第三回 続っと、芸術部の面々。
――肝心な懲りない面々の御紹介を忘れていた。
かつての芸術部のメンバーは四人。その中に僕と千佳先輩が含まれるけど、
梨花先輩と千佳先輩、似過ぎているというより瓜二つに近い。顔はもちろんスタイルも……ボブなところまで、初めは見分けがつかなかったのだけど、まあ、ちょっとした仕草の違いで。そこが唯一見分けられるところかな? 動作は似ているけども性格の違いも。
あと……
あと、もう一人。特徴を述べるならツンデレキャラ。唯一のマシンガントーク。それに対してなら未だかつて、まだ右に出る者を、この人以外に見たことがない。
名字は
――羨ましくも、
僕がなりたかったものは、ヒーローだから。
人に優しく己には厳しく。何よりも世界の平和を望み、それを守るために戦う。だから僕の先輩は三人とも憧れで、僕もいずれ生徒会への加入を夢見ている。
そして清々しい風と、程よい初夏の香りと……広がる青いお空の色。スカイブルーとはいうものの、一色だけではなくて多数の色彩。ミックスされて桜梅桃李の魅力を発揮するの。……ハヅキミクスのミクスは、ミックスの意味を取り入れたから。
――ミックスな世界観。
ミックスジュースのように様々な味。お風呂上りにこの一杯は欠かせられない。腰に手を当て堂々たる姿勢。胸を張ってゴクリゴクリと豪快に。エッセイもこのように。
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