特冊:検証特集

特冊:Tokyo Performance Doll Giant step Formulate

以下は2019年4月にブログで連載していた、TPD、原点に近づこうよのプレゼンのいくつかです。そんな事言っても…は、芸能の基本は運命の一曲に如何に巡り会えるかです。スマッシュヒット作連発は、それは大規模プロモーションの問題ですので、どうにか1曲をです。


それでは体裁を整えて、カクヨムで再掲載です。




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-Tokyo performance doll Giant step Formulate:P1-



「Tokyo performance doll Giant step Formulate」ことT.G.F。

まあ以前は、私もそこそこのプレゼン原稿職人だったので、アイディアだけは豊富なつもりです。

 

そもそもT.G.Fのプレゼンを、ファンの私が新生TPDにする余地はあるのかと言うと…有ります。油断していると、どんどん次回シングルの発表周期がずれ込む傾向ですよね。これは如何かなと。

ここ、旧TPDメンバーにも有りがちでしたが、所謂思い出シングルで終って、アルバム発表に至らなかった等々を踏まえてです。

兎に角、ヒット曲を当てなければですよね。ソニーの過去の基準であれば「Get Wild/TM NETWORK」の20万枚越え&トップランナーの風格あればの筈です。

 

まずはその為の案を幾つか、コラムが長くなりますが、最期迄お付き合い下さい。

 

 

 

〜敢えてカバー曲に挑戦〜

カバー楽曲を歌うという事は、アーティストとしての度量をさらけ出します。

今の新生TPDではTeri DeSarioの「Overnight Success」位なので、アルバム一枚に一曲はあるべきと思います。

 

□候補楽曲:「虹/電気グルーヴ」

 https://music.apple.com/jp/album/虹/1536355132?i=1536355142

 

いきなりあかんですけど、掴みでは有りません。考えた時点ではこれも重要な候補楽曲。

原曲は五島良子の音域の広いボーカルあればこその「虹」。これをリビルドして、TPD6人のパート分けしては、爽やかなハモりも充分有りだった訳です。

Flip Flapのカバーもヒットとは行かなかったかったものの、今のTPD等身大の歌詞へと補筆すれば話題性は有る筈。尚検討時点のお話を敢えて載せました。瀧関与作品でなければセーフとも思えますが。


 

□候補楽曲:「Extra/Ken Ishii」

 https://music.apple.com/jp/album/extra/1114540793?i=1114540807

 

2曲目もネタか、ではなく大まじです。この伝説曲に日本語ver.、英語ver.、remix数曲付ければ、シングルかなりいける筈。オリジナルのリリースからもう2周程してますけど「Extra」の音響かなり行けます。日本だけではなく世界各国のクラブから火が着くのも大有り。

パート分けさえしっかりすれば、E-girlsの「RYDEEN 」の様な騒動にはならない筈です。

 


□候補楽曲:「1974 / TM NETWORK」

 https://music.apple.com/jp/album/1974-16光年の訪問者/1536193360?i=1536193370


 

最期で本命か、それにしてはパンチが薄くないかですよね。いやいや、中高年世代にとっては「1974」は衝撃しかないのですよ。「Get Wild」より先に「1974」をラジオでTMを聞いた衝撃たるや、先々も語り継がれるべき事でしょう。とは言え、最近のネットでも「1974」の賞賛散見も少ないので、どうやって語り継ぐべきかと言うと、カバーが一番早いかなとも。

T.G.Fなのに、ここでTM持ち上げてどうするのでしょうが、勿論TPDへの話題性も有ります。この「1974」、当時北海道でヒットしてからは、ラジオの視聴区域に従って南下し、いよいよ都心への回帰を果たします。敢えて験を担ぐ意味でも乗っかて見るのも有りです。

またリリースイベントで、あなたの1974持参でノベルティプレゼントも有りかと。

肝心のアレンジに関しては、小室哲哉が今曲にかなりの思い入れが有る様ですけど、浅倉大介による敢えてTMオリジナル音色でもはまるかと。

 

