を蹴散らし続けていればまず間違いなく八俣遠呂智はその力を学習していただろうね」


 俺という無限を有限に堕とす存在が居たからリソース節約のために進化は尾を落とした時だけだったが……なあ?

 アンヘルやアーデルハイドの魔法は貴重なリソースを割くだけの価値はあると判断するだろう。

 そうなりゃ戦場は滅茶苦茶になってただろうなあ。

 雑兵ごと戦場全体に施された術式を維持していた術師どもも消し飛ばされていたと思う。


「何がやべえってあんな化け物を造り上げた大昔の人間がやべえわ」


 一体何考えてたんだ。

 俺がついそうぼやくと、


「「「は?」」」


 頭良い三人組が目を丸くする。

 そして凄まじい勢いで俺にどういうことかと詰め寄って来た。

 俺は正直、どうでも良いが……学徒気質の強い連中からすれば興味を引く話だったのかもしれん。


「で、では八俣遠呂智――いえ、九頭竜と呼ぶべきですか。九頭竜は神などではなく人造生物だと?」

「いや? 確か初代さんは人造神格って言ってたし神は神なんじゃねえかな」


 いや神の定義なんて知らんけどさ。

 人の手で造られたのなら神ではないと言う奴も居るかもだが俺はそこらは気にしないし。

 ま、あんな出鱈目見せ付けられたんだちっぽけな人間からすりゃ神で良いじゃんとも思うが。


「実際、天然自然の神様とも会ったが八俣遠呂智ほどの脅威は感じなかったし」

「ちょ、ちょっと待ってカールくん。天然自然の神様って……?」

「ああ? ほら、八俣遠呂智ぶっ殺したは良いけど俺ってば魂ボロボロで生死の境を彷徨ってたのよ」


 その時、葦原の神々が住まう地を訪れたのだと答える。


「…………神に、直接会ったと言うのか」

「言葉も交わしたけど、そんな驚くことかね?」


 ってか既に神の実在は証明されてたじゃん。

 櫛灘の初代さんが草薙の剣をゴッドに預けたって話はコイツらも知ってるはずだ。


「いや……直接対面したとは思っていなかったし比喩の可能性もあるかなと。ああ何も神の実在を疑ってるわけじゃないよ?

様々な宗教が世界には存在するが少なくとも一柱、DR教の主神であるオーディエンスは存在する確率はかなり高いと思うしね」


 あんでオーディエンスだけ?

 首を傾げるに俺はアンヘルは言う。カースがその証明だと。


「しょっぱいカースもあるから大したことのないよう受け取られがちだけど冷静に考えてみて?

