応援コメント

鎌倉殿の13人」への応援コメント

  • 同感です。

    この時代の権力闘争、人物の多さ、関係の複雑さ。
    教科書ではごちゃごちゃで全く記憶に残らなかったことが、ドラマを見終わって配役とともに彼らの人生まで覚えられました。
    学生の時にこのドラマに出会えていたら、おそらく日本史のテストは完璧だったと思います。
    そしてテストで「御成敗式目」の文字を見て涙したと思います。

    源仲章は、このドラマでは初めて知った人物でした。
    生田 斗真さんの絶妙な演技は心に残るところです。
    SNSで呟かれた「みなもとの なんかむかつくなかあきら かおはいいのに かおはいいのに」とともに記憶に残ると思います。

    作者からの返信

    源仲章は私もこのドラマで初めて知りました。
    「みなもとの なんかむかつくなかあきら かおはいいのに かおはいいのに」は私もSNSで見かけて詠んだ方のセンスに脱帽しました。こういうセンスが欲しい!
    鎌倉幕府成立は私も教科書で得た朧げな知識と、やる夫スレで流し読みした程度の記憶しか無かったので、ドラマ後半の権力に近い場所に居る人々の僅かな驕りと行き違いが生み出す粛清の連続を見ていると、権力を御すというのは常人では難しいのではないかと思わざるを得ませんでした。
    源頼朝という己の権力を絶対的なものとして成立させる、ただそれだけの為に生まれてきた男が残した権力機構は周囲を振り回し続けた。
    主人公の北条義時も、自らが頼朝を支え成立させた権力機構に振り回され続けましたし、彼の姉政子も然り。
    ただ、義時と政子は後代の北条泰時らを振り回す権力の振り幅を穏やかなものにしようとすることに尽力していたのではないか、それがあって泰時の代に御成敗式目が成立したのではないかと感じさせてくれる、まさに大河ドラマでした。

    今年の「どうする家康」は「鎌倉殿の13人」の後だけにやや冗長に感じてしまいますが、大名とは家臣に担がれた旗印という性格が強いものだった、という部分はしっかり描いているので今後楽しみです。
    私の予想では大森南朋演じる酒井忠次の黒い部分が今後炸裂するのだろうと思っています。