 

以上三曲が候補曲です。何れもソニー版権に収めましたので、ご検討よろしくお願いします。

 

 

 

〜それでもTPDの楽曲拘る〜

新生TPDの「WE ARE TPD」の付属盤でRearranged ver.聞けたからもう良いでしょうの声も有りましょうけど、まだまだ10代の後半の彼女達では歌い込めず収録されていない珠玉の名曲が有ります。

過去曲でブレイクするかの声も有りましょうけど、確実な旧TPDの固定客はいますのでお忘れ無き様に。


 

□DAMAGE CONTROL

https://music.apple.com/jp/album/damage-control/1536204730?i=1536204740


Les,TPDの「check my heart - Cha-DANCE Party Vol.12」での曲。出来が良過ぎてシングルのB面に入る程の意欲作。

若かりし社会人の男女間距離の曲で、そのぎりぎりの縮め方が実に切なく、川村知砂でないと歌えないかなとも。新生TPDでは誰が歌えるかと言うと、川村知砂曲メインのあかりの一択なのかなと。

新Rearranged ver.は全生楽器アレンジで是非お願いします。

 

 

□楽園と迷宮

https://music.apple.com/jp/album/楽園と迷宮-リミックス/1536204581?i=1536204586


米光美保と穴井夕子の「SEVEN ON SEVEN 〜Cha-DANCE Party Vol.7」での曲。もっともエキサイトするデュオですよね。しかし本稿では「TPD The Remix - Cha-DANCE Party Vol.11」参考に。

原曲は生バンドアレンジなのですが、Remix版では穴井夕子の武器でもある、音符の跳ねを生かし、CMJKが極限まで跳ねさせたテクノに昇華。

ここなんですよ。新生TPDに限らず巷の楽曲の傾向って、激しく跳ねないのですよね。世間は古いと見るかナウと見るかにもなりますけど、振り次第かなとも。タメのある振りを示せればメインストリームに復帰も可能かと。

ボーカルは、唯一跳ね素質のある二葉かなと。相方は思い悩むけどジョニーなのかな。

と言うか。二葉はロボボイス担当じゃない訳であります。

 

 

□Sanctuary 〜淋しいだけじゃない〜

https://music.apple.com/jp/album/sunctuary-淋しいだけじゃない/1536200013?i=1536200322


篠原涼子と穴井夕子の「SEVEN ON SEVEN 〜Cha-DANCE Party Vol.7」での曲。アンニュイとイケイケの組合せでも成立するのが、今でも摩訶不思議な曲。その楽曲の完成度から篠原のアルバムでは穴井の声抜きでも収録。そこは、二人のせめぎ合いが共存すればこそなのですけど、それでも聞けます。

新Rearranged ver.はミドルテンポのクラップ主体曲が良いかなと。

ボーカルはジョニーしかいないのかなと思いつつの、相方は二葉なのかとも。敢えて互いに入れ替えても、原曲の完成度の高いのでイメージは出来るのですよね。売野さん最高です。

 


 

次点としては、あまりにもマイナー寄りなのでタイトルだけ記しておきます。

「a place in the sun/篠原涼子」「星座の下で/穴井夕子」「カラフル/米光美保」。

こちらも私的には名作ですが、付属盤全体の曲調次第かなとも。

 

 

 

〜実績も大切〜

2ndアルバム「Hey, Girls!」においては、若手ライター陣の躍動に委ねましたけど、要所の実績者も大切です。○○さんが参加、も大きな話題にもなりますし、何より今後の制作指針にも関わりますので、数曲でも良いので過去の実績スタッフの参加でリスペクトして欲しい所です。

 

 

□作詩:売野雅勇

TPDならば「キスは少年を浪費する」「ダイヤモンドは傷つかない」等々、他のミュージシャンの実績も上げたらキリが有りませんけど、秋元康より先に耽美的な歌詞を構築した天才作家です。しかもそれをアイドルいや旧TPDに歌わせても違和感の無い節回し。もう一切の追随を許しません。それならば、売野さんに書いて貰いましょうよですよ。絶対今後の指針曲になる筈です。