才能や異能を特別な工程や儀式も経ず誰にでも与えられるってこれは凄いことだよ?」


「儀式もなしにって……俺の地元の神父様は何か祭壇に向かって祝詞とか唱えてたぜ?」

「それはただの形式で意味はないよ。カールくんは祝詞を唱えてる神父様に何か感じた?」


 言われてみれば確かに……。

 魔力や気……或いはそれに類する力の波動なんかは微塵も感じなかったわ。


「カールくんの街の神父様は真面目だからちゃんとやったんだろうけど。

実際は声を届ける役割を担う人間が一言「カースをお与えください」って言うだけで事足りるんだよ」


 じゃあ俺、三時間も待たされた意味ないじゃん……。


「で、だよ? 声を届ける立場に就くのにも特別な才能とかは要らないわけ」

「……誰でも良いってことか」


 となると――ああ、確かにそりゃ神様だ。

 一言お願いするだけで才能を開花させたり異能を与えたりなんて人間の所業じゃねえもん。

 人間側で何か特殊なことやってるってんならともかく何もしてねえからな。


「話を戻しましょうか。オーディエンスの例もあり神と呼ばれる存在は実在するとは思われています。

ですが史上、オーディエンスに限らず神と出会ったと証明出来た人間は居ません。

神の声を聞いた、その姿を見たと言う証言は幾つもありますがどれも眉唾もの」


 ふぅん……だから驚いてたのか。


「……カールくん、君は神に会ったと言うけど」

「嘘じゃねえぞ?」

「いやそこは疑っていないよ。少なくとも神を名乗る何者かに出会ったのは確かなんだろう」


 ゾルタンは言う。実際、対面してみてどうだったかと。


「本物か偽物かって? んなん俺の主観じゃんよ」

「君の感覚は信用出来る。で、どうなんだい?」

「少なくとも……神だって言われてホントぉ? とは思わなかったな。素直に受け入れられたよ」


 興味があるようなので天照大神について色々語ってやると三人はますます興奮を掻き立てられたらしい。

 ああでもないこうでもないと議論を始めてしまった。

 ホモはどうでも良いけどアンヘルとアーデルハイドのこういう顔を見るのは中々に悪くないな。うんうん、楽しそうで何よりだよ。


「神にならないかと勧誘されたのか……君、よく断ったね」

「永遠なんてものに興味はねえのさ」


 仮に? 仮にだよ? 俺が神になったとしたら他の神様可哀想じゃん。

 外見も中身もイケメンなパーフェクトゴッドだぜ? そりゃ皆も信仰するわ。


「世の女達の多くが俺に惚れた結果、少子化が始まって世界が滅ぶとか洒落にならんからな」

「お兄ちゃんのその自信はどこからやってくるの?」

「自信って言うかただの事実ぅ……みたいな?」

「…………カールは……すごいな……色々な意味で」


 伯父さんが尊敬の眼差しを向けてくる。

 若干呆れているようにも見えるがまあ気のせいだろう。


「ところでカールくん、九頭竜についてなんだが」


 一旦、天照大神については置いておくことにしたらしいゾルタンが話しを振って来る。


「いや俺も詳しくは知らんよ? 初代さんも記録抹消されてるから殆ど知らんって言ってたし」


 分かっているのは元々、人のために造られた神だったってことぐらいだ。


「どうしても知りたいなら廃棄大陸の調査でもすりゃあ良いんでねえの?」

「? 何で廃棄大陸なんだい?」


 おいおいシャル、んなの考えなくても分かるだろ。


「あんな意味ありげな場所だぜ? これで関係ないとか嘘だろ」


 物語的に考えてな。

 ロクに調査も出来ていない謎だらけの大陸、謎に満ちた人造神――接点を疑ってくださいって言ってるようなもんじゃん。


「えぇ……? 何その推測とも言えない推測」

「まあでも真面目な話、あそこ以外に怪しい場所はねえと思うぜ?」


 廃棄大陸を除いても世界にゃまだ人が訪れていない未踏の場所はあるだろう。

 だが、九頭竜なんて出鱈目なもんを造り出すような文明だ。さぞや栄えていたことは想像に難くない。


「それこそ大陸で一番隆盛を誇ってる帝国よりもな」


 そんな文明の痕跡がまるで発見されてないとかある?

 幾つものを国家が軒を連ねるこの大陸で微塵も痕跡が発見されてねえならそりゃもう殆ど手付かずの場所と考えるのが自然だろう。

 手付かずで、尚且つ広大な場所と言えばもう廃棄大陸以外にゃ思いつかん。


「何千年も存在する外部からの侵入を拒むような、或いは何かを閉じ込めているかのような嵐の障壁。

かつて存在していたであろう文明。殺しても殺しても尽きることのない災害級の怪物達」


 まだあるぞ。


「確か廃棄大陸の文明を築いた者は大陸を打ち捨てて逃げ出したらしいってのが定説なんだろ?

