特冊:売野雅勇

売野雅勇(うりの まさお)1951年2月22日生まれ。

数々の歌謡曲プロジェクトでヒットを生み続けます。中森明菜での短いフレーズでのインパクトは、前職のコピーライター故も大いに有ります。そして、TPDで顕在化された耽美感は、今でもアイドルソングで異色を放地ます。またキャリア最高の中谷美紀 with 坂本龍一に売野雅勇のトリオは、日本のアンビエントと再注目されても不思議は無いです。でもいつか時代が追いつく筈です。



同じエッセイ内で、コラム化した売野雅勇はこうと。


urino-masao【売野雅勇】

作詞家の大巨匠。先代TPDでは「キスは少年を浪費する」「ダイヤモンドは傷つかない」「Sanctuary〜淋しいだけじゃない〜」「涙のパラダイス」を作詞し、耽美で高貴な世界を描写しては全世代TPDの竜骨を表現し、先代TPDを質と実で躍進させた。新生TPDではカバーはあるものの新曲は無く、本当に悔やまれる。

それならば売野雅勇の耽美的な世界観は、消え去ったのかと思えばそうではなく。先代TPDを離れた後、中谷美紀のソロ作品で坂本龍一プロデュースの元存分に進化しノーブルなアーティスト性を確立しては、その時代のグローバリズムの中でも天使絵図は見事に展開している。その線が長く繋がれば全TPD通じてのあるべき可能性が確かに垣間見え、あるべき世界観の確立が現在進行形だった筈。これは実現して欲しかったIFの最優先事項。「ダイヤモンドは傷つかない」が気になって仕方なかった皆々、その本能は確かと言えます。

また売野さんは、新生TPDの「東京号泣教室 ~ROAD TO 2020~」に講師として出演している。若い時に窺われた才気溢れる印象が、出演時には本当の良き先生になっていたのに驚く。売野雅勇はただ業績多く深く語りたいも何れまた続くに。



TPDに関わった楽曲について。


kiss-ha-shounen-wo-rouhisuru【キスは少年を浪費する】

先代TPDのカバー曲。新生TPDの1stアルバム「WE ARE TPD」の初回生産限定盤CのDisc2に収録。クレジットは作詞:売野雅勇/作曲:小室哲哉/編曲:江口亮、土井良浩、沼能友樹。新生TPDでは重心重く響かせており、iPodでシャッフルが回って来る度に、先代程売野さんの耽美感が上手く生かされて無いかなと、ままスキップ。全てがマッチングする筈もないので、聞き手の慣れを求められる。

尚原曲のイメージはソリッドで、台風の去った都会で繰り広げられる映画「ベニスに死す」を青春物語にすればを感じさせる。

また1stアルバム「WE ARE TPD」発売時の Billboard JAPANのインタビュー(https://www.billboard-japan.com/special/detail/1818 )で、メンバーの印象としてが応じられる。うさきは古い館のイメージ。いさきは舞踏会のイメージ。かほはそれぞれのイメージで楽しんで。あんゆはキスの連呼は凄い。ここまでリアレンジドのみを出した印象かか。ななは売野さんがテレビのゲストに来られた時に聞いたら、僕も分からない。ななはインタビューを笑いで終えてるけど、売野さんが言いたかったのは、この曲にカラーを与えるのは君らだよとしか聞こえない。まあ、若いとそのまま受け止めてしまう事はある。

そして「DANCE SUMMIT The Final」の先代楽曲のメドレーで、衣装チェンジの演出故に上西星来が短くも貴重なメインボーカルを努め上げては、キュートで現代的な登場人物の距離感を狭める新解釈を披露する。最後の最後で劇薬を投じられるのが、演出の進行上の難しい問題とは言え、ジョニーはできちゃう娘を証明する。そんなにキュートたっぷりにキスを連呼されたら、それは令和の少年は浪費もするであろう。リアレンジドの真骨頂とはこうでは無いだろうか。セットリスト組んだスタッフはいい仕事する。


diamond-ha-kizutukanai【ダイヤモンドは傷つかない】

先代TPDのカバー曲で、シングル1枚目「BRAND NEW STORY」のカップリングにもなる。アルバムでは限定盤「WE ARE TPD」に収録。クレジットは作詞:売野雅勇/作曲:小室哲哉/編曲:江口亮。TPDがもっともらしい曲の一つで、ボーイミーツガールの中にもTOKYO的「ベルリン・天使の詩」を感じてしまう、奥深い一曲。故に歌い手次第で如何様にも振り切れてしまうのが、ただ奥深い以上にこれも時代性かもしれない。ライブMVは新生TPDの初期の映像があるも、皆が見たいのは「TPD誕生30周年キックオフ DANCE SUMMIT with the 1st Generation」時の先代と新生が先代の振り付けで踊ってと聞き及ぶ映像。言わないと届かないのももどかしいもので、どうか届く事を願う。