 

□作曲:小室哲哉

もう引退決まってしまいましたが、復帰を拒む理由が何ら無いので、プロデュースは無理でも作曲参加復帰は有りかなと。

小室哲哉も一段落してるしと思って、CATVの小室哲哉特集を見たのですが、まだまだ破壊力は有ります。

正直AAAは苦手だったのですけど、小室哲哉担当作品を見て、ああこの譜割りってTPDプロデュース有りきでの完成度でも有ってこそとも。改めて惚れ込みました。

急ぎ新生TPDはRAP担当のメンバーを用意しておきましょう。

 

□A&R:穴井夕子 

wikiより。A&Rとはアーティスト・アンド・レパートリーの略です。アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当する。との事。

ソニーは他社より多めに元ミュージシャンのスタッフ化を推進しているので、A&R:穴井夕子の違和感は無い筈。

何よりニュースフィードに穴井夕子貧困話が流れて来ては不憫だなと思いつつ、あなたのスペック活かしませんかです。あの名曲且つ難曲の「I Want You!」を自らチョイスしたのが穴井です。穴井楽曲に跳ねた曲多いのは、ああ絶対穴井セレクト何だろうと思う事暫し。隠れた名曲も数知れずから、目利きで無い筈がないです。

A&R特別顧問の肩書き付きも有りでしょうけど、ここは敢えて新生TPDとがっぷり組んで貰いたいから一スタッフから助けて欲しいかなとも。

いや、そもそもアーティストがスタッフに回って成功するのかと言うと、成功します。今やJUJU等のプロデューサー玉井健二ですが、ソロボーカリスト時代から光るもの感じていたので、助言等でどこまで磨き上げれば良いのか指南は出来る筈なのです。

 

 

と言うより、最期きつくここです。何をおいてもA&R:穴井夕子でけでも実現してこそのT.G.Fであります、

 

 

 

〜新生TPDの弱点〜

1stアルバム発売まで、足掛け4年の下積み的な期間が長過ぎましたよね。それまでに都内での「1×0」「ダンスサミット」あれど、北端青森には何ら情報届きませんでした。媒体に載るのも大切なのですが、確かな体幹を作り上げ、その時代の波を越えるべきと思います

 

 

□増員すべきとTPD DASH!!

10代故に諸事情有るのは察しますけど、TPD DASH!!からの昇格はすべきとおもいます。また合わせてTPD DASH!!の二期生募集もすべきかと。

何故、増員に拘るのは正直6人だと寂しいです。歴代アイドルの譜割り史上、SMAPの「gift」より難解すぎる、「TIME」は9人以上いてこその映えと切に思います。

 

□東京以外パフォーマンスドール

旧TPDはどうしても東京に拘っていましたし、新生TPDのイベントもほぼほぼ関東圏内。日本の人口分布を見ると関東圏じゃ日本の人口の1/3を有します。確かにビジネスとしても成立しますけど、それ以外のテリトリーの方は近しい方に心を寄せてしまいます。青森だったらTeam8の横山結衣のポテンシャルが気になってしまいますもの。

とにも、アメリカ商業圏の人口 3.2億人で、ニューヨーク都市圏2000万人での、マーケティング論に倣った結果でしょうが、実はニューヨーク程エンターテイメントを定義づける関係各位が熟成していないのも事実。ただの事実過程の長いレポートであれば、素通りしてしまいます。

新生TPDがどんなに頑張っても、溢れ出るアウトプットが地方にまで届かないもどかしさがここに有ります。それだったら出張してみませんかの提案です。

 

□ライバルが旧TPD

新生TPDのライバルは誰なのでしょうけど、思いつかないのですよね。9人体制なればモー娘。。6人体制なれば9nineともやや比べてしまいましたが、9nineは活動休止に入ってしまいましたし、思い切って欅坂に挑むのは大やけどですし…その前に同じソニーで競争も何もですか。

