合言葉は愛す
shota
第1話 アイスと出会い
僕は坂本野井流。高校1年生。
みんなからはノイルって言われている。
バスケ部に入っていてさっき部活が終わって家に帰るところだ。
しかしこの夏の暑さは酷い。
36度もあるとは真夏だ。
さすがにこれは何か冷たい物がほしい。
そして僕はコンビニに寄った。
「ふーっ。コンビニの中は天国だなー。」
「おーアイス見たら食べたくなったなー。」
だから僕はチョコアイスを買った。
そしてコンビニの中の椅子に座って食べていた。
そしたらいきなり目の前に座る女の子。
どこかで会ったような...
そして女の子が、
「覚えてない??中学1年の頃一緒のクラスだった山下だよ。」
「えーっと。」
しまった覚えてない。
「まぁ私目立ってなかったし。覚えてる人も少ないかな。だからいいんだよ気にしなくて。」
「ごめん...」
「いいって!!君はノイル君だったよね??」
「あぁ。よく覚えてたな。」
「ノイルって珍しいじゃんだって!!」
確かに。
「あーっ!!チョコのアイス買うつもりがこれバニラアイスだー!!」
びっくりしたないきなり。
ていうかどうやったらチョコアイスとバニラアイスを間違えるんだよ。
「ね!!そのチョコアイス一口ちょうだい!!」
「あ、あぁほい。」
「うんまーーい!!」
でもその時のその子の笑顔はなんか可愛らしかった。
「私のバニラアイスもあげる。はい。あーんして。」
これは嬉しい。
「あーん。」
って!!
「おぉー!!ゴホッゴホッ!!」
「あ!!ごめん!!喉の奥にまでやっちゃった。あはは。」
おいおい。なんか変わった子だな全く。
チョコアイスとバニラアイスも間違えるし。
「あ、時間ない!!私は山下梨実。ねぇ連絡先教えて!!チョコアイスのお礼したいから。」
山下梨実。僕の同級生らしい。
「いや大丈夫だよそれくらいなら。」
「いいから教えて!!」
「わかったよ。」
そして僕たちはこの様な感じで出会い連絡先を交換してそれぞれ家に帰った。
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