また先代TPDの「ダイヤモンドは傷つかない」の発売時期は1993年5月で、インターネットはまだ普及しておらず慣習が辛うじて残る時代で、天使はいるかもしれないの可能性が見えた世界。そして新生TPDの時代、インターネットの大普及でリアリズムが突き抜けてしまい、メタファーとして現代ファンタジーの分野が許容されては、天使はいるけど記号化されており、先代の天使の言い回し程グッと来ないのはやむ得ないも、先々の活動できっと新生TPDらしい解答をきっと見つけた筈。



歌詞についても書きたいですけど。カクヨムは著作権問題が厳格なので、文節でさえ気に掛けて書けません。


 


それでは売野雅勇の作品はと言うと、80年代を経過した方々なら、あれと分かるも。最近はセーブの傾向で、若い方にはなかなか伝らないと思います。その為にも、エポックメイキングな作品を、YouTubeからピックアップします。




■ピックアップ作品


-アイドル-

* 浅香唯

* 恋のロックンロール・サーカス https://youtu.be/By9ooZu-HPQ

* 荻野目洋子

* 六本木純情派 https://youtu.be/dQAOlpaU2Uo

* 河合奈保子

* エスカレーション https://youtu.be/NR45417fw6U

* 菊池桃子

* Say Yes! https://youtu.be/mBJpS2xKWF8

* 愛は心の仕事です(RAMU) https://youtu.be/qUjeD5MTsFA

* 少年は天使を殺す(RAMU) https://youtu.be/2bxJMg0ZUl4

* 近藤真彦

* ケジメなさい https://youtu.be/qWE0s-vIFR0

* 本田美奈子

* 殺意のバカンス https://youtu.be/RdUBCVMA7bU


80年代は、兎に角音楽番組出演有りきの時代なので、如何に楔を残せるかのフレーズ満載です。常々売野さんの耽美さはいつから始まったのであろうは、ラ・ムーあたりで成る程かです。天使という捉えらない存在をメタファーととるか、置き換えるか、兆候が見えています。



-アニメ-

* 井上大輔

* めぐりあい(劇場版アニメ「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇」主題歌) https://youtu.be/u1gWKhAWgfs

* ビギニング(劇場版アニメ「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇」挿入歌) https://youtu.be/m_OvqzW6FuQ

* 鮎川麻弥

* 風のノー・リプライ(アニメ「重戦機エルガイム」後期オープニングテーマ) https://youtu.be/ktpFZi-guFc

* 森口博子

* 水の星へ愛をこめて(アニメ「機動戦士Ζガンダム」後期オープニングテーマ) https://youtu.be/I_UxMRDFL38


音楽番組出演も尺は短いですが、アニメはもっと、下手すればオープニングの1分30秒に満たない中で印象残さない行けません。その為冒頭で、印象の強い歌詞もフレーズも持って来てます。アニソンは世界共通音楽になったのは、そう言う制約在りきと言う事です。日本語だけど何か伝わるは、語句の選び方も有ります。



-歌謡曲-

* 郷ひろみ

* 2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~ https://youtu.be/f8XUgBMSDWo

* 麻倉未稀

* ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO(ボニー・タイラー「Holding Out For a Hero」のカバー) https://youtu.be/rPCQ71QKDfc

* GEISHA GIRLS

* 少年 https://youtu.be/fpCsCS0i5J0

* 柴田恭兵

* TRASH https://youtu.be/lVIxU7z_HfQ


よくもそのフレーズに、歌詞が突っ走っても乗るかです。いつかの郷ひろみのインタビューでは、億千万のここまでやって良いかで、「GOLDFINGER'99」では完全に振り切ったと。売野さーん。それが20年代で、まずキャッチーである事と、シンクロして行くと思います。



-AOR-

* 稲垣潤一

* 夏のクラクション https://youtu.be/ZmGDKMzMcJY

* P.S.抱きしめたい https://youtu.be/UBxdVpjBosk

* セブンティ・カラーズ・ガール https://youtu.be/HVeAu7rH1aI

* 1986 OMEGA TRIBE

* Super Chance https://youtu.be/puyhE041vKc

* カルロス・トシキ&オメガトライブ

* アクアマリンのままでいて https://youtu.be/eFYg6dshEDE

* 杉山清貴

* 最後のHoly Night https://youtu.be/8fFvd9LKNiI

* ジャッキー・リン&パラビオン

* Strangers Dream https://youtu.be/UNeRrMhANUo

* 中西圭三

* WOMAN https://youtu.be/GfRjv16MIXQ

* 中村雅俊

* 想い出のクリフサイド・ホテル https://youtu.be/4UYZuxtP0B0


AOR近辺では、如何にサビのフレーズで楔を打てるかです。劇的な楽曲展開の中でも、ついていける歌詞の構成も巧みと言う事です。



-J-Rock-

* 吉川晃司

* サヨナラは八月のララバイ https://youtu.be/KtVfLmx4iTw

* ラ・ヴィアンローズ https://youtu.be/ITmxjo3_OM4

* 舘ひろし

* 今夜はオールライト https://youtu.be/dXttUdg5rIc

* 矢沢永吉

* SOMEBODY'S NIGHT https://youtu.be/VALkCHEKxu8

* ラッツ&スター

* め組のひと(麻生麗二・名義) https://youtu.be/SBhifP7l7f8


ロックフレーズでも負けない、その語句の選び方も楽しめます。ロックの歌詞はよく読むと分からない事も有りますけど、楽曲として成立している事が多いです。売野さんは、敢えて大きな俯瞰で臨んでいます。歌謡曲とロックとポップの境界線が曖昧と言うより、無くなった瞬間とも言えると思います。



-中森明菜-

* 中森明菜

* 少女A https://youtu.be/LjHxMXfKW94

* 1⁄2の神話 https://youtu.be/EwhkLe1fxQI

* 禁区 https://youtu.be/PJyPnswwT_4

* 十戒 https://youtu.be/dO4YrB4SJ2k


今でこそ中森明菜ですけど。その立ち上げは、検証番組等見ると結構苦労されています。芯を守ろう。この様な展開は、リリース毎にぶれて行くのですけど、売野さんが丁寧にソフィスティケイテッドしています。外せない、”私”の芯の強さの言葉を、きっちり残しています。中森明菜しか歌えない楽曲なのですが。その総体的な評価は、もう少し時間が必要と思います。



-チェッカーズ-

* チェッカーズ

* 涙のリクエスト https://youtu.be/ALjoR-0rDMo

* 哀しくてジェラシー https://youtu.be/P3DWsAnRN80

* 星屑のステージ https://youtu.be/f0_myzy1u4I

* ジュリアに傷心(ハートブレイク) https://youtu.be/OvlP4Hqm-j8

* あの娘とスキャンダル https://youtu.be/LFt2oVMo92Q

* 俺たちのロカビリーナイト https://youtu.be/zw8TQiUgIUk

* Song for U.S.A. https://youtu.be/AnYWDfbojL0


80年代のあの時代でも、チェッカーズは盛大なアイドルバンド的な扱いでしたが、デビュー前は普通のバンドそのものらしいです。そこから、アイドルバンド的な要素を盛り込み、破綻させていないのは、売野さんのクレバーなストーリー構成ではと思います。そこにしっかり主人公の嘆きも解かれ、共鳴したかと思います。



-TPD-

* 東京パフォーマンスドール

* キスは少年を浪費する https://youtu.be/amKOEuj8iDM

* ダイヤモンドは傷つかない https://youtu.be/5KGNevaCdKQ


やっとTPDで語れるかと思いましたが、90年代のソニーはMVに積極的では無いし、音楽番組への露出も今ひとつの結果が、YouTubeのアーカイブの少なさと思います。

TPDの楽曲が一際耽美では有ります。メンバーのひた向きさに、これがとハマったかもしれません。努力って、結構見られているものです。売野雅勇のエポック的な作品ですが、ここに至る変遷も一筋縄ではなかったと記しておきます。



-中谷美紀 with 坂本龍一-

* 中谷美紀 with 坂本龍一

* MIND CIRCUS https://youtu.be/Ym_n07HEOTY

* STRANGE PARADISE https://youtu.be/xltrasIT8EI

* 砂の果実 https://youtu.be/vmthYgyJNgM

* 天国より野蛮 -WILDER THAN HEAVEN- https://youtu.be/yT9F30PA4_E

* 汚れた脚 The Silence of Innocence https://youtu.be/2HYg2cXxkfw

* フェティシュ(Fetish) https://youtu.be/v5qUIj-A6Eg


売野雅勇のワークスの中で、至高のグループワークスに昇華しています。

TPDが続いていたら、究極の耽美世界観が展開していた筈ですが。売れたら売れたらの路線変更があるので、芸能の世界では止む得ません。とは言え、その耽美さにどうしても惹きつけられ、新生TPDへと引き継がれました。もう少し熟成の時間もあればですが、やや終わった事です。。