まあRearranged ver.を歌い続ける限り、いや名前がTPDである以上、ライバルは旧TPDになってしまいます。本当声質もキャラクターも、どこからどうチョイスしてのフロントメンバー7人だったのでしょう。いやライブメンバーのTPD DASH!!も一筋縄では行きませんから層が厚いものだとつくづく。むしろそれ位の緊張感あってこそのTPD本来の姿では有りますけど。

 

 

 

〜時代の変化に乗る〜

この御時世、粒ぞろいの名曲を拵えたシングル・アルバムを発表すれど、ヒットに繋がるものでは有りません。これはCD全盛期も言えますけど、視聴者には見えてしまうのですよ、伸びしろと言うものが。これは本能です。この先もファンであると言う事は投資をしなけれいけませんから、実に切実なものです。

webのおかげで宣伝も何もかもの万全かと思いきや、ネット弁慶はただ溢れて行く一方なので、あっと言う間に埋もれます。どうすれば時代に乗れるのでしょうねの幾つかです。

 

 

□電子書籍として、活動記録及びスタイルブックを出してみる。

出版不況の業界に挑むのかの声も有りましょうが、webを一切信頼してはいけません。ホスティングのメンテナンスの関係も有り、旧TPDの情報を検索出来ますか、ほぼ上がって来ません。

ここは確かな活動を示す為にも、返本のリスクをある程度軽減出来る電子書籍を季刊毎に出版すべきかと思います。今の6人の容姿ならスタイルブックの定番路線も無くは有りません。

とは言え、ここで壁に打ち当たるのが6人体制ですよね。多様性を求めるなら増員案は回避出来ないのかなと。

と言うのも。旧TPDの「That's the REVUE」のジャケット良いですよね。ピンクハウスで時代かなと思われるでしょうが、ベストショットの一枚です。こういう思い出も全員で共有すべきです。

 

 

□浅倉大介に丸投げしてみる。

散々音楽面に語ってきたのですが、グルーブの無い時代にグルーブを求めるのは如何過ぎて、もし公開会議があったら間も無く硬直する事でしょう。

ここはいっそ、新生TPDのキャリアハイ「逆光×礼賛」を送り出した浅倉大介に全権委任するのも有りです。音響マニアでも、このシンセエレメンツたまらんと唸る筈です。

 

 

□スーパーバイザー安室奈美恵

無理ですね。取り敢えず言ってみました。ここからの数々の着陸点見出すのも有りです。

と言うのも、安室奈美恵「Mint」が新生TPDの到達点であると思われるからです。それ「BURN ME OUT」じゃないも有りましょうけど、フルメンバーの激しい群舞見たいのが心情です。

 

 

以上、時代の変化に乗るを語ってみました。

兎に角、旧TPDを経て言える事は、webは信じるなと言う事です。ある日突然サーバーの都合で記事が消失します。そこに労力注視するのは無駄とは言えませんけど、記録に残る媒体に少しでも残して行くべきだと思います。

 

 

 

ここでお仕舞いです。長々とお付き合い下さりありがとうございます。

そもそも、私が何故ここまでTPDに拘るかですが、音楽アマチュア歴が本当に長く、もし罷り間違ってプロの片隅ともなれば、TPDを何処かで復活させて、木伏夏子で思う存分曲書いてみたかったのでも有ります。

その思いの中での、新生TPDのキックスタート。まあ自分の中の夢は一つ叶ったのかなと、物凄く安堵しました。

ですが、現状思った以上にTPDらしくないのも事実では有ります。それは時代変わればそうだろうですし、グルーブを求められない時代に似合わない楽曲は出せないのも諸々察します。

それでもTPD好きなので、幾ばくかは口を出さずにいれないのが、上記の「Tokyo performance doll Giant step Formulate」ことT.G.Fで有ります。

 

皆様の新たな奮闘を願うと共に、応援は続けたいと思います。

 

最期の最期迄ご清聴ありがとうございます。

 

