第2話 家族と勘
今日は家に帰り僕はお母さんに変な女の子がいたことを話した。
しかしお母さんは、
「ちょっと抜けてる感じの子だって可愛いもんじゃない。あんたの事覚えてもらっただけありがたいと思いな。」
「いやちょっと抜けてるレベルじゃないし。それにノイルって名前だから覚えてただけだし。」
「気にするな青年。」
お母さんに言ったってなんかスッキリしないなー。
そうだ。お父さんならスッキリするかな。
「お父さん!!今日ね...」
「なるほど。そうか。」
「え、それだけ??」
「・・・」
話が終わった。
そして部屋に入った。
「じゃーーん!!」
「わっ!!びびらすな!!ゆきみ!!」
坂本雪美。僕の妹だ。
「ひゃっひゃっひゃっ!!」
「いい加減精神年齢あげたらどうですか??この悪ガキ。」
「あ!!お兄ちゃん酷い!!もうタピオカ分けてあげなーい。」
タピオカだと...
「ごめんごめん。」
「わかればよろしい。」
この悪ガキ。
「なんかお兄ちゃんちょっと誰かに恋してる??」
「あ??そんなわけないだろ。」
「女の勘は当たるんでしゅよー。」
まさか今日会ったあの子に。
まさかな。ははは。
「もういいから俺は寝るぞ。」
そして僕は眠りについた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます