第7話 もう1人の自分

「じゃあこの辺で。」


「うん!今日は本当ありがとう。ノイル君。」


「またアイス食べような。」

「合言葉は...?」


「愛す!!だね!」


「あはは。」


そしてまたそれぞれ家に帰った。




しかし僕は帰る途中いきなり苦しくなった。


「うっ!!ぐわっ!!!」

「うあっ!あーーー!!!!」



そして僕は真っ白な世界に入った。


「なんだここは。」


そして僕に似た男がいた。


するとその男は、


「やあ。ノイル。」

「一つ言わせろ。お前はいつ死にたい??」


「あぁ??お前誰だよ。ここはどこだ??」


「俺はフェルト。まぁ俺はお前でお前は俺なんだよ。そして、ここはお前と俺を結ぶ空間てやつだ。それと、お前は前に悲惨な夢を見た覚えがあるだろう??」


「あの悪夢か。見た。それがなんなんだよ。」

「って!!おい待て!!!」


「まだお前は知らなくていい。」


そしてその男は消えていき、僕は元の現代に戻った。


「うっ!!!」

「あっ!!はっ!!はっ!!」


なんだよ今の奴。

正直心の中では怖かった。

ものすごい奴に見えた。

いつ死にたいとか。いろいろと訳わかんねぇよ!!

でも俺には大事な人達がいる。

あいつらと会えなくなるなんて嫌に決まっているだろうが。


俺はまだまだ死ねない。

ほんと訳わかんねぇけど


俺は必ず生き抜く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る