 






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-Tokyo performance doll Giant step Formulate:P2-




アメブロの文字数限界有る為、提案たるTokyo performance doll Giant step Formulate:Page1からの補考になります。

 

〜それでもTPDの楽曲拘る〜

次点としては、あまりにもマイナー寄りなのでタイトルだけ記しておきます。と思いましたが記します。何れも私的には名作ですが、付属盤全体の曲調次第かなとも。

 

□a place in the sun (Movie Version)

https://music.apple.com/jp/album/a-place-in-the-sun-movie-version/1536279965?i=1536280327


篠原涼子の後期シングル曲「a place in the sun」での映画バージョン曲。篠原も歌手役で出演した「ベル・エポック」の主題歌。松岡錠司作品とも相まって映画の余韻が長らく続くかの様な歌手篠原のもう一つの到達点。

ストーリー性の有る曲を多く歌う事で、各クリエーターさんのアンテナにも引っ掛かると思うので、まずは「a place in the sun」をカバーしてこその、次のへステップかなとも

 

 

□星座の下で

https://music.apple.com/jp/album/星座の下で/1536279373?i=1536279375


穴井夕子のシングル曲「promises」のB面曲「星座の下で」。この頃には穴井も旧TPDも卒業して、満を持しての恋人有りきの曲を全面に押し出しています。

「星座の下で」は穴井定番の跳ねた曲調で、ミドルテンポでも弾ませます。出だしの「丸い地球の上で二人は起き上がれない」なんて歌われた日には、凄いスケール感な訳です。兎に角Aメロから掴みに行く姿勢は大切です。

まあ名曲なのは作曲がレベッカの土橋さんでも有り相まってです

いざ新生TPDで歌えるなら誰でしょうね。いさきかな。

 

 

□カラフル

https://music.apple.com/jp/album/カラフル/1536211628?i=1536211630


米光美保のソニー最後のシングル「オレンジ e.p.」のカップリング曲。「カラフル」は跳ねたR&B曲調に僕の詩が映えます。かの香織プロデュース故の冒険だったかもしれませんけど、旧TPDの米光の中期衣装はオーバーオールの僕そのものだったので、やっと米光の秘めた魅力が引き出されたかも一入です。この僕路線はもっと早く見たかった。そのスキルと相まって渡辺美里の世界観を超えたかもしれないかなと。

僕世界なら、新生TPDにあかりいるでしょうですよね。それも「カラフル」の土台があればこそとも思います。

ただ赤の流星に曲を聞くと、僕そのもであったり、僕の娘であったりするので詩は統一して欲しいところですね。そこはシンプルに僕で良いと思うのですよ。その為にも「カラフル」あかりカバーは分水嶺になると思います。

 

 

□カメレオン・カフェ

https://music.apple.com/jp/album/カメレオン-カフェ/1536188883?i=1536189313


篠原の「Cha-DANCE Party Vol.1」でのカバー曲。原曲はD D Sound「Cafe」のボサノバディスコ曲。

旧TPDのライブでは篠原を中心に椅子を使ったかなりのセクシーダンス曲に昇華。やっと未成年越えの新生TPDにこなせるかと言うと…多分照れて出来ないかなとも。とは言え旧TPDは1stアルバム曲にしてエンターテイメントしている訳でもあります。

 

 

□In The Arm Of Night

https://music.apple.com/jp/album/in-the-arm-of-night/1536194583?i=1536195037


木原さとみの「Tokyo Romance ~Cha-Dance Party Vol.4」での曲。

実は新生TPDの菜七がZEPP TOKYOのライブパッケージでは歌っています。完成度も高いです。しかしRearranged ver.としてリリース化はされていません。

ここが長らく不思議だったのですが、改めて木原さとみの原曲を聞くと、バックトラックがかなりファンキーなのですよ。特にベースがご機嫌です。まあ事情察するに旧TPD程越えが出来なかった為に収録が見送られたのかなとも。ここベースラインを差し替えてリリースされても良いと思います。

