1-9,0.
10-nendai【10年代】
ここでは2010-2019年の文化推移を見る。インターネット文化はwebから、スマートフォンの単独アプリにより偏中し、オープンなのかクローズなのかより曖昧な時代に。それをより加速させたのは、2011年3月11日の東日本大震災に大きく起因する。当日の東日本全域は通話が困難も、何故かSNSは繋がるというねじれ現象で、SNSの地位がたった数日で最上位に格上げされた。その大注目で全世界的に資本はSNS関連に投下される。そうしてSNSは全方位の賛同で独自の進化を遂げ、よりコアな支持層を虜に出来る仕組みを作る。その一端は何故この作品にと注目が逐一集まり、違和感あるものの共感という慣れで、10年代の文化の土台を作る。ただそれは非常に危ういもので、10年代のビジネス本を読み返すと、ほぼ生き残ってる作品は皆無に等しくなる。それは何故かというと、独自アプリのシステムのお陰でGoogle検索で掘り起こせないからでもある。10年代の教訓は、どうあってもweb検索に引っ掛かる様にすべきに尽きる。
20-beats-20-tales【20 BEATS 20 TALES】
2020年11月18日のコロナ禍での、企画編集盤である誕生30周年記念アルバム。
基本Disc1:「ダイヤモンドは傷つかない -30th Anniversary ver.-」「BRAND NEW STORY」「CATCH!!」「eyes」「FAME」「逆光×礼賛」「MY UNIVERSE」「恋しさと せつなさと 心強さと」「DREAMIN'」「WEEKEND PARADISE」「HEART WAVES」「放課後はいつもパーティー -30th Anniversary ver.-」「TRICK U」「キスは少年を浪費する」「DREAM TRIGGER」「BE BORN -30th Anniversary Mix-」「TIME」「SHINY LADY」「Can't Stop The Music」「TALES」。
初回生産限定盤Aは、Disc1に、ライブ2公演のBlu-ray Disc。
通常盤は、Disc1のみ。
誕生30周年記念アルバムと言う事で、特設サイトを設けてはリクエストを受け付けた確かにアニバーサリー案件。ただ評価は分かれる。先代TPDと新生TPDが混在してはDJブレイクも随所に入っている為、聞き難さは確かに有る。ボーカルのリバーブ成分が時代によって変遷していたり、何故先代TPDのボーカルが極端にパンニングしてるかは過去のライブでの袖からの登場を知らなければならない。
2020-tokyo-olympic【2020年東京オリンピック】
2020年夏開催予定もコロナ禍を経て、世論の賛否が否に大きく傾いても、2021年7月23日-8月8日に断行される。開会式閉会式運営はスキャンダルが相次ぎ、また時間短縮を余儀なくされ、日本の文化が平成を経て如何に熟成された過程が飛ばされては不思議日本の印象を拭えない。
何より変節はあれど新生TPDのキックスタート時は、2020年東京オリンピックでの披露を目指していた。それが何故叶わなかったかの検証を。
一アクターとしては、当初のプランではホールツアーを行えるパフュームも三浦大和も内定資料から窺えるものの除外されたので、ここに入るのは余程困難な事。
ただ一パフォーマーとしての参加は大いに有り得たのではと。閉会式の音楽関連はsony系の事務所或いはレーベル発の、東京スカパラダイスオーケストラ/milet/DJ松永/紅蓮華のテーマの大盛りなので、活動継続会議が和やかであればも、滑り込みで急普請のステージに上がれたのではと察して止まない。
もっとも、それはパフォーマー達に対して失礼はあるだろうが、主に東京で積極的なステージをこなしては、開会式閉会式運営関係者へのアピールに恥ない活動であった筈なので何ら不思議な選考とは言えない。ただその為に、初期の幾つかの大きな夢の都道府県ツアーが蔑ろになって、全国的なセールス支持層が滞っては、レーベルとして決断せざる得なかったのも、ただ深く察しなければならない。
2021-9-26-【2021.9.26 TOKYO PERFORMANCE DOLL「DANCE SUMMIT The Final」【for J-LOD LIVE】】
cube youtubeにある取り扱いが謎の「DANCE SUMMIT The Final」の10分少々のティザー映像。オープニングアクトと数曲の映像が2022/01/14に告知無しにアップされる。sonyでは無くcubeでのアップは、将来的にファンクラブ発売のBlu-rayを見込んでかと想像してしまう。その証として編集のクロスフェードに各メンバーのアップが適時に入る、何よりの解像度は抜群。ただpvが3桁台で回っていない事から、現状の展開で発売はいつになる事か。
6-ningumi-taisei【6人組体制】
2018年4月19日に、飯田桜子/神宮沙紀/小林晏夕の3人が同時に卒業した事で6人組体制に以降。クリエイティブサッカーでの言うところの偽9番のメッシにあたり、シングル「Shapeless」のカットの多さから上西星来のワントップに移行かと思われたが、実のところ6人で支え合う、アイドル史的に実に興味深いトピックとなる。そして同じ6人組ならばあのVillage Peopleもおり、展開次第の可能性ははかり知れなかったかもは、次世代TPDへの課題へと。
the-6th-Anniversary-dancesummit【The 6th Anniversary ダンスサミット】
「20 BEATS 20 TALES」の初回生産限定盤のBlu-rayとして収録。2019年6月16日の渋谷ストリームホールのTPD楽曲のみを収録。コロナ禍前の有観客ライブで、TPDライブの中でも一番の充実度を見せる。デビュー当時のややリファインされた白のペンギンスーツが今でも似合うのは、かなり計算された衣装と思い知らされる。
47-todouhuken-tour【47都道府県ツアー】
初代TPDと新生TPDが成し得ていないツアー。都市圏サーキットツアーはあれど、これは昨今の興行の流れでも有り止む得ない事。ただ昭和と平成初期で47都道府県ツアーが全盛だった時代は、確実なファンを残し、後々のアーティスト活動の大きな基盤ともなる事を証明している。そう、グループのスケジュールが困難であったら、赤の流星の二人組でも出来たのではは今更もなのか。とは言え、規模がライブハウスでも果たしていればファンとの絆はきっと深かった筈。
しかし実際の縦断マネジメントとなると、ベテランプロモーター若しくは辣腕マネージャーが手に入れた各ライブハウスとの強い連携が取れないと信用と効率的スケジュールが組めないので、所属事務所の裁量次第かと。或いはライブハウスバンドみたいにワゴン一つに乗っては何もかも一からは、本当の根性しかないのが深く試される事も大いに有り。
911-tero-jiken【911テロ事件】
2001年9月11日朝にニューヨークのワールドトレードセンターのノースタワーとサウスタワーにハイジャックされた旅客機が衝突したテロ多発事件を含むの総称。これにより世界は確実に変わった。仕掛けたらきっちり返す事が強い世論に押し出され、今も戦乱の最中にある。世論が押し切れば政権も動かざる得ない状況は確かな解決法であろうか、それが証明されるのは今世紀中でも到底不可能である筈。現に2021年のアフガニスタン撤退は厭世が募って事だが、妥協すらの余地すらなく火種はそれでも燻っている。
TPDとの直接的な関連性は無いもの、エンタメ界の自粛論の要綱が911テロ事件で完成されており。不適切な言葉を弾き通常の生活を続けるは、コロナ禍でも適用される。
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