葦原の人間も元を辿ればどこかから逃げ出して来た流浪の民らしいしさ。これもう確定じゃん」


 分かっている要素だけを並べても本命は廃棄大陸だろうよ。

 俺でも思いつくことだ。ゾルタン達は当然、気付いてるだろうて。


「まあ、ね。ただあまりにも情報が少な過ぎるから君が聞いた話から何か分からないかなって」

「残念。さっきも言ったが初代櫛灘姫の時点で記録は抹消されてるんだ」


 幽羅ですら人造神ってのは初耳だったみたいだしなあ。

 ひょっとしたら帝あたりは何か知っている可能性もあるが……それもあくまで可能性だ。


「ま、あれだ。さっきも言ったがどうしても知りたいなら自分で調べるこったな」

「廃棄大陸の調査を気軽には行えないよ。君もあそこの過酷さはよく知ってるだろう?」


 ああうん、まあね。浅い部分でも糞ほどハードだからな。

 文明の痕跡があるであろう中央部までとなると……おお怖っ、想像するだけでぶるっちまうぜ。


「まあでもお前にゃ恩がある。葦原が開国して帝国と国交を結ぶようなことがありゃ帝に聞いてやっても良いぜ」

「ホントかい!?」

「おう。俺ぁこれでも永世将軍様だからな」


 サシで謁見して話を聞くことぐらいは出来るだろう。

 代替わりしたならともかく現帝とは殆ど共犯者みたいなものだしな。


「ねえねえお兄ちゃん、永世将軍って何?」


 ほう、知りたいか? 知りたいかね?


「あ、やっぱ良……」

「よし教えてやろう」


 どうしてもって言うなら仕方ねえ。


「いやぁ、俺が葦原に帰るつったらもう国中が俺との別れを惜しんでさぁ。いかないでー! って必死で引きとめようとすんの。

これからも将軍を続けてもらいたい。葦原の王として自分達を導いてくれってさぁ。いやー! 困るよねー!!」


 まあでも俺には帰らないなんて選択肢は存在しないわけ。


「何でかって? ――――愛するお前らが俺の帰りを待ってるからSA★」

「カールくん……!」

「カールさん……!」

「お姉様達ってどうしてこう……恥ずかしい、クリスめっちゃ恥ずかしいわ」

「何でえ何でえ。クリスは嬉しくねえのかよ」

「いや嬉しいけど……嬉しいけどぉ……」


 歯切れが悪いなあ。


「まあ兎に角だ。じゃあ折衷案っちゅーことで永世将軍って名誉職が新設されたわけよ。

名誉職つっても俺が存命の間は何時でも将軍職に復帰することが出来るんだけどな」


 参るねー! 俺ってば好かれまくり!

 自慢話してるみたいでちょっとアレだけど、これ事実だから。純然たる事実だから!


「ひゃひゃひゃひゃ……ってどうしたよシャル?」

「…………君、隠し子とか居るんじゃないか?」

「は? 何言ってんだテメェ」


 あっちで関係を持った女は居るよ? 久秀だ。

 けど久秀とする時は何時も晴明印の避妊符を忍ばせてたし子供が出来るなんてあり得んわ。


「いやその久秀? って人とじゃなくて織田信長との間にだよ」

「いやアイツとは一回も……」

「ホントに?」


 しつこいな……何なんだよ。


「庵ちゃんの反応を見るに君が葦原の人々から残留を強く望まれていたのは事実なんだろう。

実際、永世将軍なんて職も作られてるみたいだしね。でも、だからこそだよ。

カール本人を引き止めるのは無理でも、せめてその血をと考えるのは自然なことじゃないか?

君が将軍の座を明け渡した織田信長との間に子供を作れば次代は君の血が混じった将軍になるわけだし」


 …………い、いやいやいやいや。ない、ないよ。ないって。


「信長とヤった記憶とかないもん!! つかそんな暇なかったって!!」


 俺の方はそれなりに暇があったりもしたけどさ。

 あっちは大名だもん。葦原統一から八俣遠呂智討伐まで働き詰めだったよ?


「なあ庵! 庵?」

「…………宴」

「はい?」

「兄様が目覚めた後に開かれた連日連夜の宴……兄様、毎日のように泥酔してあっちこっち行ってましたしその時なら……」

「い、いや……でも、それは……」


 記憶を辿る。ところどころ穴が開いている。

 楽しかったことだけは覚えているのだが詳細は……い、いやそんなことはない。


「覚えてないけど俺はやってない。だって俺の下半身は紳士だもん」


 震える手でグラスの中身を一気に飲み干す。

 そしてそのままアンヘルのスカートの中に潜り込む。


「哀れなほどに取り乱してる……」

「常に根拠のない自信に包まれてるお兄ちゃんのこんな姿初めて見た……」


 落ち着け。落ち着くんだ俺。そうだ、深呼吸だ。深呼吸しろ。

 すーはーすーはー……あ~^良い匂いっすねえ~^。

 秘密の花園から香る甘く妖しい香りが俺を現実から連れ去ってくれるのが分かった。


(…………とりあえず、数年は葦原に行くの止めよう)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る