 

 

□FAME

https://music.apple.com/jp/album/fame/1536193864?i=1536193865


旧TPDの「Cha-DANCE Party Vol.3」でのカバー曲。原曲はアイリーン・キャラが歌った「FAME」の主題歌でもあり、映画のミュージカルシーンは色褪せませんね。

これを再構築して、七人の譜割りに当て、メリハリ作ってはタメも用意出来るなんて、今以て奇跡のカバー曲で有ります

新生TPD9人では譜割りが困難だったかもしれませんが、6人体制では有りの歌い込める曲かなとも。

 

 

□All or Nothing

https://music.apple.com/jp/album/all-or-nothing/1536204730?i=1536204737


木伏夏子の「check my heart - Cha-DANCE Party Vol.12」での曲。木伏夏子は篠原不在時のアンダーに入ったりと、TPDとTPD DASH!!を行ったり来たりするメンバーで有りますが、かなりの実力の持ち主。120%の本気出した篠原涼子と言っても憚りは有りません。

作曲はm.o.v.eのt-kimuraで、ユーロビート曲調では有りますが、強いメッセージがテンポの早い曲調に乗り、”あなたを愛してる”が痛切に響きます。これを新生TPDで言えるのは…辛うじて包容力のあるいさきか。

 

 

□もう誰も眠れない

https://music.apple.com/jp/album/もう誰も眠れない/1536199024?i=1536199025


TPD DASH!!の島津志穂を中心とするユニットの「(Just)FINE」での曲。終末を感じさせるミレニアム前夜ならでは曲です。

好きなんですよね本当。詩の乗り方がそうですし、グリッドに忠実なタテノリの曲かと思えば、曲間で思いっきり跳ねに転じたり、バックトラックを間引きしたりと。緩急の差をたくさん設けてます。新星TPDにもストーリー性のある曲あっても良いかなと。

 

 

□もっと激しく

Non


Les,TPD及び二期TPDの曲。リリースはされていないもののライブとTVでは歌っています。グルーブ性のあるロック曲調でメッセージ性のある詩に引かれます。

バックトラックは同じものの、Les,TPDはハーモニー、二期TPDはユニゾンとの差はあるものの、伝わるメッセージの差は感じられません。そこは熱量なんだなとも。

新生TPDが歌うと、強いメッセージに負けてしまうかもしれませんけど、ここ越えないといつ越えるのかなと思ったり。

リリースはされないもの、原盤は有る筈なので、新生TPDに関わらずリリースはされるべき曲だと思います。

 

 

 

〜TPD洋楽部復活〜

新生TPDの記事で読んだのですが、旧TPDには洋楽カバー曲のセクションがあったそうです。新生TPDにあれば良いですよねTPD洋楽部。

 

日本語曲でも良いじゃないの論調も有りましょうが、盛り上がるのですよTPD洋楽部。Les,TPDのライブ「WANNA DANCE」、もはやライブと言うよりはパーティーでしたね。あっつこのカバー曲知ってるとかのうきうき感ではなく、グルーブそのまま持って来てるので身体が弾みます。そうですね、欲を言えば「WANNA DANCE 3」で終らずもっと続けて欲しかったですね。

 

「WANNA DANCE」確かに実験的な要素は有りましたよ。ギターが唸りまくる中でも何故か埋もれない川村知砂の「Janet Jackson - Black Cat」はアイドル公演では不可能であったでしょうし、「Terence Trent D'Arby - If You Let Me Stay」は関ひろみが男性音域そのままで歌ってたし、「Swing Out Sister - Breakout」では木伏夏子がSOS本家より滅茶張りのあるボーカルでそれはもう熱狂に、締めはLes,TPD全員での「Kool & The Gang - Celebration」は4つ打ちのBPMの早いアレンジでもグルーブを保ちパーティーチューンそのものの大盛り上がり。

 