この中谷美紀 with 坂本龍一に売野雅勇のトリオの楽曲を、TPDが歌っていたかもしれないとなると、TPDファンとしては、苦く残念な思いしかありません。




それではまとめに入ります。売野雅勇がかなり角度の高いヒット作詞家は、キャリアの中でのコピーライターがとても大きいです。何か短いフレーズで、凄い事を歌ってる。もうこの時点でノックアウトです。


おおよそ4小節は8秒です。いやAメロ・Bメロ・サビがあってこそでしょうも。往年のヒット曲とはCMから生まれています。そのほぼが15秒若しくは20秒。何だ長いかも、CMである以上、アピールナレーションと効果音と適切なカットで、商品相応しいフレーズが挟み込めるのは、そのまま8秒のギリかと思います。この体感時間を知っているから、売野雅勇はとても強いです。

印象的な歌詞は与えるけど、あとは演者にお任せする。それがスター性でもあり、タレント性であると思えます。


もっとも今ではCM発の音楽曲が少なくなったので、それもキャッチフレーズ論も如何かはも有りましょう。

ただ、TikTokの様なセンテンスの短い踊って見たサイトで、80年代90年代がフィーチャーされています。そう、この短さの中で如何にアピール出来るかを、懐かしの楽曲が補佐しているのです。

短い尺長い尺の交互の移り変わりはありましょうけど、例えば10年後でもキャッチフレーズ論は浮上すると思います。どの時代も、ただ忙しい時はあるという事でしょうか。


いや、俳句や短歌的なセンテンス必須の大きな世界観構築もありましょう。ですが小難しい言葉の重ね合いでは、まま飛距離が伸びません、聞き手に思いの中へは。

そして、ただ全てで、印象的なフレーズを生めよも無理も有ります。どこで引き算が無いと疾走だけの楽曲になります。それはそれで選択肢なのですけどね。

そして売野雅勇ワークスが重なって行く過程で、サビでグッと持ち上げる方法も練られています。本当、売野雅勇研究本が多く出ていないのが不思議です。誰か書いて下さい。


惜しむらくの例としとて。新生TPDの楽曲ならば、「Lovely Lovely」も循環チックな曲で物語を得ようとしています。ここで売野雅勇的なキャッチフレーズ論を駆使出来れば、アジアの何処かで踊ってみたが、爆発したかもは…いや、それは潮流が変われば「Lovely Lovely」も浮かぶ可能性が有ります。何事も時流は有ります。




それでは判家氏は、TPDのファンと言ってるけど「キスは少年を浪費する」をライブで聞いた事があるのか。いや無いです。


いやの、いやです。公演で聞いてます先代TPD後期のメドレーで。これです。


・VIDEO Cha-DANCE vol.13 4/4 東京パフォーマンスドール https://youtu.be/pvjbYv7BEW0 @YouTubeより


オリジナルより、ブレイクビートテクノ曲になって、印象がまるで違いますけど。これはこれでも有り。アートスフィアのホールの鳴りでなければ、クラブ特有のブームで熱狂はしたかもしれませんけど。



詰まる所。売野雅勇作品は、中森明菜の様に譜面にびっしり感情書き込んで、自らに肉付けしてこそが入り口です。

感受性の強いジョニーの様に本能(恐らく)で、キスで浪費させる女子もいるから、グループって長く続くと、空恐ろしいものです。

売野さん、ジョニーをどうか褒めてあげて下さい。






-追記-

書き終えた後に、音楽家坂本龍一が3月28日に逝去のニュース。


・ @ryuichisakamoto

https://twitter.com/ryuichisakamoto/status/1642507238467309568?s=20


以上の曲の中に、坂本龍一の「美貌の青空」もあったのです、聞く度に何故か痛々しくなるので、その時は外しました。ただ悼む中で、色々聞いていくと、大貫妙子バージョンもあって、ああ繋がったかが有ります。

現代を超越した、惑星間移送が出来る未来で、それでも双子の様に原罪を背負う男女の刹那。多分坂本龍一vocal&坂本龍一pianoのセットではなく、坂本龍一vocal&大貫妙子vocalあってこそで、売野さんの世界観が補完されたと思います。坂本龍一死しても、その残された楽曲は未だ正解を求めるとは、やはり「芸術は長く、人生は短し」なのでしょうか。



* 坂本龍一

* 美貌の青空

坂本龍一vocal:美貌の青空 (Original) https://youtu.be/wslwLy0sPEs @YouTubeより

大貫妙子vocal:Taeko Onuki & Ryuichi Sakamoto - 1. 美貌の青空 Bibo no Aozora https://youtu.be/LiCaFheclUU @YouTubeより

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