応援コメント

オグリキャップ② 言い表せない強さ」への応援コメント

  • オグリキャップは笠松競馬の最初のオーナー、中央競馬にデビューさせた二番目のオーナー、脱税容疑がかかった二番目のオーナーから買い取った三番目のオーナーがいますけど、こと中央競馬のオーナー二人は騎手選定と過密なローテーションに深く関わっていたようです。

    河内洋氏は瀬戸口勉厩舎の勝負ジョッキーではあっても主戦ではありませんでしたし。正直、瀬戸口勉調教師への義理で決まった鞍もあったのかな、なんて思ったり。

    岡潤一郎氏の騎乗は武豊騎手がスーパークリークを優先した為。そのスーパークリークの菊花賞制覇は同馬と武豊騎手のG1初勝利ですが、出走回避馬が出なければ菊花賞に出走出来なかった。

    もしかしたらオグリキャップの主戦が武豊だったり岡潤一郎だったりする未来もあり得たのかもしれませんね。

    作者からの返信

    オグリキャップの負の側面である馬主。騎手の乗り替わりも馬主の意向が強く働いていたのは確かです。
    オグリキャップ自身は自身の生い立ちから人間に対しての拒否感が無く、非常に手の掛からない馬だったようです。
    オグリキャップは騎手の指示に従って走ることが苦ではない馬だったため、騎手の特徴が出やすかったのだと思います。
    今現在私たちが思う闘志あふれるオグリキャップ像は、やはり南井騎手の騎乗スタイルだったと思います。
    そして、中央競馬の最初の馬主だった佐橋氏は困った馬主でしたが、彼の悪い意味での開き直りによってはオグリキャップは日本馬初の米GⅠ勝利馬になる可能性もあったところが何とも言えません。
    オグリキャップはダートも力の要る馬場も苦にしませんから出走できれば可能性はあったと思います。
    馬主としてはとんでもない人でしたが、逆説的にあの人のおかげでオグリキャップのドラマ性は上がったと言えなくもない。
    そう考えると、本当にオグリキャップのような馬は二度と出て来ないでしょうね。

    まあ中央競馬での最初の馬主であった佐橋氏に、1988年当時まだGⅠ勝利の無い有望な2年目新人というだけの武豊騎手やデビュー初年度の岡潤一郎騎手を乗せての敗戦が受け入れられる度量があったとも思えないので、自分ではああ書きましたが、中央デビューから鞍上を任せる可能性は限りなく低かったでしょうね。


    編集済