N.

nagarebosi【ナガレボシ】

アルバム「WE ARE TPD」の収録曲。クレジットは作詞:鳥海雄介・Lab.A.M/作曲:LASTorder/編曲:Naoki Itai (MUSIC FOR MUSIC)・LASTorder。今この瞬間の新生TPDを写実出来た楽曲。誰かと比べての等身大ではなく、彼女達が確かに生きてるこの瞬間の今日もが見えるのは大切な記録。ドキュメントタッチのMVも、輪郭の整ったアングルが存分に終始一貫繋がれて美しいの一言。望むべくは結成10周年に同じ楽曲同じテイストで、YouTubeにこっそりでも上げて貰いたいもの。



nah【NAH】

2016年にNAH(エヌエーエイチ)はメンバーを超えた期間限定広域ユニット。2021年に再結成のライブ出演もメンバー及び関係者のコロナ感染の疑いがあったので取り止めに。当時のメンバーはベイビーレイズJAPAN:高見奈央/東京パフォーマンスドール:脇あかり/Party Rockets GT:吉木悠佳。THEイナズマ戦隊をカバーしたCD「情熱の風」では若さではち切れて心地良い。またCDはインディーズ盤なのか、とあるサイトでは法外な価格となる。配信も含めてのインディーズも有りの時代ではとも。



nakama-yukie【仲間由紀恵】

TPD二期目の大出世頭。でも私は分かっていた。「SPEED PER HOUR 270km」公演で研修生も軒並み参加したステージから、えらく見られている感覚のそれは気のせいでは無く、瞳が観客席真ん中でも射抜かれる程の瞳の大きさを持っていたのが、その後思えば研修生仲間由紀恵であったから。その輝く瞳の担保そのままに、キャリア早くから役者に転向したのは英断。そのキャリアとして朝ドラ・大河の良役主役級は軒並みで、役者転向がスロースターターだった篠原涼子よりは出演作が数多で視聴者の好印象を残している。

これはと言う作品は「テンペスト」かと。舞台スタートからBSNHK・地上波総集編・地上波・映画に迄駆け上がったのは、他ならぬ仲間由紀恵の役者力でしょう。展開は物語そのまま追うと有り得ないファンタジーになるも、それに生きているリアリティーを与えるのが役者としての才能かと。

そして2022年の朝ドラ「ちむどんどん」では出身でもある沖縄の4人の子等の苦労する母親を演じる。朝ドラの評判は早々からマイナス方向に向くも、このシナリオの台詞に何故血肉を授けるのが、もうベテランの域に。若くから1発で役になり切れる役者もいるが、仲間由紀恵の様に数万の言葉を連ねる事で体得する役者もいるので、その根気強さも得難い才能の一つ。

そう輝ける人材がいるのに、それをTPDの歴史では一切無かったかの様にされるTPD二期目は如何なものと言わざる得ない。



nakamura-ryouji【中村龍史】

中村龍史は先代TPDの初期から携わり、構成・振付・演出果ては、楽曲のリクエスト迄を解散迄に寄り添う。プロデューサー・総合監督・総合責任者の何れも当てはまるが、一番しっくり来るのは恩師の先生かと。新生TPDでは合流しなかったものの、叶ったのならばその高度な要求を是非ぶつけて欲しかった。

尚中村龍史は2020年に逝去しており、筆者的には昼間に帰ってはつい見てしまう、出演された「やすらぎの刻~道」の最終回迄見届けた事が何より。新生TPDの最終公演で「やすらぎ体操」してくれたらは、そんな茶目っ気のセンスは是非出して欲しいものも叶わず。



nakata-yasutaka【中田ヤスタカ】

Perfume・きゃりーぱみゅぱみゅ等々のプロデューサー。Perfumeがこうも大ブレイクしたのは音楽面での中田ヤスタカの柔軟さが大きい。自身がクラブDJでもある事から、ただ大音響を延々流すのでは無く踊れるボイシングを体で感じている事で、確実な音の抜き差しからパフォーマーの創造性を極限迄牽引している。どこで音に乗り切れるかの、ステージとオーディエンスの認識の一致はかなり重要である。

音響面での無二は、テレビスピーカーでは電子音が華やかな印象があるが進化は確かで、iPodで聞くと空間系の定位が抜群にボーカルに被らない生真面目さを伺える。電子音アーティストにありがちな波形原音主義者では無く、寄せても良いトラックに空間系を存分使うセンスは、音響サイドなら今後大きく参考にすべき。



neteiru-jikan【寝ている時間】

配信関係はほぼ19時以降に多い多過ぎる。告知で、配信ライブ見れるかな、インスタライブ見れるかな、と一瞬喜ぶも、筆者は朝の仕事なので19時以降は完全に寝ている時間。ネットの世界でも、完全に9-17時のサラリーマン社会を反映するのもどうなのかがただ有り。全てにおいて縁が無いのは宿命なのかと。



nhk-haiku【NHK俳句】

NHKEテレの俳句の帯番組。櫻井紗季は第4週の準レギュラーとして変則的出演。いさきの俳句の傾向は色彩を強く放ちたい言葉選びで、そのセンスが評価され採点ランキングを駆け上がり中。



nine-stars【NINE STARS】

2017年4月にオフィシャルファンクラブが「NINE STARS」として立ち上げられる。2013年デビューにしては発足が遅きも感じられる。会員制コンテンツは勿論、強みはチケット先行発売も、地方応援者としては無縁なのでただ縁遠く。



nikime-tpd【二期目TPD】

先代TPDが自然消滅の形で告知が無いままに、1996年に二期目TPDが新始動する。メンバーは先代末期に昇格したリーダーの新井雅以外は、ライブメンバー或いは研修生の岡田美幸/荘埜理恵/鈴木明子/鈴木桃子/高野モニカ/徳永愛/長橋真希子/仲間由紀恵/渡辺まほろ。今や都市伝説レベルの仲間由紀恵のTPD在籍は、とある噂系の雑誌でフライヤーがカラー1ページに掲載された事から、漸く事実認定される。何故情報が心許ないかは、TPDの活動はBSのアイドル番組に移行し且つぴあ系の情報雑誌にも中々登場しないので、二期目TPDお披露目公演はグループの原点である原宿RUIDO「NEW MEMBER SHOW CASE」が見落とされた感がかなりある。そしてこの公演を持って程なくかTPDの二期目も終了する。因みにこの時代のインターネットはただ広い大海なので、手を伸ばして船に乗る術は全くと言って無し。



nogizaka46【乃木坂46】

2012年からsonyのレーベルで活動開始し、今でこそ揺るぎないもののAKB48とのライバルがどうので、不遇の時代から現在は突き抜ける。グループ全体の突出よりメンバーのアイコン化が浸透した事で上手く帰属した成功事例。音楽面ではよりナチュナルな構成で、70年代アイドルのオーケストラ伴奏有りきのテイストによって、歌詞の粒子がより明文化される。いや音楽的な変遷あるだろうも、1stシングル「ぐるぐるカーテン」と最近の曲によるセットリストが組まれても何ら差異は発生しない。ここが非常大きくEDMサウンドに帰属するグループが少なく無い中、いざ原点に戻った時との音圧の差が有り過ぎて、ファンが減る傾向である為、終始一貫を見習うべきかもしれない。但しカップリングは冒険した曲が多く、コンサートにいざ差し込むとリフレッシュされる効果も有り、ライブ至高派の評価をより多く貰うべきかと思う。20年代間も無くからの初期メンバー卒業も、この楽曲にはこのメンバーの声が必要との極端にフェーダーを上げていない為、音楽面では何ら問題は無い筈。

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