・Janet Jackson - Black Cat https://youtu.be/qH-rPt1ftSo @YouTubeより


・Sananda Maitreya - If You Let Me Stay https://youtu.be/hMhEzd9Bsb4 @YouTubeより


・Swing Out Sister - Breakout (Official Music Video) https://youtu.be/IIOJdMdS56k @YouTubeより


・Kool & The Gang - Celebration https://youtu.be/3GwjfUFyY6M @YouTubeより

 

 

TPDの伝統はライブをCDに落とし込めるかが、巧みでしたので。TPD洋楽部復活させて果敢に挑戦して貰いたい限りです。

 

 

とは言え大人の事情もあるんでしょうね。カバー曲採用するなら、ニュアンスを貰って若きクリエイターに曲を作らせる等々。

 

菜七がインタビューでも言ってましたが、上がって来るデモテープが洋楽で日本語に落とし込むのに苦労したとか。ですけど、2ndアルバム聞く限りではグリッド通りで、グルーブが薄い訳です。良いとか悪いとかは分かりませんけど、グルーブによる振り幅がライブの盛り上がりに直結したりする訳です。

 

ここを振り返って、とことん突き詰めるなら、BPMがミドルな「東京パフォーマンスドール(TPD)- MY UNIVERSE」の様な名曲も産まれる筈です。おじさんはディスコ大好き。以上。

 

・【LIVE】東京パフォーマンスドール(TPD)/MY UNIVERSE https://youtu.be/7913yL5V8r4 @YouTubeより









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-Tokyo performance doll Giant step Formulate:P3-




〜MV再考察〜

まあ、お話はいきなりアウトカーブから始めます。

youtubeで小松松莊一良監督作品見る程に、この煌びやかな群舞は、今のLHD傘下のMVでも作り込めないだろうなと。

以下の作品はミレニアム前辺りの作品ですが、まずは再生の程を。

 

・GWINKO-よくばりなウィークエンド【PV】 https://youtu.be/-POV18Hx4z0 @YouTubeより


・アンナバナナ 天国のテレビ https://youtu.be/NhSdo2-9zLE @YouTubeより


どうです、GWINKOのMVと大名作と言われる「ハートブレイカー 弾丸より愛をこめて」です。

この光源が旧TPDと新生TPDを繋ぐと思うのですけどね。ニュージャックスイング曲調のシングルの際は、是非小松松莊一良監督でMVお願いします。

 

 

また、懐かしいお話ついでにsonyさんならば、その昔ezと言う単純にMV特集番組ではない、sonyアーティストをフィーチャーした深夜の番組が有りまして、学生の頃は噛り付いて見ていたものです。

どういうものかと言うと、ダイジェストになりますが以下の感じです。


・eZ ダイジェスト https://youtu.be/3bWtK-DLjyw @YouTubeより

 


おっとこの感じは…そう「Lovely Lovely」のMVの雰囲気ですよね。スタジオメイドの方がアーティストの魅力をグッと引き寄せる事が出来ます。


・東京パフォーマンスドール(TPD) 『Lovely Lovely』-Music Video- https://youtu.be/-5zS0aPkwR0 @YouTubeより


 

まあ昔の様に、系列放送局にプロモーション映像放送はどう足掻いて出来ないでしょうが、予算の都合がつけばyoutubeでez復活して欲しいものです。気がつけば世界と直結しているのがインターネットですからね。

 

例えば、TPDの「Lovely Lovely」が今日南アジアでブレイクしても決しておかしい事は決して無いですからね。

 



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と、3年前は好き勝手言ってます。プロダクションを完結するには、どうしても制作費です。現在サブスクリプションミュージックが、まさかの主流になってしまい、制作費はどんどん狭まって行きます。その分音楽機材のダウンサイジングも起こり、どうにトントンの進行にはなってます。

ただ海外行くと、敢えて過去のゴージャス路線のプロダクションで制作して、当たっているケースも有ります。

何処まで、人力を取り入れるか。その辺を考えると、新生TPD初期のバンド路線は、決して古くはないのですが、もっとアピールすべきでしたよね。

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