応援コメント

オグリキャップ③ 時代と環境に翻弄されても走り続けた馬」への応援コメント

  • ハルウララはブームになってから手を出したあのオーナーがちょっと…ペットやら子供やらのかわいい部分しか見ていないような感じもあり、グッズ収入に目がくらんだような感もあり。

    どこまで行っても経済動物なんですよね、サラブレッドは。

    行方不明といっても、多くは廃用、食肉への転用をボカしてるのでしょう。自分が一口だけ持っていた馬が未勝利で引退した時、牧場のスタッフの方が申し訳無さそうに教えてくれました。

    オグリキャップの地方競馬時代の敗戦は、脚部不安に加えて笠松の小回りと距離不足が合わなかったとも聞きます。

    ともにブライアンズタイム産駒の三冠馬ナリタブライアン、シルクジャスティス辺りはバリバリのG1級でも詰めてレースに使われたりしましたが、春秋3戦ずつみたいにゆったり出走する方が多いですね。

    地方競馬場の中でも、南関東は財政状態を含め別格だと思います。その中でも大井競馬場は抜けてるかなと。

    都内在住の自分はよく付近を通りますが、これからの時期はナイター競馬で賑わいます。冬もクリスマスのイルミネーションで競馬に無関係な人達が足を運びます。

    笠松から出た事がスタートの苦労に繋がったのは確かでしょうが、では父ダンシングキャップ、母父シルバーシャークの脚が曲がった芦毛馬を、中央競馬や南関東で預託出来たかどうか。

    作者からの返信

    ハルウララについてもちょっと触れましたが、競走馬は競走馬として存在するためには人間がお金をかける必要があります。
    おっしゃるとおり、サラブレッドは何をどうしても経済動物ですね。というか、今現在日本に野生の馬なんていませんよね。
    馬の行方不明=ほぼお肉になってしまっているのは公然の秘密ですから、あえて書きませんでした。長野県も馬刺し食べますから、それらの肉はどこから……ってことです。

    今回の話を書くに当たって、当時のレース賞金を調べたら本当に笠松は安く、でもずっと笠松で馬主をやっていた小栗孝一氏にとってはその金銭感覚が普通だったのでしょうね。
    佐橋氏は、オグリキャップに関わった人の中で最もオグリキャップでえげつなく儲けた人で、どうも好きになれないのですが結果的に佐橋氏がいなかったらオグリキャップの物語はここまで日本中を巻き込まなかったですし、評価が難しい人です。
    何と言うか、事実は小説よりも奇なりですね。

    杉本清氏と小栗孝一氏の対談は、岐阜県の酒造会社の人のHPに載っていたのを読みましたが、なかなか面白かったです。その中で育成牧場時代のオグリキャップを買いたいという人がいたらしいのですが希望売却価格1200万を値切って1000万と言われたので交渉決裂した、と言われていてそんなことがあったんだなあと思いました。
    「さくらサイダー」で検索すると10番目以降で出てきますのでよろしければ読んでみてください。